TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025127910
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024913
出願日
2024-02-21
発明の名称
骨モデルおよび表示システム
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
A61B
34/10 20160101AFI20250826BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】骨モデルを用いて模擬手術を行った後、術前計画通りに骨切削できたかどうかを容易に確認することができる。
【解決手段】骨モデルは、第1断面を有する第1部材と、前記第1断面と接する第2断面を有する第2部材と、前記第1断面と前記第2断面とが接した状態で、前記第1部材および前記第2部材を固定する固定部と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1断面を有する第1部材と、
前記第1断面と接する第2断面を有する第2部材と、
前記第1断面と前記第2断面とが接した状態で、前記第1部材および前記第2部材を固定する固定部と、
を有する骨モデル。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記第1部材の一部および前記第2部材の一部はブロック状の構造を有し、
前記固定部は前記ブロック状の構造の一部又は全部である、
請求項1に記載の骨モデル。
【請求項3】
前記固定部は、貫通孔を有し、
前記貫通孔を挿通するボルトを更に有する、
請求項1に記載の骨モデル。
【請求項4】
前記第1断面および前記第2断面は、互いに嵌合する突起および孔の少なくともいずれか一方を有する、
請求項1に記載の骨モデル。
【請求項5】
複数の前記固定部を有する、
請求項1に記載の骨モデル。
【請求項6】
前記第1部材および前記第2部材は、前記第1断面と前記第2断面とが接した状態で、骨盤の臼蓋を模した形状を有する、
請求項1に記載の骨モデル。
【請求項7】
前記第1断面および前記第2断面は、前記骨盤における股関節の回転中心付近を通過し、かつ、体軸と平行な面に対応する面である、
請求項6に記載の骨モデル。
【請求項8】
前記第1断面および前記第2断面の表面粗さは、外表面の表面粗さよりも大きい、
請求項6に記載の骨モデル。
【請求項9】
前記第1断面および前記第2断面はそれぞれ、外表面から延びる第1領域と、該第1領域に囲まれた第2領域と、を有する、
請求項6に記載の骨モデル。
【請求項10】
前記第1領域の色は、前記第2領域とは異なる色である、
請求項9に記載の骨モデル。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、骨モデルおよび表示システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
人工股関節置換術では、術前に骨モデルを用いて模擬手術を行う。骨モデルについては、例えば非特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
ソーボーンズUSA Pacific Research Company "変形性関節症のある片側骨盤、ソリッドフォーム、左",[online],[令和6年2月19日検索],インターネット<URL:https://www.sawbones.com/hemi-pelvis-large-left-solid-foam-osteoarthritic-hemi-pelvis-for-1301-5-full-pelvis-1294-1.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
術前計画通りに骨切削できたか否か確認するためには、骨モデルを分割する必要がある。しかしながら、一体形成された骨モデルを、確認に適した位置で切断するのは、手間がかかる上に困難である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る骨モデルは、第1断面を有する第1部材と、前記第1断面と接する第2断面を有する第2部材と、前記第1断面と前記第2断面とが接した状態で、前記第1部材および前記第2部材を固定する固定部と、を有する。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一態様によれば、骨モデルを用いて模擬手術を行った後、術前計画通りに骨切削できたかどうかを容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
人工股関節置換術の一例を説明する模式図である。
本開示の実施形態1に係る骨モデルの一例を示す模式図である。
図2に示す骨モデルを分割した状態を示す模式図である。
図2に示す骨モデルの分割面を示す模式図である。
骨切削後の骨モデルの確認を説明する模式図である。
骨モデルの皮質骨領域および骨髄領域の一例を示す模式図である。
本開示の実施形態2に係るナビゲーション手術を説明する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
〔実施形態1〕
以下、本開示の実施形態1について、図面に基づいて説明する。以下では、骨モデル10が骨盤を模した形状を備えており、人工股関節置換術の模擬手術において使用される例について説明する。ただし、本開示ではこれに限らず、骨モデル10は、任意の術式に対応可能な形状を適用することができる。例えば、骨モデル10を人工膝関節置換術、又は、人工肩関節置換術等の模擬手術についても適用することができる。この場合、骨モデル10は大腿骨、脛骨、又は、上腕骨等を模した形状に構成される。
【0009】
<概要>
始めに、人工股関節置換術の模擬手術に使用される骨モデル10についての理解を容易にするために、人工股関節置換術の概要について簡単に説明する。人工股関節置換術は、患者の股関節を人工股関節に置き換える手術である。
【0010】
股関節は、骨盤にあるドーム状に窪んだ臼蓋と、大腿骨の先端にあるボール状の大腿骨骨頭との組み合わせにより構成される。病気または骨折等により股関節を損傷した場合、損傷した股関節を人工股関節に置換する人工股関節置換術が行われている。人工股関節は、例えば、臼蓋に装着する骨盤用インプラントと、当該骨盤用インプラントと係合し、大腿骨の骨頭に装着される球状の大腿骨用インプラントとの組合せにより構成される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
京セラ株式会社
刃物
6日前
京セラ株式会社
流路部材
1か月前
京セラ株式会社
手術器具
2か月前
京セラ株式会社
会議システム
1か月前
京セラ株式会社
発光装置および照明装置
1か月前
京セラ株式会社
伝熱部材および電子装置
1か月前
京セラ株式会社
骨モデルおよび表示システム
今日
京セラ株式会社
波長変換素子および発光装置
26日前
京セラ株式会社
液体吐出ヘッドおよび記録装置
1か月前
京セラ株式会社
電子機器及び電子機器の制御方法
26日前
京セラ株式会社
弾性波装置、分波器及び通信装置
1か月前
京セラ株式会社
電子機器、制御方法、及びプログラム
1か月前
京セラ株式会社
電子機器、制御方法、及びプログラム
1か月前
京セラ株式会社
電磁波抑制樹脂組成物及びその硬化物
21日前
京セラ株式会社
電子部品搭載用基板及び電子モジュール
7日前
京セラ株式会社
配線基板およびそれを用いた実装構造体
21日前
京セラ株式会社
回路基板、半導体装置および実装構造体
1か月前
京セラ株式会社
配線基板およびそれを用いた実装構造体
1か月前
京セラ株式会社
異常検知装置、プログラム及び異常検知方法
15日前
京セラ株式会社
異常検知装置、プログラム及び異常検知方法
15日前
京セラ株式会社
異常検知装置、プログラム及び異常検知方法
15日前
京セラ株式会社
積層セラミックコンデンサおよび実装構造体
2か月前
京セラ株式会社
交通通信システム、端末装置、及びプログラム
2か月前
京セラ株式会社
情報処理方法、情報処理装置、及び情報処理システム
8日前
国立研究開発法人産業技術総合研究所
光電子集積回路
今日
京セラ株式会社
脈波検出装置、脈波検出システム、および脈波検出方法
21日前
京セラ株式会社
膜付部材
7日前
京セラ株式会社
ユーザ装置
1か月前
株式会社サーモグラフィティクス
伝熱部材および電子装置
20日前
京セラ株式会社
画像処理装置
2か月前
京セラ株式会社
積層型電子部品
1か月前
京セラ株式会社
検出機及び検出装置
26日前
京セラ株式会社
無線路側機、通信方法、通信システム、プログラム、及び車載通信機
26日前
京セラ株式会社
歩留予測装置、モデル生成装置、歩留予測システムおよび歩留予測方法
21日前
京セラ株式会社
インクジェット記録装置
1か月前
京セラ株式会社
電気化学セル、電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置
20日前
続きを見る
他の特許を見る