特許ウォッチ

公開番号2025121780
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024017480
出願日2024-02-07
発明の名称運転支援装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250813BHJP(信号)
要約【課題】オペレータへの歩行者の報知に対するオペレータの煩わしさを低減する。
【解決手段】運転支援装置10は、自動運転車両51が走行する車道に接し歩行者が通行する歩道をカメラ30により撮影して得られた動画を取得し、取得した動画内に歩行者を検知すると、動画内の、検知した歩行者を含む領域が報知条件を満たすか否かによって、検知した歩行者が動いているか止まっているかの報知の有無を変更する制御部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
自動運転車両が走行する車道に接し歩行者が通行する歩道をカメラにより撮影して得られた動画を取得し、取得した前記動画内に歩行者を検知すると、前記動画内の、検知した前記歩行者を含む領域が報知条件を満たすか否かによって、検知した前記歩行者が動いているか止まっているかの報知の有無を変更する制御部を備える運転支援装置。
続きを表示（約 490 文字）【請求項２】
前記報知条件は、前記領域の大きさが閾値以下であるという条件を含む請求項１に記載の運転支援装置。
【請求項３】
前記報知条件は、前記領域に前記歩行者の頭が含まれるという第１条件、前記領域に前記歩行者の足が含まれるという第２条件、又は前記第１条件と前記第２条件との両方を含む請求項１に記載の運転支援装置。
【請求項４】
前記自動運転車両のオペレータの端末装置と通信する通信部を更に備え、
前記制御部は、前記領域が前記報知条件を満たすとき、前記歩行者が動いていると判定した場合には、前記通信部を介して前記端末装置に第１アイコンを表示させ、前記歩行者が止まっていると判定した場合には、前記通信部を介して前記端末装置に前記第１アイコンとは異なる第２アイコンを表示させる請求項１に記載の運転支援装置。
【請求項５】
前記制御部は、前記領域が前記報知条件を満たさないとき、前記通信部を介して前記端末装置に前記第１アイコンと前記第２アイコンとのいずれとも異なる第３アイコンを表示させる請求項４に記載の運転支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、運転支援装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、所定の交通領域を通過する予定の自動運転車両の挙動を認識し、自動運転車両以外の車両又は歩行者に対して、通行の可否及び注意喚起などの報知を行う報知システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－０５０６２９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
車内又は遠隔地のオペレータが自動運転車両の運行を支援することが考えられる。円滑な支援のためには、オペレータへの歩行者の報知を行うことが望ましい。しかし、オペレータへの歩行者の報知を状況によらず一律に行ってしまうと、オペレータにとって煩わしくなるおそれがある。
【０００５】
本開示の目的は、オペレータへの歩行者の報知に対するオペレータの煩わしさを低減することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る運転支援装置は、
自動運転車両が走行する車道に接し歩行者が通行する歩道をカメラにより撮影して得られた動画を取得し、取得した前記動画内に歩行者を検知すると、前記動画内の、検知した前記歩行者を含む領域が報知条件を満たすか否かによって、検知した前記歩行者が動いているか止まっているかの報知の有無を変更する制御部を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、オペレータへの歩行者の報知に対するオペレータの煩わしさが低減する。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の実施形態に係るシステムの構成を示す図である。
本開示の実施形態に係るシステムの使用例を表す図である。
本開示の実施形態に係る運転支援装置の構成を示すブロック図である。
本開示の実施形態に係る運転支援装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の一実施形態について、図を参照して説明する。
【００１０】
各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。本実施形態の説明において、同一又は相当する部分については、説明を適宜省略又は簡略化する。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許