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公開番号
2025115158
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009534
出願日
2024-01-25
発明の名称
電子機器
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05K
7/14 20060101AFI20250730BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】導電性部材に接触することなく使用される固定ねじを備える電子機器において、固定ねじからの静電気放電を抑制する。
【解決手段】電子機器は、非導電性の外装部材12と、外装部材12に対して内部側に配置された非導電性の内部部材14と、外装部材12の外側表面で外部に露出し、外装部材12を内部部材14に対して第1の方向に固定する導電性の固定部材24と、固定部材24に対して第1の方向に弾性接触する導電性の弾性部材30と、弾性部材30と電気的に接続し、固定部材24を弾性部材30を介して除電する除電部材18とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
非導電性の外装部材と、
前記外装部材に対して内部側に配置された非導電性の内部部材と、
前記外装部材の外側表面で外部に露出し、前記外装部材を前記内部部材に対して第1の方向に固定する導電性の固定部材と、
前記固定部材に対して前記第1の方向に弾性接触する導電性の弾性部材と、
前記弾性部材と電気的に接続し、前記固定部材を前記弾性部材を介して除電する除電部材と、を有する、電子機器。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記固定部材が、外部に露出する頭部と前記頭部から前記第1の方向に延在するおねじ部とを備える固定ねじであって、
前記外装部材が、前記第1の方向に貫通し、前記固定ねじの前記おねじ部が通過する通し穴を備え、
前記内部部材が、前記固定ねじの前記おねじ部に係合するめねじ穴を備える、請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記弾性部材が、前記外装部材の前記通し穴に進入して前記固定ねじの前記頭部に対して前記第1の方向に接触する、請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記弾性部材が、前記固定ねじに対して前記頭部に一端が前記第1の方向に接触する接触端部と、前記接触端部の他端から前記第1の方向と交差する第2の方向に延在するカンチレバー部と、前記カンチレバー部を片持ち支持して前記除電部材と接触するベース部とを含んでいる、請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記内部部材の前記めねじ穴が貫通穴状であって、
前記弾性部材が、前記めねじ穴又は別の貫通穴に進入して前記固定ねじの前記おねじ部の先端に対して前記第1の方向に弾性接触する、請求項2に記載の電子機器。
【請求項6】
前記除電部材が、前記内部部材を支持する金属製のフレームである、請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記フレームが、回路基板を支持し、
前記回路基板のグランド電位部分が、前記フレームに電気的に接続されている、請求項6に記載の電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子機器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、電子機器において、固定ねじ(固定部材)を介する静電気放電に対して様々な対策がなされている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-243855号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、導電性材料から作製された固定ねじが、非導電性材料、例えば樹脂材料から作製された複数の部材を互いに固定するために使用されることがある。すなわち、導電性材料、例えば金属材料から作製された導電性部材に固定ねじが接触していない場合がある。この場合、静電気を貯えた物体、例えば人の指が固定ねじに触れると、その固定ねじがその近くの導電性部材に対して静電気放電する可能性がある。例えば、固定ねじ近傍に回路基板などの電子部品が存在する場合、電子部品が固定ねじからの静電気放電によって損傷する可能性がある。
【0005】
そこで、本開示は、導電性部材に接触することなく使用される固定部材を備える電子機器において、固定部材からの静電気放電を抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の課題を解決するために、本開示の一態様によれば、
非導電性の外装部材と、
前記外装部材に対して内部側に配置された非導電性の内部部材と、
前記外装部材の外側表面で外部に露出し、前記外装部材を前記内部部材に対して第1の方向に固定する導電性の固定部材と、
前記固定部材に対して前記第1の方向に弾性接触する導電性の弾性部材と、
前記弾性部材と電気的に接続し、前記固定部材を前記弾性部材を介して除電する除電部材と、を有する、電子機器が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、導電性部材に接触することなく使用される固定部材を備える電子機器において、固定部材からの静電気放電を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施の形態に係る電子機器の斜視図
電子機器の一部分の分解斜視図
図1に示すA-A線に沿った電子機器の一部分の部分断面図
固定ねじが取り付けられる前の外装部材の通し穴周辺を示す斜視図
固定ねじが取り付けられる前の外装部材の通し穴周辺を示す正面図
弾性部材の外装部材への取り付けを示す斜視図
別の実施の形態に係る電子機器の一部分の部分断面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
【0010】
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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