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公開番号
2025125244
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024021178
出願日
2024-02-15
発明の名称
車両用エンブレム
出願人
豊田合成株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60R
13/00 20060101AFI20250820BHJP(車両一般)
要約
【課題】意匠性の低下を抑制しつつ、加飾部の脱落を抑制できる車両用エンブレムを提供する。
【解決手段】発光エンブレム14は、ベース部30と、カバー部40と、樹脂材料からなる基材を含む加飾部50と、接着層60とを備える。加飾部50は、接着層60を介してカバー部40に接着される加飾部本体51と、延出部52とを有している。延出部52は、貫通孔53を有している。ベース部30には、取付部36が設けられている。取付部36は、延出部52と対向する対向部37と、貫通孔53に挿通される突出部38とを有している。突出部38は、前後方向Xにおいて貫通孔53よりも先端側に、貫通孔53の開口縁53aに当接することで貫通孔53からの突出部38の抜け止めをするねじ80の頭部81を有している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ベース部と、前記ベース部を車両の外方から覆うカバー部と、樹脂材料からなる基材を含むとともに、前記カバー部を加飾する加飾部と、前記加飾部を前記カバー部に接着するための接着層と、を備える車両用エンブレムであって、
前記加飾部は、前記接着層を介して前記カバー部に接着される加飾部本体と、前記加飾部本体から前記カバー部の外周側に向けて延出する延出部と、を有しており、
前記ベース部と前記カバー部との対向する方向を、単に対向方向とするとき、
前記延出部は、前記対向方向に貫通する貫通孔を有しており、
前記ベース部及び前記カバー部のいずれか一方には、前記延出部が取り付けられる取付部が設けられており、
前記取付部は、前記対向方向において前記延出部と対向する対向部と、前記対向部から前記対向方向に沿って突出するとともに前記貫通孔に挿通される突出部と、を有しており、
前記突出部は、前記対向方向において前記貫通孔よりも先端側に、前記貫通孔の開口縁に当接することで前記貫通孔からの前記突出部の抜け止めをする抜け止め部を有している、
車両用エンブレム。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記接着層は、前記対向方向において前記加飾部本体と、前記カバー部とに挟持されており、
前記延出部と前記対向部との間には、前記延出部が、前記突出部のうち前記対向方向における基端から前記抜け止め部までの間を前記突出部に沿って移動することを許容する隙間が形成されている、
請求項1に記載の車両用エンブレム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用エンブレムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両に取り付けられる発光エンブレムが記載されている。この発光エンブレムは、光源が実装される基板と、基板が固定されるハウジングと、光源を覆うようにハウジングに取り付けられるカバーとを備えている。
【0003】
カバーの表面には、樹脂製の基材の表面をめっき処理することにより形成されたエンブレムが設置されている。
エンブレムは、カバーよりも外周側に向けて延出するとともに、ねじ止め用の孔が形成された固定部を備えている。
【0004】
こうした発光エンブレムでは、固定部の孔を通してねじを締め込むことにより、エンブレムが発光エンブレムの取り付け対象に固定される。
また、特許文献1には、固定部を介してエンブレムを上記取り付け対象に固定することに代えて、両面テープを用いてエンブレムをカバーに固定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-117622号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、こうした発光エンブレムにおいては、固定部を介してエンブレムを上記取り付け対象に固定する場合、例えば以下の問題が生じる。すなわち、エンブレムの基材に、成形収縮によるそり等の変形が生じていると、カバーの表面ではエンブレムの浮きが発生しやすい。このため、発光エンブレムの意匠性が損なわれるおそれがある。
【0007】
また、上記取り付け対象にねじを締め込むためのボスを別途設ける必要があるため、取り付け対象の構成が複雑化するといった問題もある。
そこで、特許文献1に記載のように、固定部に代えて両面テープを用いてエンブレムをカバーに固定することが考えられる。しかしながら、この場合、発光エンブレムの意匠性を損なうことなく、エンブレムの浮きを抑制することができる一方で、経年劣化により両面テープの粘着力が弱まることによって、エンブレムがカバーから脱落しやすいといった別の問題が生じる。
【0008】
なお、こうした問題は、発光エンブレムに限定されず、エンブレム等の加飾部を備える車両用エンブレムであれば、同様に生じ得る。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するための車両用エンブレムの各態様を記載する。
[態様1]ベース部と、前記ベース部を車両の外方から覆うカバー部と、樹脂材料からなる基材を含むとともに、前記カバー部を加飾する加飾部と、前記加飾部を前記カバー部に接着するための接着層と、を備える車両用エンブレムであって、前記加飾部は、前記接着層を介して前記カバー部に接着される加飾部本体と、前記加飾部本体から前記カバー部の外周側に向けて延出する延出部と、を有しており、前記ベース部と前記カバー部との対向する方向を、単に対向方向とするとき、前記延出部は、前記対向方向に貫通する貫通孔を有しており、前記ベース部及び前記カバー部のいずれか一方には、前記延出部が取り付けられる取付部が設けられており、前記取付部は、前記対向方向において前記延出部と対向する対向部と、前記対向部から前記対向方向に沿って突出するとともに前記貫通孔に挿通される突出部と、を有しており、前記突出部は、前記対向方向において前記貫通孔よりも先端側に、前記貫通孔の開口縁に当接することで前記貫通孔からの前記突出部の抜け止めをする抜け止め部を有している、車両用エンブレム。
【0010】
上記構成によれば、加飾部本体は、接着層を介してカバー部に接着される。このため、加飾部の基材に、成形収縮によるそり等の変形が生じた場合であっても、加飾部本体の浮きが発生することを接着層によって抑制できる。これにより、上記浮きによって車両用エンブレムの意匠性が低下することが抑制される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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