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公開番号
2025119735
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024014697
出願日
2024-02-02
発明の名称
燃料供給システム及び燃料供給方法
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
弁理士法人平田国際特許事務所
主分類
G08G
1/123 20060101AFI20250807BHJP(信号)
要約
【課題】水素ガス等の気体を燃料とする車両等の走行体が燃料不足により最寄りの燃料供給施設まで自走できない場合でも、走行体への気体燃料の供給が可能な燃料供給システム及び燃料供給方法を提供する。
【解決手段】燃料供給システム1は、気体燃料の供給施設3を含む所定の供給可能領域30内を無人で移動して燃料供給対象の走行体2に気体燃料を供給することが可能な移動供給体4と、管理サーバ5とを備える。管理サーバ5は、走行体2の位置が供給可能領域30外であり、かつ走行体2が残燃料によって供給施設3まで走行不能である場合、走行体2が供給可能領域30に向かって移動することを促す催促情報を送信すると共に、移動供給体4を走行体2に近づくように移動させる移動指示を出す。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
気体燃料の供給施設を含む所定の供給可能領域内を無人で移動して燃料供給対象の走行体に気体燃料を供給することが可能な移動供給体と、
前記走行体の位置が前記供給可能領域外であり、かつ前記走行体が残燃料によって前記供給施設まで走行不能である場合、前記走行体が前記供給可能領域に向かって移動することを促す催促情報を送信すると共に、前記移動供給体を前記走行体に近づくように移動させる移動指示を出す制御装置と、
を備えた燃料供給システム。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、前記走行体の位置が前記供給可能領域外であり、かつ前記走行体が残燃料によって前記供給施設まで走行不能である場合、前記走行体の位置情報及び前記供給可能領域の周辺の地図情報に基づいて、前記走行体が前記供給可能領域に向かうための推奨ルートを提示する、
請求項1に記載の燃料供給システム。
【請求項3】
前記制御装置は、前記移動指示を出した後、前記走行体の位置の情報を随時取得し、前記走行体の位置に向かって前記移動供給体を移動させる、
請求項1に記載の燃料供給システム。
【請求項4】
前記制御装置は、前記走行体が残燃料によって前記供給可能領域まで走行不能である場合、前記走行体の位置に近い前記供給可能領域の周縁部に待機位置を設定し、前記待機位置に向かって前記移動供給体を移動させると共に、前記待機位置で気体燃料の供給を受けることが可能であることを前記走行体のユーザに通知する、
請求項1に記載の燃料供給システム。
【請求項5】
前記移動供給体は、前記気体燃料を貯蔵した交換用の燃料タンクを保持して飛行する空中移動体である、
請求項1乃至4の何れか1項に記載の燃料供給システム。
【請求項6】
気体燃料の供給施設を含む所定の供給可能領域内を無人で移動する移動供給体によって燃料供給対象の走行体に気体燃料を供給する燃料供給方法であって、
前記走行体の位置が前記供給可能領域外であり、かつ前記走行体が残燃料によって前記供給施設まで走行不能である場合、前記走行体が前記供給可能領域に向かって移動することを促す催促情報を送信すると共に、前記移動供給体を前記走行体に近づくように移動させ、前記移動供給体によって気体燃料を供給する、
燃料供給方法。
【請求項7】
前記走行体が残燃料によって前記供給可能領域まで走行不能である場合、前記走行体の位置に近い前記供給可能領域の周縁部に待機位置を設定し、前記待機位置に向かって前記移動供給体を移動させると共に、前記待機位置で気体燃料の供給を受けることが可能であることを前記走行体のユーザに通知する、
請求項6に記載の燃料供給方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料供給システム及び燃料供給方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、インフラが少なく、かつ、その各インフラが小規模である燃料供給環境であっても、利用者が安心して自動車を運転することができる燃料供給所割当てシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された燃料供給所割当てシステムは、車両から受信した車両情報及び供給所から受信した供給所情報に基づいて、水素ガスの供給が必要な車両に対して必要な貯蔵量の水素ガスを保有する水素ステーション(供給所)を割り当て、一つの車両に割り当てられた水素ステーションの数(例えば、1)が所定の閾値(例えば、2)以下である場合は、燃料警告メッセージを車両に送信するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-146862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の燃料供給所割当てシステムを用いた場合でも、ユーザが燃料警告メッセージを無視して走行し続けたり、警告を認識していながら走行し続けて供給のタイミングが遅れると、何れかの水素ステーションに到達する前に燃料切れを起こし、走行不能となるおそれがある。
【0006】
そこで、本発明は、水素ガス等の気体を燃料とする車両等の走行体が燃料不足により最寄りの燃料供給施設まで自走できない場合でも、走行体への気体燃料の供給が可能な燃料供給システム及び燃料供給方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記の目的を達成するため、気体燃料の供給施設を含む所定の供給可能領域内を無人で移動して燃料供給対象の走行体に気体燃料を供給することが可能な移動供給体と、前記走行体の位置が前記供給可能領域外であり、かつ前記走行体が残燃料によって前記供給施設まで走行不能である場合、前記走行体が前記供給可能領域に向かって移動することを促す催促情報を送信すると共に、前記移動供給体を前記走行体に近づくように移動させる移動指示を出す制御装置と、を備えた燃料供給システムを提供する。
【0008】
また、本発明は、上記の目的を達成するため、気体燃料の供給施設を含む所定の供給可能領域内を無人で移動する移動供給体によって燃料供給対象の走行体に気体燃料を供給する燃料供給方法であって、前記走行体の位置が前記供給可能領域外であり、かつ前記走行体が残燃料によって前記供給施設まで走行不能である場合、前記走行体が前記供給可能領域に向かって移動することを促す催促情報を送信すると共に、前記移動供給体を前記走行体に近づくように移動させ、前記移動供給体によって気体燃料を供給する、燃料供給方法を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、水素ガス等の気体を燃料とする走行体が燃料不足により最寄りの供給施設まで自走できない場合でも、走行体への燃料の供給が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態に係る燃料供給システムの一例を示す概略構成図である。
(a)乃至(d)は、燃料供給システムを構成する燃料の供給施設を中心とする供給可能領域の一例を示す説明図である。
移動供給体の構成例を示す斜視図である。
走行体における燃料管理に関する機能の構成例を示すブロック図である。
燃料供給システムの管理サーバの機能の構成例を示すブロック図である。
管理サーバの制御部が1台の走行体に関して実行する処理の主要な手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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