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公開番号
2025125422
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024021470
出願日
2024-02-15
発明の名称
コイル部品
出願人
株式会社トーキン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
27/02 20060101AFI20250820BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】放熱先の部材との間に一定の空間距離や沿面距離を確保することができるコイル部品を提供する。
【解決手段】コイル部品100は、コイル部品本体200と、カバー400とを備えている。コイル部品本体200の上端210は、カバー400に覆われている。カバー400は、上側部410と、側壁部442とを有している。上側部410の少なくとも一部は、絶縁性を有する材料で構成されている。コイル部品100を上下方向における上方から見たとき、コイル部品本体200の上端210はカバー400の上側部410に隠れて視認できない。上側部410の上面412と下面414との間は絶縁されている。側壁部442の内周面4421及び外周面4422は、絶縁性を有する材料で構成されている。側壁部442は、上側部410の外周端416から上下方向における下方に延びている。側壁部442は、コイル部品本体200の下端220まで達していない。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
使用時に基板に搭載されるコイル部品であって、
前記コイル部品は、コイル部品本体と、カバーとを備えており、
前記コイル部品本体は、コアと、コイルとを備えており、
前記コイルは、前記コアに巻回されており、
前記コイル部品本体は、上下方向において、上端と、下端とを有しており、
前記コイル部品本体の前記上端は、前記カバーに覆われており、
前記コイル部品本体の前記下端は、前記コイル部品の使用時に前記基板に搭載されており、
前記カバーは、上側部と、側壁部とを有しており、
前記上側部の少なくとも一部は、絶縁性を有する材料で構成されており、
前記上側部は、前記コイル部品本体の前記上端の前記上下方向における上方に位置しており、
前記コイル部品を前記上下方向における上方から見たとき、前記コイル部品本体の前記上端は前記上側部に隠れて視認できず、
前記上側部は、前記上下方向において、上面と、下面とを有しており、
前記上側部の前記上面と前記下面との間は絶縁されており、
前記側壁部の内周面及び外周面は、絶縁性を有する材料で構成されており、
前記側壁部は、前記上側部の外周端から前記上下方向における下方に延びており、
前記側壁部は、前記コイル部品本体の前記下端まで達していない
コイル部品。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1記載のコイル部品であって、
前記コイル部品は、熱伝導性材料からなる接続部材を更に備えており、
前記接続部材は、前記コイル部品本体と前記上側部との間に介在して、前記コイル部品本体と前記上側部とを熱的に接続しており、
前記上側部の少なくとも一部の熱伝導率は、前記接続部材の熱伝導率よりも高い
コイル部品。
【請求項3】
請求項2記載のコイル部品であって、
前記上側部は、絶縁性を有する材料であって、前記接続部材よりも熱伝導率が高い材料で構成されている
コイル部品。
【請求項4】
請求項3記載のコイル部品であって、
前記上側部と前記側壁部とは、同一材料で構成されている
コイル部品。
【請求項5】
請求項3記載のコイル部品であって、
前記カバーは、絶縁部材と、高熱伝導部材とを備えており、
前記絶縁部材は、前記側壁部と、ひさし部とを有しており、
前記ひさし部は、前記側壁部の前記上下方向における上端から前記上下方向と直交する水平面内において内側に延びており、
前記高熱伝導部材は、絶縁性を有しており、
前記高熱伝導部材の熱伝導率は、前記接続部材の前記熱伝導率より高く、
前記高熱伝導部材は、前記ひさし部と前記接続部材との間に挟まれている
コイル部品。
【請求項6】
請求項2記載のコイル部品であって、
前記上側部は、絶縁部と、金属部とを備えており、
前記絶縁部は、前記接続部材の前記上下方向における上方に位置しており、
前記金属部は、前記絶縁部の前記上下方向における上方に位置している
コイル部品。
【請求項7】
請求項1から請求項6までのいずれかに記載のコイル部品であって、
前記コイル部品本体は、コアケースを更に備えており、
前記コアは、前記コアケースに収容されており、
前記コイルは、前記コアケース上に巻回されており、
前記コアケースの外周には、凹部が形成されており、
前記凹部は、前記上下方向と直交する水平面内において内側に凹んでおり、
前記凹部は、前記上下方向と直交する方向において前記側壁部と対向しており、
前記凹部には、接着剤が少なくとも部分的に充填されており、前記コアケースは、前記側壁部と前記接着剤で接着されている
コイル部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、使用時に基板に搭載されるコイル部品に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、この種のトロイダルコイル(コイル部品)900が開示されている。図15に示されるように、コイル部品900は、使用時に基板940に搭載されるものである。また、コイル部品900は、アルミニウム製の筐体950に熱的に接続されており、これにより、筐体950は、コイル部品900から発生する熱の放熱先となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許7228159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のコイル部品900のように、コイル部品と熱的に接続される部材が導電体である場合、放熱先の部材とコイル部品との絶縁が不可欠となる。ここで、放熱先の部材とコイル部品とを絶縁するためには、放熱先の部材とコイル部品との間に一定の空間距離や沿面距離を確保する必要がある。
【0005】
そこで、本発明は、放熱先の部材との間に一定の空間距離や沿面距離を確保することができるコイル部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、第1のコイル部品として、
使用時に基板に搭載されるコイル部品であって、
前記コイル部品は、コイル部品本体と、カバーとを備えており、
前記コイル部品本体は、コアと、コイルとを備えており、
前記コイルは、前記コアに巻回されており、
前記コイル部品本体は、上下方向において、上端と、下端とを有しており、
前記コイル部品本体の前記上端は、前記カバーに覆われており、
前記コイル部品本体の前記下端は、前記コイル部品の使用時に前記基板に搭載されており、
前記カバーは、上側部と、側壁部とを有しており、
前記上側部の少なくとも一部は、絶縁性を有する材料で構成されており、
前記上側部は、前記コイル部品本体の前記上端の前記上下方向における上方に位置しており、
前記コイル部品を前記上下方向における上方から見たとき、前記コイル部品本体の前記上端は前記上側部に隠れて視認できず、
前記上側部は、前記上下方向において、上面と、下面とを有しており、
前記上側部の前記上面と前記下面との間は絶縁されており、
前記側壁部の内周面及び外周面は、絶縁性を有する材料で構成されており、
前記側壁部は、前記上側部の外周端から前記上下方向における下方に延びており、
前記側壁部は、前記コイル部品本体の前記下端まで達していない
コイル部品を提供する。
【0007】
また、本発明は、第2のコイル部品として、第1のコイル部品であって、
前記コイル部品は、熱伝導性材料からなる接続部材を更に備えており、
前記接続部材は、前記コイル部品本体と前記上側部との間に介在して、前記コイル部品本体と前記上側部とを熱的に接続しており、
前記上側部の少なくとも一部の熱伝導率は、前記接続部材の熱伝導率よりも高い
コイル部品を提供する。
【0008】
また、本発明は、第3のコイル部品として、第2のコイル部品であって、
前記上側部は、絶縁性を有する材料であって、前記接続部材よりも熱伝導率が高い材料で構成されている
コイル部品を提供する。
【0009】
また、本発明は、第4のコイル部品として、第3のコイル部品であって、
前記上側部と前記側壁部とは、同一材料で構成されている
コイル部品を提供する。
【0010】
また、本発明は、第5のコイル部品として、第3のコイル部品であって、
前記カバーは、絶縁部材と、高熱伝導部材とを備えており、
前記絶縁部材は、前記側壁部と、ひさし部とを有しており、
前記ひさし部は、前記側壁部の前記上下方向における上端から前記上下方向と直交する水平面内において内側に延びており、
前記高熱伝導部材は、絶縁性を有しており、
前記高熱伝導部材の熱伝導率は、前記接続部材の前記熱伝導率より高く、
前記高熱伝導部材は、前記ひさし部と前記接続部材との間に挟まれている
コイル部品を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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