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公開番号
2025124765
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2025089294,2021042150
出願日
2025-05-28,2021-03-16
発明の名称
導電性高分子組成物、及び導電性高分子膜
出願人
東ソー株式会社
代理人
主分類
C08L
65/00 20060101AFI20250819BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】全光線透過率に優れる透明電極を製造するための導電性高分子組成物であって、凝集を起こさず、保存安定性に優れる導電性高分子組成物を提供する。
【解決手段】スルホン酸基またはスルホン酸塩基を有するチオフェン誘導体の構造単位を含むポリチオフェン(A)を0.01~10重量%含み、水分散性金属(B)を0.01~0.5重量%含み、水を含むことを特徴とする、導電性高分子組成物を用いる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記一般式(1)で表される構造単位及び下記一般式(2)で表される構造単位からなる群より選ばれる少なくとも一種の構造単位を含むポリチオフェン(A)を0.01~10重量%含み、水分散性金属(B)を0.01~0.5重量%含み、水を含むことを特徴とする、導電性高分子組成物。
JPEG
2025124765000012.jpg
99
129
[上記一般式(1)及び(2)において、R
2
は、水素原子、メチル基、エチル基、炭素数3~6の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基、又はフッ素原子を表し、mは、1~10の整数を表し、nは、0又は1を表す。]
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、導電性高分子組成物、及び導電性高分子膜に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
ポリアセチレン、ポリチオフェン、ポリアニリン、ポリピロール等に代表されるπ共役系高分子に、電子受容性化合物をドーパントとしてドープした導電性高分子材料が開発され、例えば、帯電防止剤、コンデンサの固体電解質、導電性塗料、電磁波シールド、エレクトロクロミック素子、電極材料、熱電変換材料、透明導電膜、化学センサー、アクチュエータ等への応用が検討されている。これらの中でも、化学的安定性の面からポリチオフェン系導電性高分子材料が実用上有用である(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
ポリチオフェン系導電性高分子材料としては、ドーパントとなるポリスチレンスルホン酸(PSS)の水溶液中で、3,4-エチレンジオキシチオフェン(EDOT)を重合させることで得られるPEDOT:PSS水分散体溶液や、水溶性の付与とドーピング作用を兼ね備えた置換基(スルホ基、スルホネート基等)を直接又はスペーサを介してポリマー主鎖中に有する、いわゆる自己ドープ型導電性高分子があり、例えば、スルホン化ポリアニリン、PEDOT-S等が知られている(例えば、非特許文献1、2参照)。
【0004】
これらの導電性高分子の用途として透明電極への展開が検討されている(例えば、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-152667号公報
特開2008-235645号公報
特開2009-205924号公報
【非特許文献】
【0006】
Journal of American Chemical Society,112,2801-2803(1990)
Advanced Materials,Vol.23(38)4403-4408(2011)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来公知の導電性高分子と微小構造金属との混合物からなる透明電極については、全光線透過率が低いという点で課題があった。
【0008】
また、透明電極向けに開発された従来公知の導電性高分子と微小構造金属との混合物については、凝集物が生成しやすいために、操作性や保存安定性に課題があることが判明した。
【0009】
本発明は、上記の背景技術に鑑みてなされたものであり、その目的は、全光線透過率に優れる透明電極を製造するための、保存安定性に優れる導電性高分子組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、下記一般式(1)で表される構造単位及び下記一般式(2)で表される構造単位からなる群より選ばれる少なくとも一種の構造単位を含むポリチオフェン(A)を含み、水分散性金属(B)を0.01~0.5重量%含み、水を含むことを特徴とする、導電性高分子組成物が、上記の課題を解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
(【0011】以降は省略されています)
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