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公開番号2025124271
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2024020207
出願日2024-02-14
発明の名称風力発電用ブレード用接着シート及びその巻回体並びに風力発電用ブレードの補修方法
出願人積水化学工業株式会社
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類C09J 7/38 20180101AFI20250819BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】風力発電用ブレードへの接着性が高いので、長期間にわたって風力発電用ブレードを保護でき、たとえ劣化しても糊残りが少ないので容易に剥離でき、しかも、貼り付け時もシワが起こりにくいので、補修施工時の一連の作業を簡便に行える風力発電用ブレード用接着シートを提供する。
【解決手段】本発明の風力発電用ブレード用接着シートは、風力発電用ブレードに貼り合わせるための接着シートであって、基材層及び接着層が積層された積層体を含み、前記基材層の最大厚みが500μm以上3000μm以下であり、前記接着層の厚みが100μm以上であり、前記積層体の単位面積当たりの質量が1000g/m2未満である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
風力発電用ブレードに貼り合わせるための接着シートであって、
基材層及び接着層が積層された積層体を含み、
前記基材層の最大厚みが500μm以上3000μm以下であり、
前記接着層の厚みが100μm以上であり、
前記積層体の単位面積当たりの質量が1000g/m

未満である、
風力発電用ブレード用接着シート。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記基材層は、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂及びポリブチレンテレフタレート樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種の樹脂を含む、請求項1に記載の風力発電用ブレード用接着シート。
【請求項3】
前記接着層のガラス転移温度は-25℃以上20℃以下である、請求項1に記載の風力発電用ブレード用接着シート。
【請求項4】
前記積層体のコシ強度が10mN/mm以上85mN/mm以下である、請求項1に記載の風力発電用ブレード用接着シート。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の風力発電用ブレード用接着シートが円筒状芯材に巻回されている、巻回体。
【請求項6】
請求項1~4のいずれか1項に記載の風力発電用ブレード用接着シートを用いた風力発電用ブレードの補修方法であって、風力発電用ブレードの補修対象箇所に前記風力発電用ブレード用接着シートを貼り付ける工程Rを備える、風力発電用ブレードの補修方法。
【請求項7】
前記工程Rの前に、風力発電用ブレードに貼り合わされている劣化した前記風力発電用ブレード用接着シートを剥離する工程Aを備える、請求項6に記載の風力発電用ブレードの補修方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、風力発電用ブレード用接着シート及びその巻回体並びに風力発電用ブレードの補修方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、接着シートは、表面の保護用途、補修用途、接合用途等、各種用途に広く適用されており、利用価値の高い材料である。例えば、化粧シート、車のチッピングフィルム、航空機の翼体を保護するための保護フィルム(例えば、特許文献1等を参照)として、接着シートが好適に使用されている。一般的に接着シートは、基材層に接着層が積層された積層構造を有しており、接着層側の面を対象となる箇所に貼り合わせる施工が行われる。例えば、補修用の接着シートを用いた補修施工を行う場合は、補修する箇所に接着シートの接着層側の面を貼り合わせが行われる。
【0003】
例えば、特許文献1には、粘着材層、中間基布層及び表面耐久層を有する積層保護シートを、FRP製の翼体本体の少なくともリーディングエッジの少なくとも一部に接着させることで、容易に傷が付いた場合の修理が行える技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2012/102294号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
風力発電用ブレードでは、その表面の劣化(エロージョン)、傷付き防止等の表面保護の目的で接着シートが貼り合わされる。近年、より長期間にわたって風力発電用ブレードを保護できる接着シートが求められているところ、従来の接着シートは風力発電用ブレードに対する粘着保持力が低いため、補修の頻度が多いものであった。
【0006】
また、接着シートを用いて補修施工を行う場合、まず初めに補修の対象物に既に貼り合わされている古い接着シート(すなわち、劣化した接着シート)を剥離し、必要に応じて修理箇所を洗浄及びプライマー処理を行ってから、接着シートを貼り合わせて補修する。このため、接着シートには、劣化した後であっても容易に剥離が行えること、例えば、接着層の残渣(糊残り)が少ないことが求められ、加えて、施工時(貼り合わせ時)には、シワが生じにくく、かつ、貼り易い特性を有することも求められる。特に、風力発電用のブレードを補修施工する場合、斯かる施工は足場の不安定な高所作業になるため、容易に施工が行われることが強く求められている。
【0007】
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、風力発電用ブレードへの接着性が高いので、長期間にわたって風力発電用ブレードを保護でき、たとえ劣化しても糊残りが少ないので容易に剥離でき、しかも、貼り付け時もシワが起こりにくいので、補修施工時の一連の作業を簡便に行える風力発電用ブレード用接着シートを提供することを目的とする。また、本発明は、風力発電用ブレード用接着シートの巻回体及び風力発電用ブレードの補修方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、単位面積当たりの質量が所定の範囲であって、かつ、基材層及び接着層の厚みを所定の範囲である積層体を使用することにより上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
すなわち、本発明は、例えば、以下の項に記載の主題を包含する。
項1
風力発電用ブレードに貼り合わせるための接着シートであって、
基材層及び接着層が積層された積層体を含み、
前記基材層の最大厚みが500μm以上3000μm以下であり、
前記接着層の厚みが100μm以上であり、
前記積層体の単位面積当たりの質量が1000g/m

未満である、
風力発電用ブレード用接着シート。
項2
前記基材層は、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂及びポリブチレンテレフタレート樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種の樹脂を含む、項1に記載の風力発電用ブレード用接着シート。
項2´
前記基材層は、熱可塑性ウレタン樹脂(TPU)である、項2に記載の風力発電用ブレード用接着シート。
項3
前記接着層のガラス転移温度は-25℃以上20℃以下である、項1又は2に記載の風力発電用ブレード用接着シート。
項4
前記積層体のコシ強度が10mN/mm以上85mN/mm以下である、項1~3のいずれか1項に記載の風力発電用ブレード用接着シート。
項5
項1~4のいずれか1項に記載の風力発電用ブレード用接着シートが円筒状芯材に巻回されている、巻回体。
項6
項1~4のいずれか1項に記載の風力発電用ブレード用接着シートを用いた風力発電用ブレードの補修方法であって、風力発電用ブレードの補修対象箇所に前記風力発電用ブレード用接着シートを貼り付ける工程Rを備える、風力発電用ブレードの補修方法。
項7
前記工程Rの前に、風力発電用ブレードに貼り合わされている劣化した前記風力発電用ブレード用接着シートを剥離する工程Aを備える、項6に記載の風力発電用ブレードの補修方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明の風力発電用ブレード用接着シートは、風力発電用ブレードへの接着性が高いので、長期間にわたって風力発電用ブレードを保護でき、たとえ劣化しても糊残りが少ないので容易に剥離でき、しかも、貼り付け時もシワが起こりにくいので、補修施工時の一連の作業を簡便に行える。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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