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公開番号2025129597
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026330
出願日2024-02-26
発明の名称情報処理システム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 8/38 20180101AFI20250829BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザに提供するサービス等の利用時品質を検証して、利用時品質を向上させることができる情報処理システムを提供する。
【解決手段】本開示に係る情報処理システムは、ユーザが操作するユーザインターフェース画面を表示し、当該画面を操作するユーザのユーザ特徴データおよびリアクションデータを取得する端末部と、端末部から送信されるデータからユーザ行動データを生成するサーバ部と、ユーザ行動データを格納するデータ収集サービス部と、ユーザがユーザインターフェース画面を操作し始めてから、目的を完了するまでの操作の一連の流れを表すカスタマージャーニーと、ユーザインターフェース画面の画面デザインを作成し、保存するデザインツール部と、データ収集サービス部に格納しているユーザ行動データと、デザインツール部で保存するカスタマージャーニーおよび画面デザインを紐づけるユーザ体験反映部と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ユーザが操作するユーザインターフェース画面を表示すると共に、前記ユーザインターフェース画面を操作する前記ユーザのユーザ特徴データおよびリアクションデータを取得する端末部と、
前記端末部から送信されるデータからユーザ行動データを生成するサーバ部と、
前記サーバ部から送信される前記ユーザ行動データを格納するデータ収集サービス部と、
前記ユーザが前記ユーザインターフェース画面を操作し始めてから、目的を完了するまでの操作の一連の流れを表すカスタマージャーニーと、前記ユーザインターフェース画面の画面デザインを作成し、保存するデザインツール部と、
前記データ収集サービス部に格納している前記ユーザ行動データと、前記デザインツール部で保存する前記カスタマージャーニーおよび前記画面デザインを紐づけるユーザ体験反映部と、を備える、情報処理システム。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記端末部は、
前記ユーザ特徴データおよび前記リアクションデータをフィードバックデータとし、
前記ユーザによる前記ユーザインターフェース画面の操作を操作ログデータとし、
前記フィードバックデータと前記操作ログデータとを紐づけて、前記サーバ部に送信し、
前記サーバ部は、
紐づけされた前記操作ログデータと前記フィードバックデータとを結合して、前記ユーザ行動データを生成する、請求項１記載の情報処理システム。
【請求項３】
前記ユーザ体験反映部は、
前記画面デザインおよび前記ユーザ行動データに含まれる、前記ユーザが操作した前記ユーザインターフェース画面を識別する画面識別番号どうしと、前記ユーザインターフェース画面への操作イベントを識別するイベント識別番号どうしを紐づけて前記画面デザインに反映させるデザインマッピング部と、
前記カスタマージャーニーおよび前記ユーザ行動データに含まれる、前記画面識別番号どうしと前記イベント識別番号どうしを紐づけて前記カスタマージャーニーに反映させるカスタマージャーニーマッピング部と、を有する、請求項２記載の情報処理システム。
【請求項４】
前記端末部は、
前記ユーザの画像データおよび前記ユーザの音声データを取得するセンサ部を有し、
前記画像データを分析して前記ユーザの外見に関する前記ユーザ特徴データを取得し、前記音声データを分析して前記ユーザのリアクションを収集して前記リアクションデータを取得する、請求項１記載の情報処理システム。
【請求項５】
前記デザインツール部は、
前記操作イベントに対して２通りの前記画面デザインを作成し、
前記デザインマッピング部は、
前記２通りの前記画面デザインに対してそれぞれ得られた前記ユーザ行動データの紐づけを行い、前記２通りの前記画面デザインに対する前記ユーザの前記リアクションデータを比較可能とする、請求項３記載の情報処理システム。
【請求項６】
前記カスタマージャーニーマッピング部は、
前記ユーザ行動データに含まれる前記リアクションデータのうち、前記操作イベントに際しての前記ユーザの感情を絵文字および文字の少なくとも一方で表現するように前記カスタマージャーニーに反映させる、請求項３記載の情報処理システム。
【請求項７】
前記デザインマッピング部は、
前記ユーザ行動データに含まれる前記リアクションデータのうち、前記操作イベントに際しての前記ユーザの感情を複数のユーザから集計し、平均値を算出して円グラフおよび数値の少なくとも一方で表現するように前記画面デザインに反映させる、請求項３記載の情報処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、情報処理システムに関し、特に、ユーザに提供するサービス等の利用時品質を向上させる情報処理システムに関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
近年では、デザインツールを用いてサービスおよびソリューションを段階的に開発してユーザに提供し、それをユーザが利用した際のユーザ体験（ＵＸ：User eXperience）を検証してサービスおよびソリューションの品質を向上する手法が開発されている。
【０００３】
例えば、運用中のサービスまたはシステムから操作ログまたはユーザの行動を収集し、ユーザ体験をユーザストーリーまたはカスタマージャーニーとして作成し、ユーザの感情を推定して、サービスおよびシステムの改善に役立てるような技術開発が行われている。
【０００４】
特許文献１には、カスタマーが所定の行動に至るまでの行動に関する情報を、カスタマージャーニーマップの元情報として取得し、取得した元情報に基づいてカスタマージャーニーマップを作成する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特許第６８１５２３５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
特許文献１では、操作ログまたはユーザの行動などの情報を収集してカスタマージャーニーマップを作成する技術が開示されているが、作成したカスタマージャーニーマップを用いてユーザに提供するサービス等の利用時品質を向上することについては言及されていなかった。
【０００７】
本開示は上記のような問題を解決するためになされたものであり、カスタマージャーニーマップを用いてユーザに提供するサービス等の利用時品質を検証して、利用時品質を向上させることができる情報処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本開示に係る情報処理システムは、ユーザが操作するユーザインターフェース画面を表示すると共に、前記ユーザインターフェース画面を操作する前記ユーザのユーザ特徴データおよびリアクションデータを取得する端末部と、前記端末部から送信されるデータからユーザ行動データを生成するサーバ部と、前記サーバ部から送信される前記ユーザ行動データを格納するデータ収集サービス部と、前記ユーザが前記ユーザインターフェース画面を操作し始めてから、目的を完了するまでの操作の一連の流れを表すカスタマージャーニーと、前記ユーザインターフェース画面の画面デザインを作成し、保存するデザインツール部と、前記データ収集サービス部に格納している前記ユーザ行動データと、前記デザインツール部で保存する前記カスタマージャーニーおよび前記画面デザインを紐づけるユーザ体験反映部と、を備えている。
【発明の効果】
【０００９】
本開示に係る情報処理システムによれば、ユーザ体験反映部において、ユーザ行動データと、カスタマージャーニーおよび画面デザインを紐づけることで、ユーザに提供するサービス等の利用時品質を検証して、利用時品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本開示に係る実施の形態１の情報処理システム１００のハードウェア構成を示す模式図である。
本開示に係る実施の形態１の情報処理システム１００の構成を示す機能ブロック図である。
端末部の動作を説明するフローチャートである。
サーバ部の動作を説明するフローチャートである。
データ収集サービス部の動作を説明するフローチャートである。
ユーザ体験反映部の動作を説明するフローチャートである。
デザインツール部の動作を説明するフローチャートである。
操作ログ獲得部で収集する操作ログデータのデータ形式を示す図である。
フィードバック獲得部で収集するフィードバックデータのデータ形式を示す図である。
ユーザ行動生成部で生成するユーザ行動データのデータ形式を示した図である。
ユーザ体験のデータ構造を示す図である。
カスタマージャーニーのデータ構造を示す図である。
ＵＩデザインのデータ構造を示す図である。
カスタマージャーニーの一例を示す図である。
カスタマージャーニーの一例を示す図である。
ＵＩデザインの一例を示す図である。
ＵＩデザインの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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