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公開番号2025127159
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023716
出願日2024-02-20
発明の名称液晶表示装置
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人,個人,個人
主分類G02F 1/1333 20060101AFI20250825BHJP(光学)
要約【課題】画素電極基板の対向する2つの側端部に接続端子が形成されている液晶表示素子を搭載しながら装置の小型化が可能な液晶表示装置を提供する。
【解決手段】第1のフレキシブルプリント基板2Aは、ヒートシンク3における第1の側端面に沿って2回谷折りされ、45度の方向に山折りされている。第1の先端部2A2は、第1の側端面と第1の側端面と対向する第2の側端面とで挟まれた第3の側端面側からヒートシンク3の外側へと突出している。第2のフレキシブルプリント基板2Bは、ヒートシンク3における第2の側端面に沿って2回谷折りされ、45度の方向に山折りされている。第2の先端部2B2は、第3の側端面側からヒートシンク3の外側へと突出している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
互いに対向する第1及び第2の側端部に複数の画素における各画素電極との接続端子が形成されている反射型液晶表示素子と、
前記第1及び第2の側端部に形成されている接続端子に接続され、それぞれ前記第1及び第2の側端部の端面と直交する方向に互いに逆方向に伸びている第1及び第2のフレキシブルプリント基板と、
前記反射型液晶表示素子が光入射面を外側に向けて固定され、前記反射型液晶表示素子で発生した熱を放熱するヒートシンクと、
を備え、
前記第1のフレキシブルプリント基板は、
前記第1の側端部側の前記ヒートシンクにおける第1の側端面に沿って2回谷折りされて、前記ヒートシンクの背面側で前記第1のフレキシブルプリント基板の第1の先端部が前記第1の側端面と対向する前記ヒートシンクにおける第2の側端面側に向けられ、
さらに、前記第1の先端部が前記第2の側端面側に向けられている状態で45度の方向に山折りされて、前記第1の先端部が、前記第1の側端面と前記第2の側端面とで挟まれた第3の側端面側から前記ヒートシンクの外側へと突出しており、
前記第2のフレキシブルプリント基板は、
前記第2の側端部側の前記第2の側端面に沿って2回谷折りされて、前記ヒートシンクの背面側で前記第2のフレキシブルプリント基板の第2の先端部が前記第1の側端面に向けられ、
さらに、前記第2の先端部が前記第1の側端面に向けられている状態で45度の方向に山折りされて、前記第2の先端部が前記第3の側端面側から前記ヒートシンクの外側へと突出している
液晶表示装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記反射型液晶表示素子は長方形を有し、前記第1及び第2の側端部は前記反射型液晶表示素子の長辺側の側端部であり、
前記ヒートシンクは長方形を有し、前記第3の側端面は前記ヒートシンクの短辺側の側端面である
請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項3】
前記第1及び第2のフレキシブルプリント基板の背面または正面における谷折りまたは山折りされる箇所は、シールド材が他の箇所より薄く塗布されているかシールド材が塗布されていない請求項1または2に記載の液晶表示装置。
【請求項4】
前記第1及び第2のフレキシブルプリント基板は互いに重ね合わされており、前記第1及び第2のフレキシブルプリント基板を押さえる押さえ部材を備える請求項1または2に記載の液晶表示装置。
【請求項5】
前記第3の側端面よりも外側に、前記光入射面と平行の状態で配置された第1及び第2の駆動基板をさらに備え、
前記第1及び第2の先端部の最先端部に設けられている接続端子が、それぞれ、前記第1及び第2の駆動基板に設けられているコネクタに接続されている
請求項1または2に記載の液晶表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶表示装置に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
液晶表示装置は、投射すべき画像に応じて照明光を変調する液晶表示素子を備える。近年、液晶表示装置によって投射する画像の画素数が増大している。水平画素数3840画素、垂直画素数2160画素のいわゆる4Kの画素数を有する液晶表示素子より画素数の多い、水平画素数7680画素、垂直画素数4320画素のいわゆる8Kの画素数を有する液晶表示素子が登場している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-139939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
8Kの画素数を有する液晶表示素子における各画素電極と接続された接続端子の数は、4Kの画素数を有する液晶表示素子における各画素電極と接続された接続端子の数と比較して4倍である。従って、画素電極基板の1つの側端部のみに、8Kの画素数を有する液晶表示素子の接続端子を形成することが困難である。そこで、特許文献1に記載のように、8Kの画素数を有する液晶表示素子においては、画素電極基板の対向する2つの側端部に接続端子を形成することが必要となる。
【0005】
画素電極基板の対向する2つの側端部に接続端子が形成されていると、液晶表示素子を駆動する駆動基板を、一方の側端部に形成されている接続端子と接続された第1の駆動基板と、他方の側端部に形成されている接続端子と接続された第2の駆動基板との2つの駆動基板とする必要がある。しかも、2つの駆動基板は、液晶表示素子を挟んで離れた位置に配置されることになるため、液晶表示装置が大型化してしまう。8Kのような多くの画素数を有する液晶表示素子を搭載した液晶表示装置であっても、液晶表示装置を小型化することが望まれている。
【0006】
本発明は、画素電極基板の対向する2つの側端部に接続端子が形成されている液晶表示素子を搭載しながら装置の小型化が可能な液晶表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、互いに対向する第1及び第2の側端部に複数の画素における各画素電極との接続端子が形成されている反射型液晶表示素子と、前記第1及び第2の側端部に形成されている接続端子に接続され、それぞれ前記第1及び第2の側端部の端面と直交する方向に互いに逆方向に伸びている第1及び第2のフレキシブルプリント基板と、前記反射型液晶表示素子が光入射面を外側に向けて固定され、前記反射型液晶表示素子で発生した熱を放熱するヒートシンクとを備え、前記第1のフレキシブルプリント基板は、前記第1の側端部側の前記ヒートシンクにおける第1の側端面に沿って2回谷折りされて、前記ヒートシンクの背面側で前記第1のフレキシブルプリント基板の第1の先端部が前記第1の側端面と対向する前記ヒートシンクにおける第2の側端面側に向けられ、さらに、前記第1の先端部が前記第2の側端面側に向けられている状態で45度の方向に山折りされて、前記第1の先端部が、前記第1の側端面と前記第2の側端面とで挟まれた第3の側端面側から前記ヒートシンクの外側へと突出しており、前記第2のフレキシブルプリント基板は、前記第2の側端部側の前記第2の側端面に沿って2回谷折りされて、前記ヒートシンクの背面側で前記第2のフレキシブルプリント基板の第2の先端部が前記第1の側端面に向けられ、さらに、前記第2の先端部が前記第1の側端面に向けられている状態で45度の方向に山折りされて、前記第2の先端部が前記第3の側端面側から前記ヒートシンクの外側へと突出している液晶表示装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の液晶表示装置によれば、画素電極基板の対向する2つの側端部に接続端子が形成されている液晶表示素子を搭載しながら装置を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1Aは、一実施形態に係る液晶表示装置が備える液晶表示素子アセンブリを正面側から見た斜視図である。
図1Bは、一実施形態に係る液晶表示装置が備える液晶表示素子アセンブリを背面側から見た斜視図である。
図2は、一実施形態に係る液晶表示装置が備える液晶表示素子アセンブリの分解斜視図である。
図3は、液晶表示素子アセンブリが備える反射型液晶表示素子の概略的な構成を示す平面図である。
図4は、反射型液晶表示素子とフレキシブルプリント基板とが一体化された状態を示す平面図である。
図5は、液晶表示素子アセンブリが備えるヒートシンクを背面から見た斜視図である。
図6は、液晶表示素子アセンブリが備えるブラケットを示す斜視図である。
図7は、フレキシブルプリント基板が一体化された反射型液晶表示素子を固定しているヒートシンクに、図6に示すブラケットを固定した状態を示す斜視図である。
図8Aは、フレキシブルプリント基板が一体化された反射型液晶表示素子がヒートシンクに固定されている状態を正面から見た平面図である。
図8Bは、フレキシブルプリント基板が一体化された反射型液晶表示素子がヒートシンクに固定されている状態を背面から見た平面図である。
図9Aは、フレキシブルプリント基板を折り畳む前の図8Bに相当する状態を示す平面図である。
図9Bは、図9Aに示す状態から、一方のフレキシブルプリント基板を2回谷折りした状態を示す平面図である。
図9Cは、図9Bに示す状態から、一方のフレキシブルプリント基板を45度の方向に山折りした状態を示す平面図である。
図9Dは、図9Cに示す状態から、他方のフレキシブルプリント基板を2回谷折りした状態を示す平面図である。
図9Eは、図9Dに示す状態から、他方のフレキシブルプリント基板を45度の方向に山折りした状態を示す平面図である。
図10Aは、フレキシブルプリント基板の好ましい第1の構成例を示す平面図である。
図10Bは、フレキシブルプリント基板の好ましい第2の構成例を示す平面図である。
図11は、図7に示す状態から、フレキシブルプリント基板を図9A~図9Eに示すように折り畳んだ状態を示す斜視図である。
図12は、図11に示す状態のヒートシンクに折り畳められたフレキシブルプリント基板を押さえる押さえ部材を固定した状態を示す斜視図である。
図13は、押さえ部材を示す斜視図である。
図14は、液晶表示素子アセンブリが備える駆動基板を示す斜視図である。
図15は、液晶表示素子アセンブリが備えるスペーサを示す斜視図である。
図16は、液晶表示素子アセンブリにおけるヒートシンクの近傍にファンを配置した状態を示す斜視図である。
図17は、図16に示すファン及び液晶表示素子アセンブリを側方から見て、ブラケット及びスペーサを削除した状態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、一実施形態に係る液晶表示装置について、添付図面を参照して説明する。一実施形態に係る液晶表示装置は、図1A及び図1Bに示す液晶表示素子アセンブリ100を備える。図1Aは液晶表示素子アセンブリ100を正面側から見た斜視図であり、図1Bは液晶表示素子アセンブリ100を背面側から見た斜視図である。液晶表示素子アセンブリ100の正面とは反射型液晶表示素子(以下、液晶表示素子)1が位置する側の面であり、背面とは正面と対向する面である。液晶表示装置が赤色光、緑色光、青色光用の3つの液晶表示素子1を備える場合、液晶表示装置は3つの液晶表示素子アセンブリ100を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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