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公開番号2025115579
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010103
出願日2024-01-26
発明の名称台車用レール構造
出願人株式会社タカミヤ
代理人個人,個人
主分類A01G 9/14 20060101AFI20250731BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】レールの高さ位置を調整するための作業を、レール台とレールの両方ではなく、レールだけを持ち上げることにより、容易に行えるようになる台車用レール構造を提供する。
【解決手段】レール設置面(地面6)に置かれるレール台(第1レール台4)と、このレール台の上に載置され、台車の車輪が載せられることにより台車が走行可能となるレール3と、を含んで構成される。レール台とレールとの間に、レール台に対するレールの高さ位置を調整するための高さ位置調整部材15が挿入されている。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
レール設置面に置かれるレール台と、このレール台の上に載置され、台車の車輪が載せられることにより前記台車が走行可能となるレールと、を含んで構成される台車用レール構造において、
前記レール台と前記レールとの間に、前記レール台に対する前記レールの高さ位置を調整するための高さ位置調整部材が挿入されていることを特徴とする台車用レール構造。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の台車用レール構造において、前記レール台と前記レールは結合部材で連結され、
前記高さ位置調整部材は前記結合部材に係合されて前記レール台と前記レールとの間に挿入されていることを特徴とする台車用レール構造。
【請求項3】
請求項2に記載の台車用レール構造において、
前記結合部材は、上下方向を長さ方向とする棒状部材であることを特徴とする台車用レール構造。
【請求項4】
請求項3に記載の台車用レール構造において、
前記棒状部材は、前記レール台と前記レールのうち、一方に設けられた孔から挿入されて他方に設けられた雌ねじ孔にねじ込まれているボルトであることを特徴とする台車用レール構造。
【請求項5】
請求項3に記載の台車用レール構造において、
前記高さ位置調整部材は、上下方向が厚さ方向となっている板状部材であり、この板状部材は、前記棒状部材を挿入係合するための切り込み部が外部に向かって開口して形成されたものになっていることを特徴とする台車用レール構造。
【請求項6】
請求項5に記載の台車用レール構造において、
前記レール台と前記レールとの間に挿入される前記板状部材の枚数は、変更可能となっており、
複数枚の前記板状部材が上下方向に重ね合わせられて前記レール台と前記レールとの間に挿入可能となっていることを特徴とする台車用レール構造。
【請求項7】
請求項6に記載の台車用レール構造において、
上下方向に重ね合わせられる複数枚の前記板状部材のなかには、他の板状部材よりも厚さ寸法が大きくなっている板状部材が存在していることを特徴とする台車用レール構造。
【請求項8】
請求項1に記載の台車用レール構造において、
前記レール台は、間隔をあけて平行に敷設される2本の前記レールに共通のものとなっており、それぞれの前記レールごとに、前記高さ位置調整部材が前記レール台と前記レールとの間に挿入可能となっていることを特徴とする台車用レール構造。
【請求項9】
請求項1に記載の台車用レール構造において、
前記レール台は、間隔をあけて平行に敷設される2本の前記レールのそれぞれに個別に設けられるものであり、前記個別のレール台の少なくとも一方と前記レールとの間に前記高さ調整部材が挿入可能となっていることを特徴とする台車用レール構造。
【請求項10】
請求項1に記載の台車用レール構造において、
前記レール台は第1レール台であり、
前記レールは、前記第1レール台から前記レールの長さ方向に離れて前記レール設置面に置かれた第2レール台の上にも載置され、
前記第2レール台と前記レールは、前記第2レール台に対する前記レールの高さ位置を調整可能とする高さ位置調整機能付き連結部材により連結されていることを特徴とする台車用レール構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば農業用ビニールハウスや植物工場等において台車を走行可能とするための台車用レール構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、農業用ビニールハウスの中で収穫物を収穫台車に載せて運ぶ場合、収穫台車を規定の経路に沿って走行させるために台車用レール構造を使用することがある。従来のこの種の台車用レール構造としては、例えば特許文献1および特許文献2に記載されているものがある。
これらの文献に記載されている台車用レール構造は、レール設置面に置かれたレール台と、このレール台の上に載置されたレールとを備えている。この台車用レール構造において、左右一対のレールを使用し、これらのレールの上にそれぞれ収穫台車の車輪を載せることで収穫台車が走行可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6216846号公報
特開2018-64498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1や特許文献2に示されている台車用レール構造では、レール設置面が、凹凸のある不陸面となっている場合には、レールの高さ位置を調整するために、レール設置面とレール台との間にスペーサを介設することにより、レール全体の長さをとおしてレールの高さ位置を揃える作業を行う。
これによると、レール台とレールを持ち上げてスペーサをレール台の下に挿入する作業を行うことになり、多くの手間と時間がかかる。
【0005】
本発明の目的は、レールの高さ位置を調整するための作業を、レール台とレールの両方ではなく、レールだけを持ち上げることにより、容易に行えるようになる台車用レール構造を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために本発明に係る台車用レール構造は、レール設置面に置かれるレール台と、このレール台の上に載置され、台車の車輪が載せられることにより前記台車が走行可能となるレールと、を含んで構成される台車用レール構造において、前記レール台と前記レールとの間に、前記レール台に対する前記レールの高さ位置を調整するための高さ位置調整部材が挿入されているものである。
前記レール台は、間隔をあけて平行に敷設される2本の前記レールに共通となっているものでもよく、あるいは、前記レール台は、間隔をあけて平行に敷設される2本の前記レールのそれぞれに個別に設けられるものでもよい。
前者の場合には、それぞれの前記レールごとに、前記高さ位置調整部材が前記レール台と前記レールとの間に挿入されていてもよく、あるいは、一方の前記レールだけに前記高さ位置調整部材が前記レール台との間に挿入されていてもよく、あるいは、前記高さ位置調整部材が2本の前記レールに対して一括して前記レール台との間に挿入されていてもよい。
また、後者の場合には、前記高さ位置調整部材が、2本の前記レールのうち、一方の前記レールと前記レール台との間に挿入されていて、他方の前記レールと前記レール台との間には挿入されなくてもよく、あるいは、前記高さ位置調整部材が、両方の前記レールと前記レール台との間に挿入されてもよい。
【0007】
本発明は、前記台車用レール構造において、前記レール台と前記レールは結合部材で連結され、前記高さ位置調整部材は前記結合部材に係合されて前記レール台と前記レールとの間に挿入されていてもよい。
【0008】
本発明は、前記台車用レール構造において、前記結合部材は、上下方向を長さ方向とする棒状部材であってもよい。
【0009】
本発明は、前記台車用レール構造において、前記棒状部材は、前記レール台と前記レールのうち、一方に設けられた孔から挿入されて他方に設けられた雌ねじ孔にねじ込まれているボルトであってもよい。
【0010】
本発明は、前記台車用レール構造において、前記高さ位置調整部材は、上下方向が厚さ方向となっている板状部材であり、この板状部材は、前記棒状部材を挿入係合するための切り込み部が外部に向かって開口して形成されたものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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