TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025116071
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025087056,2022521865
出願日
2025-05-26,2021-05-07
発明の名称
電磁波遮蔽用積層シート
出願人
パナソニックホールディングス株式会社
,
国立大学法人東海国立大学機構
,
日本ゼオン株式会社
,
国立大学法人山形大学
代理人
弁理士法人北斗特許事務所
主分類
H05K
9/00 20060101AFI20250731BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】本開示は、軽量でありながら、電磁波の透過と反射とを抑制できる電磁波遮蔽用積層シートを提供する。
【解決手段】電磁波遮蔽用積層シート(1)は、マトリクスとマトリクス中に分散するカーボンナノチューブとを有し、かさ密度が997kg/m
3
以下である電磁波吸収層10と、電磁波吸収層10に重なる金属層30とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
マトリクスと前記マトリクス中に分散するカーボンナノチューブとを有し、かさ密度が997kg/m
3
以下である電磁波吸収層と、
前記電磁波吸収層に重なる金属層と、を含む、
電磁波遮蔽用積層シート。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記マトリクスは、水溶性高分子を含有する、
請求項1に記載の電磁波遮蔽用積層シート。
【請求項3】
前記電磁波吸収層と前記金属層との間に、絶縁層を更に含む、
請求項1又は2に記載の電磁波遮蔽用積層シート。
【請求項4】
前記絶縁層の比誘電率は、前記電磁波吸収層の比誘電率よりも低い、
請求項3に記載の電磁波遮蔽用積層シート。
【請求項5】
前記電磁波吸収層は、多孔質である、
請求項1から4のいずれか一項に記載の電磁波遮蔽用積層シート。
【請求項6】
前記電磁波吸収層は、前記カーボンナノチューブと、水溶性高分子と、を含有する水分散液を凍結乾燥することで形成された凍結乾燥体である、
請求項1から5のいずれか一項に記載の電磁波遮蔽用積層シート。
【請求項7】
前記マトリクスは、熱硬化性樹脂の硬化物を更に含有する、
請求項1から5のいずれか一項に記載の電磁波遮蔽用積層シート。
【請求項8】
前記電磁波吸収層は、前記カーボンナノチューブと、水溶性高分子と、前記熱硬化性樹脂と、を含有する水分散液を凍結乾燥することで形成された凍結乾燥体中の前記熱硬化性樹脂を硬化させて形成されている、
請求項7に記載の電磁波遮蔽用積層シート。
【請求項9】
前記電磁波吸収層は、前記カーボンナノチューブと、水溶性高分子と、を含有する水分散液を凍結乾燥することで形成された凍結乾燥体に前記熱硬化性樹脂を含浸させ、前記熱硬化性樹脂を硬化させて形成されている、
請求項7に記載の電磁波遮蔽用積層シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電磁波遮蔽用積層シートに関し、詳細には電磁波を遮蔽する用途に好ましく適用される電磁波遮蔽用積層シートに関する。
続きを表示(約 940 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、誘電体からなる第1層、導電性を有する第2層、誘電体からなる第3層、および導電性を有する第4層が、この順で積層された積層構造を有する電磁波吸収体であって、第2層のシート抵抗は100Ω/□以上300Ω/□以下であって、第4層は電磁波の反射体である電磁波吸収体が、開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-102665号公報
【発明の概要】
【0004】
本開示の課題は、軽量でありながら、電磁波の透過と反射とを抑制できる電磁波遮蔽用積層シートを提供することである。
【0005】
本開示の一態様に係る電磁波遮蔽用積層シートは、マトリクスと前記マトリクス中に分散するカーボンナノチューブとを有し、かさ密度が997kg/m
3
以下である電磁波吸収層と、前記電磁波吸収層に重なる金属層と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、本開示の一実施形態に係る電磁波遮蔽用積層シートの概略の断面図である。
図2は、実施例2における電磁波吸収層を走査型電子顕微鏡を用いて撮影した画像である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
発明者が本開示を完成するに至った経緯の概略を説明する。
【0008】
電子機器を用いた情報通信において、航空分野、宇宙分野及び地上で使用される電子機器を搭載するキャリア等の軽量化は、燃費削減の観点から必須の課題となっている。
【0009】
上記用途において、電子機器から発生する電磁波を遮蔽することは、ノイズによる電子機器の誤作動の防止、電子機器間の電磁波を利用した通信の際の電磁波の進路の制御などのために重要であり、場合によっては電磁波の透過だけでなく電磁波の反射も抑制する必要がある。
【0010】
しかし、軽量でありながら、電磁波の透過と反射とを共に高いレベルで抑制できる実用的な材料は、未だ提供されていない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社コロナ
電気機器
1か月前
株式会社遠藤照明
照明装置
1か月前
日本精機株式会社
回路基板
2か月前
日本精機株式会社
駆動装置
2か月前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
三菱電機株式会社
電子機器
3か月前
個人
節電材料
2日前
株式会社プロテリアル
シールド材
2か月前
メクテック株式会社
配線基板
1か月前
マクセル株式会社
配列用マスク
24日前
イビデン株式会社
プリント配線板
2か月前
個人
電子機器収納ユニット
2か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
トキコーポレーション株式会社
照明器具
1か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
12日前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
メクテック株式会社
配線モジュール
1か月前
カシン工業株式会社
PTC発熱装置
9日前
メクテック株式会社
伸縮性配線基板
1か月前
新電元工業株式会社
充電装置
1か月前
日産自動車株式会社
電子機器
16日前
株式会社電気印刷研究所
金属画像形成方法
1か月前
株式会社電気印刷研究所
金属画像形成方法
1か月前
TDK株式会社
配線基板
1か月前
株式会社タクミ精工
除電ブラシ
2か月前
昭栄化学工業株式会社
焼成型導電性ペースト
1か月前
マクセルイズミ株式会社
加熱ユニット
1か月前
信越ポリマー株式会社
配線基板
2か月前
富士電子工業株式会社
高周波焼入装置
4日前
新光電気工業株式会社
配線基板
2か月前
東芝ライテック株式会社
照明装置
23日前
ホシザキ株式会社
LED駆動装置
1か月前
東芝ライテック株式会社
照明装置
23日前
株式会社デンソー
電子装置
5日前
ダイニック株式会社
面状発熱体および水性塗料
3か月前
株式会社デンソー
電子機器
1日前
続きを見る
他の特許を見る