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公開番号
2025116573
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024011069
出願日
2024-01-29
発明の名称
照明制御システム
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H05B
47/155 20200101AFI20250801BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】所定値以上の交流電圧を印加した場合に透明状態から有色状態に変化する調光部を、車室を囲む領域の一部に用いた際に、交流電圧の印加により瞬間的に透明になるタイミングにおいても、プライバシーが侵害されるリスクを低減する。
【解決手段】照明制御システム10は、車室を囲む領域の所定部位に配置され印加電圧に応じて光透過率が変化する調光ガラス2に、交流電圧を印加する調光ガラスインバータ12と、調光ガラスインバータ12の制御と連動して、車室内の照明4を駆動制御する照明制御ユニット14と、を備える。調光ガラス2は、印加電圧の絶対値が第1閾値以上である場合に有色状態となり、印加電圧の絶対値が第1閾値未満である場合に透明状態となり、照明制御ユニット14は、印加電圧の絶対値が第1閾値未満であるタイミングにおいて、照明4をオフ状態とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車室を囲む領域の所定部位に配置され印加電圧に応じて光透過率が変化する調光部に、交流電圧を印加する調光制御部と、
前記調光制御部の制御と連動して、車室内の照明を駆動制御する照明制御部と、を備え、
前記調光部は、前記印加電圧の絶対値が第1閾値以上である場合に有色状態となり、前記印加電圧の絶対値が前記第1閾値未満である場合に透明状態となり、
前記照明制御部は、前記印加電圧の絶対値が前記第1閾値未満であるタイミングにおいて、前記照明をオフ状態とする、照明制御システム。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記調光制御部は、前記調光部を制御するための交流電圧波形の情報を、前記照明制御部に送り、
前記照明制御部は、前記交流電圧波形の情報に基づいて、前記照明のオンオフ状態を切り替える、
請求項1に記載の照明制御システム。
【請求項3】
前記照明制御部は、前記交流電圧波形の情報に基づいて、PWM制御により、前記照明のオンオフ状態を切り替え、
前記PWM制御に用いるPWM波形の周波数は、前記交流電圧波形の周波数の2倍である、
請求項2に記載の照明制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明制御システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
車室内に適切なプライベート空間を形成するため、操作を自動化する、又は必要な操作を減らすことのできる車両用の照明制御システムが知られている。このようなシステムは、例えば交流電圧を与えることで無色透明から有色へ変化させる調光フィルムを貼り付けた調光ガラスを用いている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-031808号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
交流電圧を印加することで無色透明から有色へと変化する調光ガラスを車両のガラスに適用する場合、調光フィルムに印加する交流電圧の電圧が減少し、瞬間的に調光ガラスが透明になるタイミングが発生する可能性がある。このようなタイミングにおいては車室内のプライバシーが侵害されるおそれがある。例えば、第三者がスローモーションカメラのような高性能なカメラを用いて、車室内を撮影することにより、調光ガラスの内部が撮影されるリスクがある。
【0005】
本発明は、プライバシー侵害のリスクを低減し得る照明制御システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る照明制御システムは、下記を特徴としている。
車室を囲む領域の所定部位に配置され印加電圧に応じて光透過率が変化する調光部に、交流電圧を印加する調光制御部と、
前記調光制御部の制御と連動して、車室内の照明を駆動制御する照明制御部と、を備え、
前記調光部は、前記印加電圧の絶対値が第1閾値以上である場合に有色状態となり、前記印加電圧の絶対値が前記第1閾値未満である場合に透明状態となり、
前記照明制御部は、前記印加電圧の絶対値が前記第1閾値未満であるタイミングにおいて、前記照明をオフ状態とする、照明制御システム。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、プライバシー侵害のリスクを低減し得る。
【0008】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る照明制御システムの回路構成図である。
図2は、照明制御システムが実行する調光及び照明制御の手順を示すフローチャートである。
図3は、調光ガラスの駆動電圧及び照明のPWM制御波形のタイミングチャートである。
図4Aは、実施形態に係る照明制御システムを搭載した車両であって、調光ガラスが有色状態における車両の概念図である。
図4Bは、実施形態に係る照明制御システムを搭載した車両であって、調光ガラスが透明状態であって、かつ照明がオフの状態における車両の概念図である。
図5は、実施形態に係る照明制御システムを搭載していない従来の車両であって、調光ガラスが透明状態であって、かつ照明がオンの状態における車両の概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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