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公開番号
2025115270
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009734
出願日
2024-01-25
発明の名称
最適化装置および最適化方法
出願人
株式会社FUJI
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H05K
13/04 20060101AFI20250730BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】ヘッドの移動経路の最適化のために更なる改善が求められている。
【解決手段】複数のフィーダによって部品が供給される複数の供給位置と、前記部品毎に決められた基板上の複数の実装位置と、を含む複数の対象位置へ移動して、複数の前記供給位置から取り上げた複数の前記部品の夫々を対応する前記実装位置へ実装するヘッドの移動経路を最適化する最適化装置は、前記基板へ実装される複数の前記部品の種類を取得する情報取得部と、前記対象位置間の距離と、前記種類に応じて設定された前記ヘッドの移動速度に対する制限とに基づいて、前記ヘッドの総移動時間が最短となる前記移動経路を決定する移動経路決定部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のフィーダによって部品が供給される複数の供給位置と、前記部品毎に決められた基板上の複数の実装位置と、を含む複数の対象位置へ移動して、複数の前記供給位置から取り上げた複数の前記部品の夫々を対応する前記実装位置へ実装するヘッドの移動経路を最適化する最適化装置であって、
前記基板へ実装される複数の前記部品の種類を取得する情報取得部と、
前記対象位置間の距離と、前記種類に応じて設定された前記ヘッドの移動速度に対する制限とに基づいて、前記ヘッドの総移動時間が最短となる前記移動経路を決定する移動経路決定部と、を備える最適化装置。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記移動経路決定部は、前記対象位置間の前記ヘッドの移動毎に、前記ヘッドが当該移動中に保持する複数の前記部品が夫々に対応する前記制限のうち最も厳しい制限を適用して、当該移動に要する移動時間を算出する、請求項1に記載の最適化装置。
【請求項3】
前記対象位置間の前記ヘッドの移動時間が前記制限毎に予め記述された移動時間テーブルを記憶する記憶部をさらに備え、
前記移動経路決定部は、前記移動時間テーブルを参照して前記移動経路を決定する、請求項1に記載の最適化装置。
【請求項4】
前記情報取得部は、前記部品の種類を示す情報として、重さ、サイズ、形状のうちの少なくとも一つの情報を取得する、請求項1に記載の最適化装置。
【請求項5】
前記移動経路決定部は、前記ヘッドが複数の前記供給位置から前記部品を取り上げる際の前記部品間の取り上げ順序と、前記ヘッドが複数の前記実装位置へ前記部品を実装する際の前記部品間の実装順序とが異なることを許容して前記移動経路を決定する、請求項1に記載の最適化装置。
【請求項6】
複数のフィーダによって部品が供給される複数の供給位置と、前記部品毎に決められた基板上の複数の実装位置と、を含む複数の対象位置へ移動して、複数の前記供給位置から取り上げた複数の前記部品の夫々を対応する前記実装位置へ実装するヘッドの移動経路を最適化する最適化方法であって、
前記基板へ実装される複数の前記部品の種類を取得する情報取得工程と、
前記対象位置間の距離と、前記種類に応じて設定された前記ヘッドの移動速度に対する制限とに基づいて、前記ヘッドの総移動時間が最短となる前記移動経路を決定する移動経路決定工程と、を備える最適化方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、複数の部品の夫々を対応する実装位置へ実装するヘッドの移動経路を最適化する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電子部品実装機におけるマウンタヘッドの総移動距離若しくは総移動時間を最適化する電子部品実装最適化方法が開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、電子部品の装着順序を最適化する最適化装置において、ヘッド速度を考慮して合計装着時間を計算することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-209681号公報
特開2007-221176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ヘッドは、複数のノズルの夫々で部品を吸着した状態で移動することができる。ここで、部品は、その種類に応じて重量やサイズ等が異なることがあり、慣性モーメントが大きかったり小さかったりする。そのため、部品が落下しないようにヘッドが移動するには、部品に応じた移動速度に対する制限を遵守する必要がある。従来からヘッドの移動を効率化するための提案がなされているが、部品に応じたヘッドの移動速度に対する制限が考慮に入れられていなかったため、算出された装着順序等が最適なものとならないことがあり、効率化が十分とは言えなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、複数のフィーダによって部品が供給される複数の供給位置と、前記部品毎に決められた基板上の複数の実装位置と、を含む複数の対象位置へ移動して、複数の前記供給位置から取り上げた複数の前記部品の夫々を対応する前記実装位置へ実装するヘッドの移動経路を最適化する最適化装置を開示する。前記最適化装置は、前記基板へ実装される複数の前記部品の種類を取得する情報取得部と、前記対象位置間の距離と、前記種類に応じて設定された前記ヘッドの移動速度に対する制限とに基づいて、前記ヘッドの総移動時間が最短となる前記移動経路を決定する移動経路決定部と、を備える。
【0007】
前記構成によれば、前記対象位置間の距離と、前記種類に応じて設定された前記ヘッドの移動速度に対する制限とに基づいて、前記ヘッドの総移動時間が最短となる前記移動経路が決定される。そのため、従来よりも前記ヘッドの移動を効率化して、製品の生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例にかかるシステムを簡易的に示す図。
管理コンピュータおよび部品実装機の一部構成を簡易的に示すブロック図。
部品実装機を上方からの視点により簡易的に示す図。
部品実装機の制御処理を示すフローチャート。
部品データベースの一例を示す図。
移動時間テーブルの一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。
【0010】
本明細書に開示する最適化装置では、前記移動経路決定部は、前記対象位置間の前記ヘッドの移動毎に、前記ヘッドが当該移動中に保持する複数の前記部品が夫々に対応する前記制限のうち最も厳しい制限を適用して、当該移動に要する移動時間を算出するとしてもよい。
前記構成によれば、前記移動経路決定部は、前記ヘッドが移動中に保持する各部品が落下しないことを担保しつつ、前記ヘッドの総移動時間が最短となる移動経路を決定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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