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公開番号
2025119669
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024014578
出願日
2024-02-02
発明の名称
プロテクタおよびワイヤハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20250807BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】複数の電線の保持力を向上することができるプロテクタおよびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】プロテクタ1は、軸線方向Xに沿って延在する複数の電線Wを支持するベース側底壁11を有したベース10と、ベース側底壁11と対向するカバー側底壁21を有し、カバー側底壁21が複数の電線Wの外形に沿って弾性変形した状態で当該カバー側底壁21とベース側底壁11との間に複数の電線Wを挟むカバー20と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
軸線方向に沿って延在する複数の電線を支持するベース側底壁を有したベースと、
前記ベース側底壁と対向するカバー側底壁を有し、前記カバー側底壁が前記複数の電線の外形に沿って弾性変形した状態で当該カバー側底壁と前記ベース側底壁との間に前記複数の電線を挟むカバーと、
を備えた、プロテクタ。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記ベースには、前記軸線方向に沿って互いに間隔をあけて複数の前記カバーが設けられる、
請求項1に記載のプロテクタ。
【請求項3】
前記ベースは、前記ベース側底壁の前記軸線方向と交差する幅方向の両端部に設けられる一対のベース側側壁を有し、
前記一対のベース側側壁のうち少なくとも一方には、前記複数の電線のうち前記軸線方向に沿って延在する幹線部から分岐する枝線部が挿通される開口部が設けられる、
請求項1または2に記載のプロテクタ。
【請求項4】
前記カバーは、前記カバー側底壁の前記幅方向の両端部に設けられる一対のカバー側側壁と、前記一対のカバー側側壁の先端部に設けられ前記カバー側底壁が前記弾性変形した状態で前記一対のベース側側壁と係止される一対の係止部と、を有する、
請求項3に記載のプロテクタ。
【請求項5】
前記ベース側底壁および前記カバー側底壁のうち少なくとも一方は、前記軸線方向と交差する幅方向に沿って延在し、かつ前記軸線方向に沿って互いに間隔をあけて設けられ、前記複数の電線と当接する複数のビードを含んで構成される、
請求項1または2に記載のプロテクタ。
【請求項6】
軸線方向に沿って延在する複数の電線と、
前記複数の電線を保持するプロテクタと、を備え、
前記プロテクタは、
前記複数の電線を支持するベース側底壁を有したベースと、
前記ベース側底壁と対向するカバー側底壁を有し、前記カバー側底壁が前記複数の電線の外形に沿って弾性変形した状態で当該カバー側底壁と前記ベース側底壁との間に前記複数の電線を挟むカバーと、
を備えた、ワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロテクタおよびワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のワイヤハーネスのプロテクタに関する技術として、例えば、特許文献1には、軸線方向に沿って延在する複数の電線を支持するベース側底壁を有したベースと、ベース側底壁と対向するカバー側底壁を有し、当該カバー側底壁とベース側底壁との間に複数の電線を収容するカバーと、を備えたプロテクタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-114401号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載のプロテクタでは、例えば、複数の電線の保持力向上の点で更なる改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、複数の電線の保持力を向上することができるプロテクタおよびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るプロテクタは、軸線方向に沿って延在する複数の電線を支持するベース側底壁を有したベースと、前記ベース側底壁と対向するカバー側底壁を有し、前記カバー側底壁が前記複数の電線の外形に沿って弾性変形した状態で当該カバー側底壁と前記ベース側底壁との間に前記複数の電線を挟むカバーと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るプロテクタおよびワイヤハーネスでは、カバー側底壁が複数の電線の外形に沿って弾性変形した状態で当該カバー側底壁とベース側底壁との間に複数の電線を挟むことで、当該複数の電線を保持することができる。この結果、プロテクタおよびワイヤハーネスは、複数の電線の保持力を向上することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るプロテクタが適用されるワイヤハーネスの例示的な斜視図である。
図2は、実施形態に係るプロテクタの例示的な分解斜視図である。
図3は、実施形態に係るプロテクタの例示的な分解斜視図であって、図2とは異なる角度から見た図である。
図4は、実施形態に係るプロテクタの例示的な斜視図であって、カバーが取り外された状態の図である。
図5は、実施形態に係るプロテクタの例示的な斜視図であって、カバーが取り付けられた状態の図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係るプロテクタ1が適用されるワイヤハーネスWHの斜視図である。図1に示される本実施形態のプロテクタ1は、自動車等の車両に配索されるワイヤハーネスWHに組み込まれるものである。ここで、ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各機器間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の電線Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の電線Wを各機器に接続するようにしたものである。本実施形態のワイヤハーネスWHは、導電性を有する複数の電線Wと、複数の電線Wを保持するプロテクタ1と、を備えている。なお、ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、グロメットや、電気接続箱、固定具など種々の構成部品を含んで構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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