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公開番号2025149133
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-08
出願番号2024049592
出願日2024-03-26
発明の名称バスバ配置構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/533 20060101AFI20251001BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】複数のバスバの発熱による影響を抑制でき、電気的な接続信頼性を保持することができるバスバ配置構造を提供する。
【解決手段】端部がコネクタ部に集約して配置され、断面形状が同一の矩形状に形成され、断面積が同一に設定された複数のバスバ3を備えたバスバ配置構造1において、バスバ3が、厚さ方向の端部に位置する幅大端面9と、幅方向の端部に位置する幅小端面11とを有し、複数のバスバ3を、離間して配置し、隣り合うバスバ3,3の幅大端面9,9を、鉛直方向Vに対して重なり合わない位置に配置した。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
端部がコネクタ部に集約して配置され、断面形状が同一の矩形状に形成され、断面積が同一に設定された複数のバスバを備え、
前記バスバは、厚さ方向の端部に位置する幅大端面と、幅方向の端部に位置する幅小端面とを有し、
複数の前記バスバは、離間して配置され、
隣り合う前記バスバの前記幅大端面は、鉛直方向に対して重なり合わない位置に配置されているバスバ配置構造。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
複数の前記バスバは、前記幅大端面の平面方向が、鉛直方向と交差する方向に配置され、隣り合う前記幅小端面が、鉛直方向と直交する方向の両側に離間して配置された第1配置部を有し、
前記第1配置部において、隣り合う前記幅小端面の鉛直方向と直交する方向の間は、前記バスバの厚さ以上に設定されている請求項1に記載のバスバ配置構造。
【請求項3】
複数の前記バスバは、前記幅大端面の平面方向が、鉛直方向と平行に配置され、隣り合う前記幅大端面が、鉛直方向と直交する方向の両側に離間して配置された第2配置部を有し、
前記第2配置部において、隣り合う前記幅大端面の鉛直方向と直交する方向の間は、前記バスバの厚さの2倍以上に設定されている請求項1又は2に記載のバスバ配置構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バスバ配置構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、バスバ配置構造としては、端部がコネクタ部としての機器に集約して配置され、断面形状が同一の矩形状に形成され、断面積が同一に設定された複数のバスバを備えたものが知られている(特許文献1参照)。このバスバ配置構造では、複数のバスバが、厚さ方向に重ね合わされて積層され、複数のバスバの端部が、機器に集約して配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-199862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、バスバは、細い芯線を有する電線に比較して、大きな電流を流すことができるが、大きな電流によって、発熱が大きくなる。上記特許文献1のバスバ配置構造のように、複数のバスバを重ね合わせて積層してしまうと、バスバで発生した熱が、隣り合うバスバに直接的に伝達されてしまう。複数のバスバの間で熱干渉が生じると、電気的な接続信頼性が低下する可能性があった。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、複数のバスバの発熱による影響を抑制でき、電気的な接続信頼性を保持することができるバスバ配置構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係るバスバ配置構造は、端部がコネクタ部に集約して配置され、断面形状が同一の矩形状に形成され、断面積が同一に設定された複数のバスバを備え、前記バスバは、厚さ方向の端部に位置する幅大端面と、幅方向の端部に位置する幅小端面とを有し、複数の前記バスバは、離間して配置され、隣り合う前記バスバの前記幅大端面は、鉛直方向に対して重なり合わない位置に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、複数のバスバの発熱による影響を抑制でき、電気的な接続信頼性を保持することができるバスバ配置構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るバスバ配置構造の斜視図である。
本実施形態に係るバスバ配置構造の第1配置部の断面図である。
本実施形態に係るバスバ配置構造の第2配置部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係るバスバ配置構造について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係るバスバ配置構造1は、例えば、充電設備の充電コネクタや電気自動車やハイブリッド自動車などの充電コネクタが嵌合される車両側充電部など、大きな電流を必要とする部分に適用される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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