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公開番号2025122979
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2024018762
出願日2024-02-09
発明の名称車両画像投影システム
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類B60R 1/29 20220101AFI20250815BHJP(車両一般)
要約【課題】通知の見落としを抑制することができる車両画像投影システムを提供する。
【解決手段】車両画像投影システム1は、乗員9の視線93を検出する視線検出部3と、車両8内の投影可能領域45に投影像46を投影するプロジェクタ4と、検出された乗員9の視線93を誘導領域10に誘導する投影像46を、乗員9の視線93を含む投影可能領域45内の投影領域450に投影させる制御部5と、を備えて概略構成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
車両の乗員の視線を検出する視線検出部と、
前記車両内の投影可能領域に投影像を投影する投影部と、
検出された前記乗員の視線を誘導領域に誘導する前記投影像を、前記乗員の視線を含む前記投影可能領域内の投影領域に投影させる制御部と、
を備えた車両画像投影システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記乗員の視線に基づいて定められた視野領域に前記誘導領域が含まれない場合、前記乗員の視線を誘導する前記投影像を前記視野領域に少なくとも一部が含まれる前記投影領域に投影させる、
請求項1に記載の車両画像投影システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記乗員の視線を前記誘導領域に誘導する第1の投影像を前記投影領域に投影した後に検出された前記乗員の視線に基づく前記視野領域に前記誘導領域の少なくとも一部が含まれない場合、前記視野領域に前記誘導領域の少なくとも一部が含まれるまで繰り返し前記第1の投影像と同じ、又は異なる第2の投影像を前記投影領域、又は前記投影領域と異なる投影領域に投影する、
請求項2に記載の車両画像投影システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記視野領域に前記誘導領域が含まれるまで繰り返し投影される前記第2の投影像を前記乗員の前方に位置するパネルを前記投影領域、又は前記異なる投影領域として行う、
請求項3に記載の車両画像投影システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記車両の車両制御装置から通知に関する通知情報を取得し、前記通知情報に基づいて前記誘導領域を定め、前記通知に関する前記投影像を投影する、
請求項4に記載の車両画像投影システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記通知情報に基づいて生体情報が異常である乗員が存在することを示す前記通知を得た場合、前記異常である乗員を含む領域を前記誘導領域と定める、
請求項5に記載の車両画像投影システム。
【請求項7】
前記投影部は、投影される柄を有する柄部、及び前記柄に投影光を照射する光源部を備え、
前記柄の前記投影光が照射される領域を切り替える、又は前記柄の面内方向の角度を変化させることにより、前記投影領域に形成される前記投影像を変化させる、
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両画像投影システム。
【請求項8】
前記光源部は、少なくとも1つの発光素子からなる光源を複数有し、
前記制御部は、前記光源部に含まれる複数の前記光源の発光状態を独立して変化させることにより、前記投影光が照射される前記柄の領域を切り替える、
請求項7に記載の車両画像投影システム。
【請求項9】
前記投影部は、前記投影光が照射された領域の前記柄を拡大して前記投影領域に投影して前記投影像を形成する投影レンズを有する投影レンズ部を有し、
前記投影レンズ部は、複数の前記投影像を複数の前記投影領域に投影し、
前記制御部は、前記光源の点灯と消灯を連続的に制御して前記投影像を切り替え、動的な前記投影像を前記投影領域に投影する、
請求項8に記載の車両画像投影システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両画像投影システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来の技術として、画像データに係る画像を投影する投影手段と、画像を投影する車両内での投影場所を決定する場所決定手段と、該場所決定手段が決定した場所に対して投影手段に画像を投影させる制御手段と、を備える画像表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この画像表示装置は、モニタを新たに設置することなく、車両周囲の撮像画像を運転者の所望の場所に表示することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-248918号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年の車両は、自動運転機能や運転支援機能などからの通知がメインモニタやサブモニタに表示される。従来の画像表示装置は、車両周囲の撮像画像を運転者の所望の場所に表示するものであって通知を表示しないので、通知の見落としを抑制することはできない。
【0006】
従って本発明の目的は、通知の見落としを抑制することができる車両画像投影システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、乗員の視線を検出する視線検出部と、車両内の投影可能領域に投影像を投影する投影部と、検出された乗員の視線を誘導領域に誘導する投影像を、乗員の視線を含む投影可能領域内の投影領域に投影させる制御部と、を備えた車両画像投影システムを提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、通知の見落としを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1(a)は、第1の実施の形態に係る車両画像投影システムの配置の一例を示す図であり、図1(b)は、投影可能領域の一例を説明するための図である。
図2(a)は、第1の実施の形態に係る車両画像投影システムの柄部の一例を示す図であり、図2(b)は、車両画像投影システムのブロック図の一例である。
図3(a)及び図3(b)は、第1の実施の形態に係る視線と視野領域の関係の一例を説明するための図であり、図3(c)は、車両における視線と視野領域の関係の一例を示す図である。
図4(a)及び図4(b)は、第1の実施の形態に係る車両画像投影システムによる視線の誘導の一例について説明するための図である。
図5(a)及び図5(b)は、第1の実施の形態に係る車両画像投影システムによる視線の誘導の一例について説明するための図である。
図6は、変形例に係る視野領域と誘導領域の設定の一例を説明するための図である。
図7は、第1の実施の形態に係る車両画像投影システムの動作の一例を示すフローチャートである。
図8は、第2の実施の形態に係る車両画像投影システムのブロック図の一例である。
図9(a)は、第3の実施の形態に係る車両画像投影システムが搭載された車両を上方から見た一例を示す図であり、図9(b)は、車両画像投影システムのブロック図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る車両画像投影システムは、乗員の視線を検出する視線検出部と、車両内の投影可能領域に投影像を投影する投影部と、検出された乗員の視線を誘導領域に誘導する投影像を、乗員の視線を含む投影可能領域内の投影領域に投影させる制御部と、を備えて概略構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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