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公開番号
2025120811
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015917
出願日
2024-02-05
発明の名称
分電盤アタッチメント
出願人
河村電器産業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02B
1/40 20060101AFI20250808BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】 分電盤を小型化しても分電盤周囲に壁面の開口部が露出せず、加えて分電盤内に発生する壁面の余分な開口部を閉塞できる分電盤アタッチメントを提供する。
【解決手段】 板状を成して分電盤10と壁面Wとの間に配置されて、分電盤10に配線を引き込む為に壁面Wに形成された開口部Mを塞ぐ大きさを有し、開口部Mから引き出された配線を分電盤10に挿通する配線口2を備えると共に、周辺部を一定量切断するための第1切り取り溝3aを備え、取り付ける分電盤10の寸法或いは開口部Mの寸法に応じて、第1切り取り溝3aを使用して余分な周辺部の切り取りが可能である。配線口2の拡張を容易とする第2切り取り溝3bが、配線口2の端部から所定の拡張方向に形成されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
板状を成して分電盤と壁面との間に配置されて、分電盤に配線を引き込む為に壁面に形成された開口部を塞ぐ大きさを有し、
前記開口部から引き出された配線を前記分電盤に挿通する配線口を備えると共に、周辺部を一定量切断するための第1切り取り溝を備え、
取り付ける前記分電盤の寸法或いは前記開口部の寸法に応じて、前記第1切り取り溝を使用して余分な周辺部の切り取りが可能であることを特徴とする分電盤アタッチメント。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記配線口の拡張を容易とする第2切り取り溝が、前記配線口の端部から所定の拡張方向に形成されており、
前記第2切り取り溝に沿って切り取ることで、前記配線口の拡張が可能であることを特徴とする請求項1記載の分電盤アタッチメント。
【請求項3】
前記第1切り取り溝は平行に配置された複数の溝を有し、切り取る溝の選択により外寸を複数段階に変更できることを特徴とする請求項1記載の分電盤アタッチメント。
【請求項4】
前記第2切り取り溝は平行に配置された複数の溝を有し、切り取る溝を選択することで、前記配線口の大きさを複数段階に変更できることを特徴とする請求項2記載の分電盤アタッチメント。
【請求項5】
分電盤を壁面にネジ止めするためのネジの挿通を可能とする薄肉部を有し、
当該薄肉部は、横方向に帯状に直線形成されると共に、前記分電盤の上下のネジ止め部の配置間隔に合わせて、上下2箇所に配置形成されて成ることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の分電盤アタッチメント。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は分電盤に関し、詳しくは分電盤をリニューアルする際に分電盤と壁の間に配置される分電盤アタッチメントに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
住宅に設置される分電盤は、内部機器に接続される電線が分電盤ハウジングの背面側から引き込まれるため、設置される壁には配線導入のための開口部が形成されている。
そのため、分電盤をリニューアル(交換)する場合は、壁面の開口部が露出しないように、それまで設置されていた分電盤と同程度かそれより大きいハウジングのものを設置するのが一般的であった。
【0003】
ところが、分岐ブレーカ等の分電盤に組み込まれる機器は小型化が進んでおり、交換前と同程度のサイズのハウジングを使用した場合、分電盤内に開きスペースが発生して壁面の開口部が分電盤内で露出する状態が発生した。このような開口部の存在は、分電盤内に虫や塵が侵入し易く漏電等の不具合の原因になるため、塞ぐ工夫が成された。
例えば、特許文献1では、プレート状の専用の被覆部材を用いてハウジングの配線口の使用しない部分を塞ぐことで、露出する開口部をなくすようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-158395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1の技術は、被覆部材により分電盤内の配線口の一部を閉塞できた。しかしながら、この技術は分電盤ハウジング自体の小型化に対しては有効ではなかった。内部機器の小型化に合わせて分電盤ハウジングを小型化した場合に、分電盤の周囲に壁面の開口部の一部が露出してしまう場合が発生したが、このような問題には対応できなかった。
【0006】
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、分電盤を小型化しても分電盤周囲に壁面の開口部が露出することがなく、加えて分電盤内に発生する壁面の余分な開口部を閉塞できる分電盤アタッチメントを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する為に、本発明に係る分電盤アタッチメントは、板状を成して分電盤と壁面との間に配置されて、分電盤に配線を引き込む為に壁面に形成された開口部を塞ぐ大きさを有し、開口部から引き出された配線を分電盤に挿通する配線口を備えると共に、周辺部を一定量切断するための第1切り取り溝を備え、取り付ける分電盤の寸法或いは開口部の寸法に応じて、第1切り取り溝を使用して余分な周辺部の切り取りが可能であることを特徴とする。
この構成によれば、分電盤と壁面との間に、壁面の開口部より広い大きさの分電盤アタッチメントが配置されるため、取り付ける分電盤より壁面の開口部が大きくても、分電盤アタッチメントにより露出する部位を隠すことができる。よって、リニューアルする分電盤を交換前の分電盤より小型にしても、開口部の露出を防止できる。また、分電盤アタッチメントは、開口部に対して充分大きい場合は、第1切り取り溝を使用して周辺部を切り取って小さくできるため、開口部の寸法に合わせて複数種類用意する必要がない。
【0008】
本発明の別の態様は、上記構成において、配線口の拡張を容易とする第2切り取り溝が、配線口の端部から所定の拡張方向に形成されており、第2切り取り溝に沿って切り取ることで、配線口の拡張が可能であることを特徴とする。
この構成によれば、第2切り取り溝に沿って切り取ることで配線口を容易に拡張できるため、当初より形成されている配線口は最小限の大きさで良く、壁面の開口部が大きくても余分な隙間が分電盤の背部に発生するのを防止できる。
【0009】
本発明の別の態様は、上記構成において、第1切り取り溝は平行に配置された複数の溝を有し、切り取る溝の選択により外寸を複数段階に変更できることを特徴とする。
この構成によれば、分電盤アタッチメントの外寸を複数段階で変更できるため、開口部と分電盤の双方の寸法を鑑みて好ましい大きさにすることが可能である。
【0010】
本発明の別の態様は、上記構成において、第2切り取り溝は平行に配置された複数の溝を有し、切り取る溝を選択することで、配線口の大きさを複数段階に変更できることを特徴とする。
この構成によれば、配線口の大きさを複数段階で変更できるため、無駄に大きくならないよう拡張でき、開口部の露出を最小限にできる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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