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公開番号2025129484
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026141
出願日2024-02-26
発明の名称プロテクタ取付構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20250829BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】複数のプロテクタの取り付けを容易としつつ省スペース化に有利なプロテクタ取付構造を提供する。
【解決手段】プロテクタ取付構造1は、複数のプロテクタ10,20と、複数のプロテクタ10,20を支持する長平板状のブラケット30とを備える。複数のプロテクタ10,20は、それぞれ、ブラケット30を第1方向に沿って貫通させる又は収容する第1係合部13又は第2係合部23を備える。例えば、第1係合部13は、第1係止突起13fが設けられ、第1係止突起13fがブラケット30と接触することで弾性変形する弾性片13eを有する。ブラケット30は、第1方向に沿って配置され、第1方向の上流側を正三角形又は二等辺三角形の底辺とみなした上縁34aとする三角状の複数の係止孔33を有する。複数のプロテクタ10,20は、プロテクタごとの第1係止突起13f等が各々の係止孔33のいずれか1つに係止されることで互いに積層される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
別々のワイヤーハーネスの一部を収容する複数のプロテクタと、
複数の前記プロテクタを支持する長平板状のブラケットと、を備え、
複数の前記プロテクタは、それぞれ、前記ブラケットを第1方向に沿って貫通させる又は収容する係合部を備え、
前記係合部は、係止突起が設けられ、当該係止突起が前記ブラケットと接触することで弾性変形する弾性片を有し、
前記ブラケットは、前記第1方向に沿って配置され、前記第1方向の上流側を正三角形又は二等辺三角形の底辺とみなした上縁とする三角状の複数の係止孔を有し、
複数の前記プロテクタは、当該プロテクタごとの前記係止突起が各々の前記係止孔のいずれか1つに係止されることで互いに積層される、プロテクタ取付構造。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
複数の前記プロテクタは、それぞれ、前記ワイヤーハーネスを収容する収容部と、当該収容部の開放領域を前記第1方向とは反対方向から覆うカバーとを備え、
前記係止突起は、前記第1方向に沿って進入してきた前記ブラケットが接触する傾斜面と、当該傾斜面の前記第1方向での反対側にある上端面とを有し、
前記ブラケットは、前記係止孔ごとの位置を基準とした複数の穴部を有し、
前記カバーは、
前記第1方向とは反対方向に向かって突出する係止片と、
前記係止片の先端部と連続し、前記カバーが前記収容部に取り付けられたときに前記弾性片に向かうように折り返された爪部と、を有し、
前記プロテクタごとに、前記カバーが前記収容部に取り付けられ、かつ、前記係止突起が前記係止孔に係止されているとき、前記係止片の先端部は、前記係止突起の前記上端面と接触し、かつ、前記爪部は、前記穴部に係止される、請求項1に記載のプロテクタ取付構造。
【請求項3】
複数の前記穴部は、複数の前記係止孔である、請求項2に記載のプロテクタ取付構造。
【請求項4】
複数の前記穴部は、前記係止孔の前記上縁の一部と連続する係止溝である、請求項2に記載のプロテクタ取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プロテクタ取付構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の車両の内部には、各種のワイヤーハーネスが配索されている。特許文献1は、係止孔を有するブラケットが車両内に立設されており、ワイヤーハーネスを挿通したプロテクタにある嵌合部にブラケットを挿入させ、嵌合部にある係止突起を係止孔に係止させることでプロテクタを取り付ける構造に関する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-290434号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている取付構造では、1つのブラケットに対して1つのプロテクタが取り付けられる。そのため、別々のワイヤーハーネスを挿通させた複数のプロテクタの設置を要する場合には、プロテクタごとのブラケットを要することになるため、設置スペースの確保に難がある。
【0005】
また、特許文献1に開示されている取付構造では、ブラケットに形成されている係止孔の開口形状が矩形状であるため、例えば、係止孔に対して係止突起を係止させやすくしつつ剛性を確保するなどの観点からも改良の余地がある。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、複数のプロテクタの取り付けを容易としつつ省スペース化に有利なプロテクタ取付構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様に係るプロテクタ取付構造は、別々のワイヤーハーネスの一部を収容する複数のプロテクタと、複数のプロテクタを支持する長平板状のブラケットと、を備え、複数のプロテクタは、それぞれ、ブラケットを第1方向に沿って貫通させる又は収容する係合部を備え、係合部は、係止突起が設けられ、係止突起がブラケットと接触することで弾性変形する弾性片を有し、ブラケットは、第1方向に沿って配置され、第1方向の上流側を正三角形又は二等辺三角形の底辺とみなした上縁とする三角状の複数の係止孔を有し、複数のプロテクタは、プロテクタごとの係止突起が各々の係止孔のいずれか1つに係止されることで互いに積層される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、複数のプロテクタの取り付けを容易としつつ省スペース化に有利なプロテクタ取付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
1つのプロテクタを取り付けたプロテクタ取付構造の斜視図である。
2つのプロテクタを取り付けたプロテクタ取付構造の斜視図である。
第1プロテクタの斜視図である。
第1プロテクタに含まれる第1カバーの斜視図である。
第2プロテクタの斜視図である。
ブラケットの斜視図である。
図2中のVII-VII断面に対応したプロテクタ取付構造の断面図である。
図7中のVIII-VIII断面に対応したプロテクタ取付構造の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて一実施形態に係るプロテクタ取付構造について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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