TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025116575
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024011073
出願日2024-01-29
発明の名称処理装置、携帯端末、処理方法、及びプログラム。
出願人NECプラットフォームズ株式会社
代理人個人,個人
主分類G08B 21/24 20060101AFI20250801BHJP(信号)
要約【課題】釣り銭の取り忘れの可能性を減らすことができる処理装置、携帯端末、処理方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】処理装置は、セルフレジにおいて商品の会計を行う第1の音と、前記セルフレジにおいて釣り銭の発生を示す第2の音とを検出し、かつ前記第2の音の音量を検出する音検出部と、前記音検出部が前記第1の音及び前記第2の音を検出した後に前記第2の音を再度検出したとき、前記音検出部が前回検出した前記第2の音の第1の音量と、前記音検出部が今回検出した前記第2の音の第2の音量とを比較する比較部と、前記第2の音量が前記第1の音量よりも小さい場合、警報を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
セルフレジにおいて商品の会計を行う第1の音と、前記セルフレジにおいて釣り銭の発生を示す第2の音とを検出し、かつ前記第2の音の音量を検出する音検出部と、
前記音検出部が前記第1の音及び前記第2の音を検出した後に前記第2の音を再度検出したとき、前記音検出部が前回検出した前記第2の音の第1の音量と、前記音検出部が今回検出した前記第2の音の第2の音量とを比較する比較部と、
前記第2の音量が前記第1の音量よりも小さい場合、警報を出力する出力部と、
を備える、
処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記音検出部は、前記第2の音を繰り返し検出し、
前記比較部は、予め設定された時間において前記第1の音量と前記第2の音量とを繰り返し比較する、
請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
前記時間において前記第2の音量が前記第1の音量よりも小さい状態が継続した後、前記出力部は前記警報を出力する、
請求項2に記載の処理装置。
【請求項4】
前記時間が経過する前に前記音検出部が前記第2の音の検出を停止した場合、前記出力部は前記警報の出力を中止する、
請求項3に記載の処理装置。
【請求項5】
前記出力部は、前記警報を示す情報を表示する表示部を備える、
請求項1又は請求項2に記載の処理装置。
【請求項6】
前記出力部は、前記警報を示す音を出力するスピーカーを備える、
請求項1又は請求項2に記載の処理装置。
【請求項7】
前記出力部は、前記警報を示す振動を出力するモーターを備える、
請求項1又は請求項2に記載の処理装置。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載の処理装置を備える携帯端末。
【請求項9】
音検出部が、セルフレジにおいて商品の会計を行う第1の音と、前記セルフレジにおいて釣り銭の発生を示す第2の音とを検出し、かつ前記第2の音の音量を検出するステップと、
前記音検出部が前記第1の音及び前記第2の音を検出した後に前記第2の音を再度検出したとき、前記音検出部が前回検出した前記第2の音の第1の音量と、前記音検出部が今回検出した前記第2の音の第2の音量とを比較部が比較するステップと、
前記第2の音量が前記第1の音量よりも小さい場合、出力部が警報を出力するステップと、
を備える、
処理方法。
【請求項10】
セルフレジにおいて商品の会計を行う第1の音と、前記セルフレジにおいて釣り銭の発生を示す第2の音とを検出し、かつ前記第2の音の音量を検出するステップと、
前記第1の音及び前記第2の音を検出した後に前記第2の音を再度検出したとき、前回検出した前記第2の音の第1の音量と、今回検出した前記第2の音の第2の音量とを比較するステップと、
前記第2の音量が前記第1の音量よりも小さい場合、警報を出力するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、処理装置、携帯端末、処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
セルフレジ(自動精算機)が設置された店舗において、顧客はセルフレジを使用することにより会計を行うことができる。釣り銭がある場合、セルフレジは音を発生する、又はメッセージなどを表示することにより、釣り銭があることを顧客に通知する。顧客が音又はメッセージなどに気が付かなった場合、顧客が釣り銭を取り忘れる可能性がある。
【0003】
例えば、特許文献1には、顧客による釣り銭の取り忘れを防止する機能を持つ装置が記載されている。その装置は、顧客の視線を検出し、その視線が釣り銭の排出口に向いていない場合には釣り銭があることを示す情報を表示する。また、その装置は、釣り銭が排出口から取り除かれたか否かを検出し、釣り銭が取り除かれていない場合には警報音を出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-212459号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された装置は、その装置の近傍にいる顧客に対して釣り銭の受け取りを促すことができる。しかしながら、顧客が情報の表示又は警報音の出力に気が付かずにその装置から離れた場合、その装置は釣り銭があることを顧客に気付かせることができない。
【0006】
本開示の目的は、上述の課題を解決する処理装置、携帯端末、処理方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る処理装置は、セルフレジにおいて商品の会計を行う第1の音と、前記セルフレジにおいて釣り銭の発生を示す第2の音とを検出し、かつ前記第2の音の音量を検出する音検出部と、前記音検出部が前記第1の音及び前記第2の音を検出した後に前記第2の音を再度検出したとき、前記音検出部が前回検出した前記第2の音の第1の音量と、前記音検出部が今回検出した前記第2の音の第2の音量とを比較する比較部と、前記第2の音量が前記第1の音量よりも小さい場合、警報を出力する出力部と、を備える。
【0008】
本開示の一態様に係る処理方法は、音検出部が、セルフレジにおいて商品の会計を行う第1の音と、前記セルフレジにおいて釣り銭の発生を示す第2の音とを検出し、かつ前記第2の音の音量を検出するステップと、前記音検出部が前記第1の音及び前記第2の音を検出した後に前記第2の音を再度検出したとき、前記音検出部が前回検出した前記第2の音の第1の音量と、前記音検出部が今回検出した前記第2の音の第2の音量とを比較部が比較するステップと、前記第2の音量が前記第1の音量よりも小さい場合、出力部が警報を出力するステップと、を備える。
【0009】
本開示の一態様に係るプログラムは、セルフレジにおいて商品の会計を行う第1の音と、前記セルフレジにおいて釣り銭の発生を示す第2の音とを検出し、かつ前記第2の音の音量を検出するステップと、前記第1の音及び前記第2の音を検出した後に前記第2の音を再度検出したとき、前回検出した前記第2の音の第1の音量と、今回検出した前記第2の音の第2の音量とを比較するステップと、前記第2の音量が前記第1の音量よりも小さい場合、警報を出力するステップと、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
上記一態様によれば、釣り銭の取り忘れの可能性を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本精機株式会社
路面投影装置
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
5日前
ニッタン株式会社
発信機
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
2か月前
ニッタン株式会社
発信機
3日前
ニッタン株式会社
発信機
1か月前
個人
防犯に特化したアプリケーション
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
2か月前
TOA株式会社
拡声放送システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
4日前
東京都公立大学法人
液滴検出装置
1か月前
個人
逆走・正走車両検出システム
3か月前
個人
乗り物の移動を支援する方法及び装置
25日前
日本信号株式会社
情報提供システム
3か月前
日本信号株式会社
情報提供システム
1か月前
日本信号株式会社
信号情報システム
1か月前
株式会社アジラ
データ転送システム
1か月前
アズビル株式会社
建物管理システム
2か月前
株式会社JVCケンウッド
警報装置
1か月前
ホーチキ株式会社
異常報知設備
2か月前
ホーチキ株式会社
異常報知設備
2か月前
個人
現示内容に関する情報放送機能付き信号機
13日前
株式会社JVCケンウッド
情報処理装置
2か月前
個人
磁気・光学誘導路線による車両の運行制御
3か月前
トヨタ自動車株式会社
回避動作判別装置
1か月前
日本信号株式会社
交通信号制御システム
1か月前
ホーチキ株式会社
非常通報システム
2か月前
ホーチキ株式会社
火災検出システム
1か月前
株式会社豊田自動織機
制御システム
1か月前
株式会社フィットネスワン
見守りシステム
2か月前
本田技研工業株式会社
運転評価装置
10日前
本田技研工業株式会社
情報提供装置
4日前
本田技研工業株式会社
情報提供装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
配車システム
3か月前
トヨタ自動車株式会社
障害物検知装置
1か月前
本田技研工業株式会社
保険料算出装置
10日前
続きを見る