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公開番号
2025118974
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2025084571,2024100051
出願日
2025-05-21,2020-06-30
発明の名称
火災感知器
出願人
ニッタン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G08B
17/10 20060101AFI20250805BHJP(信号)
要約
【課題】外観を損ねることなく火災感知器の種別を識別できるようにする。
【解決手段】火災検出時に点灯又は点滅する作動表示灯を備えている火災感知器において、前記火災感知器の種別識別のための形状パターンを、前記作動表示灯の表示部となる透光性部材の表面に配設し、前記形状パターンを火災感知器の外観と同一系統の色で形成するようにした。さらに、前記火災感知器の筐体の中央部に検知部が設けられており、前記形状パターンは、前記筐体の前記検知部を挟んで対向する位置にそれぞれ形成されているようにする。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
火災検出時に点灯又は点滅する作動表示灯を備えている火災感知器であって、
前記火災感知器の種別識別のための形状パターンを、前記作動表示灯の表示部となる透光性部材の表面に配設し、
前記形状パターンを火災感知器の外観と同一系統の色で形成したことを特徴とする火災感知器。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記火災感知器の筐体の中央部に検知部が設けられており、
前記形状パターンは、前記筐体の前記検知部を挟んで対向する位置にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1に記載の火災感知器。
【請求項3】
前記火災感知器の筐体の中央部に検知部が設けられており、
前記筐体には、前記筐体の表面に立設された複数の脚部を有し前記検知部を覆うプロテクタ部が設けられ、
前記形状パターンは、前記複数の脚部の間に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の火災感知器。
【請求項4】
前記火災感知器の筐体の中央部に検知部が設けられており、
前記形状パターンは、前記検知部の外側に設けられている前記透光性部材の表面に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の火災感知器。
【請求項5】
前記筐体には、前記筐体の表面に立設された脚部を有し前記検知部を覆うプロテクタ部が設けられ、
前記形状パターンは、前記脚部の延長上を含む前記検知部の外側に設けられている前記透光性部材の表面に配設されていることを特徴とする請求項4に記載の火災感知器。
【請求項6】
前記透光性部材のサイズは、前記形状パターンのサイズよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の火災感知器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、火災時の熱や煙等の異常を検知する火災感知器に関し、特に熱感知器や煙感知器の種別を識別できるようにしたい場合に適用して有効な技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
火災感知器には、サーミスタのような熱感知素子を使用した熱感知器、火災に伴い発生する煙を検知する光電素子を備えた煙感知器、炎から発する赤外線を検知する赤外線センサを備えた赤外線感知器などの種々の形式のものが提供されている。さらに、同一形式の火災感知器で基本構造は同じであっても、感度が異なるものや防水型とそうでないものなど種類が異なるものがある。そのため、建造物への火災感知器の設置に際しては、火災感知器の種別を確認した上で設置することが必要となる。
そこで、従来は火災感知器の筐体の表面に種別識別用のシールを貼付したり、特許文献1に記載されている発明のように、防虫網の色彩を変えて識別できるようにしたりしている。また、火災感知器は、非発報状態では目立たないように、筐体(ケース)として白色を基調としたものが多い。
【0003】
一方、火災感知器は火災検出時又は点検などで作動確認の際に点灯又は点滅する作動表示灯を備えており、その作動表示灯は、例えば天井面に設置された状態で、視認性が良好となることが要求される。
また、火災感知器のうちサーミスタを使用した火災感知器は、一般に、ドーム型の筐体の中央に熱感知素子としてのサーミスタを配設し、サーミスタが下向きとなるように、筐体を建造物の天井面に取り付けて火災の発生を検出するように構成されている。そして、火災感知器本体(筐体)の一部に窓部を設け、その窓を通して作動表示灯の発光表示が視認できるように構成されている(例えば特許文献2)。また、砲弾型のLED(発光ダイオード)の頭部を火災感知器本体の表面に直接露出させるように構成されているものもある(例えば特許文献3の図9)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平02-123690号公報
特開平11-175860号公報
特開平08-180273号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のように火災感知器の筐体に、筐体の色合いを考慮していない種別識別用のシールを貼付したり防虫網の色彩を変えたりすると、それらは筐体の表面とは色が異なるため、天井面等に設置した際に目立ってしまい外観を損ねる(外観の調和を乱す)という課題がある。
また、火災感知器が設置される天井面は白色又は白系色であることが多いため、白色を基調とした火災感知器を設置することで火災感知器を目立たなくすることができる。しかし、従来の火災感知器の多くはサーミスタとして黒色のものを使用することが多いとともに、サーミスタは、筐体の中央に下向きとなるように配設され、これを保護するようにプロテクタが設けられるとともに、熱気流をとらえやすくするため、プロテクタにはサーミスタを中心にして放射状のフィンが設けられている。そのため、従来の火災感知器は、火災感知器本体は目立たなくても、黒色のサーミスタが目立ってしまい、火災感知器が周囲の色と調和しないという課題がある。
【0006】
本発明は上記のような課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、外観を損ねることなく火災感知器の種別を識別できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため本発明は、
火災検出時に点灯又は点滅する作動表示灯を備えている火災感知器であって、
前記火災感知器の種別識別のための形状パターンを、前記作動表示灯の表示部となる透光性部材の表面に配設し、
前記形状パターンを火災感知器の外観と同一系統の色で形成したものである。
【0008】
上記のように構成された火災感知器によれば、作動表示灯を備えている火災感知器において、火災感知器に種別を環境的な違和感を与えることなく表示することが可能となる。
【0009】
ここで、望ましくは、前記火災感知器の筐体の中央部に検知部が設けられており、
前記形状パターンは、前記筐体の前記検知部を挟んで対向する位置にそれぞれ形成されているように構成する。
【0010】
かかる構成によれば、火災感知器の種別識別のための形状パターンが複数設けられることになり、形状パターンを確認しやすくなる上、バランスが良い。
(【0011】以降は省略されています)
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