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公開番号2025121790
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024017508
出願日2024-02-07
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/09 20060101AFI20250813BHJP(信号)
要約【課題】踏切の範囲内に進入した車両に対して速やかに踏切内から退出するための支援を提供する。
【解決手段】本開示の情報処理装置は、車両に搭載される情報処理装置であって、通信部と、制御部と、出力部とを備える。通信部は、走行中の道路の前方に位置する踏切の周辺に設置された路側機と通信可能に構成される。制御部は、前記情報処理装置と前記路側機との間で伝達された情報に基づいて、前記車両が前記踏切の範囲に入っていると判断されたとき、踏切から退出するように指示する運転支援情報を生成する。出力部は、前記運転支援情報を出力する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される情報処理装置であって、
走行中の道路の前方に位置する踏切の周辺に設置された路側機と通信可能に構成される通信部と、
前記情報処理装置と前記路側機との間で伝達された情報に基づいて、前記車両が前記踏切の範囲に入っていると判断されたとき、踏切から退出するように指示する運転支援情報を生成する制御部と、
前記運転支援情報を出力する出力部と
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記車両の現在位置を検出する測位部をさらに備え、前記通信部は、前記路側機から前記踏切の範囲を示す情報を取得することができ、前記制御部は、前記踏切の範囲を示す情報、および、前記現在位置に基づいて、前記車両が前記踏切の範囲に入っているか否かを判断するように構成される、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記路側機は、前記踏切の範囲を示す情報を記憶し、前記車両の現在位置を検知し、または取得し、且つ、前記踏切の範囲を示す情報および前記車両の前記現在位置に基づいて、前記車両が前記踏切の範囲に入っているか否かを判断するように構成され、前記制御部は、前記通信部を介して、前記路側機により判断された結果を取得するように構成される、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記車両の現在位置が前記踏切の範囲に入っていると判断されたとき、前記踏切から退出する車両があることを示す通知を生成し、前記通信部を介して前記通知を他の車両に送信するように構成される、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記路側機は、前記車両の現在位置が前記踏切の範囲に入っていると判断したとき、前記踏切から退出する車両があることを示す通知を生成し、該通知を他の車両に送信するように構成される、請求項3に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、踏切事故を削減することを目的として、踏切の周辺に設けられる路側機が、踏切の出口側における渋滞等の道路の交通状況を示す情報を、踏切の入口側の車両へ送信するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-171942号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のシステムは、踏切の手前にいる車両に対して情報を提供することにより、踏切への車両の進入を制御するものであった。しかし、このようなシステムは、既に踏切の範囲内に進入した車両に対して支援をすることはできなかった。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、踏切の範囲内に進入した車両に対して速やかに踏切内から退出するための支援を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、車両に搭載される情報処理装置であって、走行中の道路の前方に位置する踏切の周辺に設置された路側機と通信可能に構成される通信部と、前記情報処理装置と前記路側機との間で伝達された情報に基づいて、前記車両が前記踏切の範囲に入っていると判断されたとき、踏切から退出するように指示する運転支援情報を生成する制御部と、前記運転支援情報を出力する出力部とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、踏切の範囲に進入した車両に対して速やかに踏切内から退出するための支援を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る踏切周辺における道路交通環境の一例を示す図である。
図1に含まれるシステムの概略構成の一例を示すブロック図である。
図2の情報処理装置の制御部が行う処理の一例を示すフローチャートである。
他の一実施形態において、図2の路側機の制御部が行う処理の一例を示すフローチャートである。
他の一実施形態において、図2の情報処理装置の制御部が行う処理の一例を示すフローチャートである。
拡張されたシステムの概略構成の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態を、図面を参照して説明する。以下の説明で用いられる図は模式的なものである。図面上の寸法および比率等は現実のものとは必ずしも一致していない。
【0010】
(本開示の適用される道路交通環境)
図1は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置30(図2参照)による処理が好適に行われる道路交通環境の一例を示す。情報処理装置30は、車両10に搭載される。道路交通環境は、道路の構造ならびに道路の周辺の施設および設備を含む。図1の道路交通環境では、道路11が線路12を横切っている。道路11の線路12との交差部分は踏切13となっている。踏切13には、遮断機が設けられる。遮断機は、線路12を鉄道車両が走行する間およびその前の一定時間、踏切13の範囲内への車両10の進入を抑止する。踏切13には、さらに、鉄道車両の接近を音により知らせる警報機が設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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