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公開番号2025121503
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024016925
出願日2024-02-07
発明の名称撮像装置及び撮像装置の駆動方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 25/70 20230101AFI20250813BHJP(電気通信技術)
要約【課題】高速動作が可能な撮像装置を提供すること。
【解決手段】第1モードにおいて、アナログデジタル変換部は、第1出力線及び第2出力線からの画素信号をアナログデジタル変換して第1画素データ及び第2画素データをそれぞれ生成し、第1メモリは、前記第1画素データを格納し、第2メモリは、前記第2画素データを格納し、走査回路は、前記第1メモリから前記第1画素データを出力させ、前記第2メモリから前記第2画素データを出力させる。第2モードにおいて、前記アナログデジタル変換部は、前記第1出力線及び第2出力線からの画素信号をアナログデジタル変換して第3画素データ及び第4画素データをそれぞれ生成し、前記第1メモリは、前記第3画素データ及び前記第4画素データを格納し、前記走査回路は、前記第1メモリから前記第3画素データ及び前記第4画素データを出力させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
各々が画素信号を出力する複数の画素と、
対応する画素が各々に接続された第1出力線及び第2出力線と、
前記画素信号をアナログデジタル変換して画素データを生成するアナログデジタル変換部と、
前記画素データを各々が保持する第1メモリ及び第2メモリと、
前記第1メモリ及び前記第2メモリから前記画素データを出力させる走査を行う走査回路と
を有し、
第1モードにおいて、
前記アナログデジタル変換部は、前記第1出力線からの画素信号をアナログデジタル変換して第1画素データを生成し、前記第2出力線からの画素信号をアナログデジタル変換して第2画素データを生成し、
前記第1メモリは、前記第1画素データを格納し、
前記第2メモリは、前記第2画素データを格納し、
前記走査回路は、前記第1メモリから前記第1画素データを出力させ、前記第2メモリから前記第2画素データを出力させ、
第2モードにおいて、
前記アナログデジタル変換部は、前記第1出力線からの画素信号をアナログデジタル変換して第3画素データを生成し、前記第2出力線からの画素信号をアナログデジタル変換して第4画素データを生成し、
前記第1メモリは、前記第3画素データ及び前記第4画素データを格納し、
前記走査回路は、前記第1メモリから前記第3画素データ及び前記第4画素データを出力させる
ことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1メモリはkビット(kは2以上の整数)の記憶容量を有し、
前記第1画素データ及び前記第2画素データはmビット(mは2以上、k以下の整数)のデジタルデータであり、
前記第3画素データ及び前記第4画素データはnビット(nは1以上、m/2以下の整数)のデジタルデータである
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1メモリは、iビット(iは2以上の整数)の記憶容量を有する第1メモリ領域と、jビット(jは2以上の整数)の記憶容量を有する第2メモリ領域と、を有し、
前記第1画素データは、光電変換により生じた電荷に基づいて生成された第1光データとリセット状態の画素から出力された信号に基づいて生成された第1ノイズデータとを含み、
前記第3画素データは、光電変換により生じた電荷に基づいて生成された第3光データを含み、
前記第4画素データは、光電変換により生じた電荷に基づいて生成された第4光データを含み、
前記第1モードにおいて、第1メモリ領域はpビット(pは2以上、i以下の整数)の前記第1光データを格納し、第2メモリ領域はqビット(qは1以上、j以下の整数)の前記第1ノイズデータを格納し、
前記第2モードにおいて、第1メモリ領域及び第2メモリ領域はrビット(rは1以上、p/2以下、q以下の整数)の前記第3光データ及び前記第4光データを格納する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第2モードにおいて、前記第2メモリは、固定値のダミーデータを格納する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第3画素データ及び前記第4画素データの各々は1ビットのデジタルデータである
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記アナログデジタル変換部は、比較器とカウンタとを含み、
前記比較器は、前記第1出力線又は前記第2出力線の電位と参照信号の電位とを比較し、
前記カウンタは、前記比較器の出力信号が変化した時間に応じた信号を前記第1メモリ又は前記第2メモリに出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記アナログデジタル変換部は、パイプライン型のアナログデジタル変換回路を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記複数の画素は、複数の列をなすように配されており、
前記第1出力線は、前記複数の列のうちの1つの列の画素に接続されており、
前記第2出力線は、前記複数の列のうちの他の1つの列の画素に接続されている
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記アナログデジタル変換部は、各々がアナログデジタル変換の機能を有する複数の処理回路を有し、
前記複数の処理回路は、前記複数の列にそれぞれ対応するように配されている
ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記アナログデジタル変換部は、各々がアナログデジタル変換の機能を有する複数の処理回路を有し、
前記複数の処理回路のうちの1つが、前記複数の列のうちの2以上に対応するように配されている
ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、撮像装置及び撮像装置の駆動方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、フレーム読出速度及び階調の細かさを、用途又は状況に応じて適切に選択することができる撮像装置が提案されている。この撮像装置は、入射光量をアナログ電気信号に変換する複数の画素と、画素からのアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換回路(ADC)と、ADCによる変換後のデジタル信号を出力線へ出力させる出力制御回路とを備えている。ADCは、変換後のデジタル信号のビット数を少なくとも2つの所定ビット数の間で切り替え可能に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-333316号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように出力するデジタル信号のビット数を切り替え可能な撮像装置において、更なる動作の高速化が求められる場合がある。
【0005】
本発明は、高速動作が可能な撮像装置及び撮像装置の駆動方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書の一開示によれば、各々が画素信号を出力する複数の画素と、対応する画素が各々に接続された第1出力線及び第2出力線と、前記画素信号をアナログデジタル変換して画素データを生成するアナログデジタル変換部と、前記画素データを各々が保持する第1メモリ及び第2メモリと、前記第1メモリ及び前記第2メモリから前記画素データを出力させる走査を行う走査回路とを有し、第1モードにおいて、前記アナログデジタル変換部は、前記第1出力線からの画素信号をアナログデジタル変換して第1画素データを生成し、前記第2出力線からの画素信号をアナログデジタル変換して第2画素データを生成し、前記第1メモリは、前記第1画素データを格納し、前記第2メモリは、前記第2画素データを格納し、前記走査回路は、前記第1メモリから前記第1画素データを出力させ、前記第2メモリから前記第2画素データを出力させ、第2モードにおいて、前記アナログデジタル変換部は、前記第1出力線からの画素信号をアナログデジタル変換して第3画素データを生成し、前記第2出力線からの画素信号をアナログデジタル変換して第4画素データを生成し、前記第1メモリは、前記第3画素データ及び前記第4画素データを格納し、前記走査回路は、前記第1メモリから前記第3画素データ及び前記第4画素データを出力させることを特徴とする撮像装置が提供される。
【0007】
本明細書の一開示によれば、各々が画素信号を出力する複数の画素と、対応する画素が各々に接続された第1出力線及び第2出力線と、前記画素信号をアナログデジタル変換することにより生成された画素データを各々が保持する第1メモリ及び第2メモリと、を有する撮像装置の駆動方法であって、第1モードにおいて、前記第1出力線からの画素信号をアナログデジタル変換して第1画素データを生成して前記第1メモリに格納し、前記第2出力線からの画素信号をアナログデジタル変換して第2画素データを生成して前記第2メモリに格納するステップと、前記第1メモリから前記第1画素データを出力し、前記第2メモリから前記第2画素データを出力するステップと、を有し、第2モードにおいて、前記第1出力線からの画素信号をアナログデジタル変換して第3画素データを生成して前記第1メモリに格納し、前記第2出力線からの画素信号をアナログデジタル変換して第4画素データを生成して前記第1メモリに格納するステップと、前記第1メモリから前記第3画素データ及び前記第4画素データを出力するステップと、を有することを特徴とする撮像装置の駆動方法が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、高速動作が可能な撮像装置及び撮像装置の駆動方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る撮像装置の全体構成を模式的に示すブロック図である。
第1実施形態に係る撮像装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。
第1実施形態に係る信号処理回路の等価回路の一例を示す回路図である。
第1実施形態に係るSメモリ群への画素データの格納例を示す模式図である。
第1実施形態に係る撮像装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。
第1実施形態に係るSメモリ群の書き込み部の構成例を示す回路図である。
第1実施形態に係るSメモリ群の読み出し部の構成例を示す回路図である。
第1実施形態に係るSメモリ群の読み出し部の動作の一例を示すタイミングチャートである。
第2実施形態に係る撮像装置の全体構成を模式的に示すブロック図である。
第2実施形態に係る信号処理回路の等価回路の一例を示す回路図である。
第2実施形態に係るSメモリ群への画素データの格納例を示す模式図である。
第2実施形態に係る撮像装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。
第3実施形態に係るSメモリ群及びNメモリ群への画素データの格納例を示す模式図である。
第3実施形態に係る撮像装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。
第4実施形態に係る撮像装置の全体構成を模式的に示すブロック図である。
第5実施形態に係る撮像装置の全体構成を模式的に示すブロック図である。
第6実施形態に係る撮像装置の全体構成を模式的に示すブロック図である。
第7実施形態に係る機器の概略構成を示すブロック図である。
第8実施形態に係る機器の概略構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。複数の図面にわたって同一の要素又は対応する要素には共通の符号が付されており、その説明は省略又は簡略化されることがある。
(【0011】以降は省略されています)

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