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公開番号2025132706
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030450
出願日2024-02-29
発明の名称端末装置のためのコンピュータプログラム、端末装置、及び、端末装置のための制御方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250903BHJP(計算;計数)
要約【課題】デバイスプログラムを自動的に更新する自動更新処理を実行すべき時期の設定を簡易にするための技術を提供する。
【解決手段】 端末装置は、ディスプレイと、通信インターフェイスと、通信インターフェイスを介して通信可能なデバイスが自動更新機能を実行すべき時期を示す時期設定値を入力するための第1の入力フィールドを含む入力画面をディスプレイに表示させる第1の表示制御部であって、入力画面は、コンピュータプログラムによって生成される画面であり、自動更新機能は、デバイスに記憶されているデバイスプログラムを時期設定値によって示される時期に自動的に更新する機能である、第1の表示制御部と、通信インターフェイスを介して、第1の入力フィールドに入力された値をデバイスに送信する送信部であって、第1の入力フィールドに入力された値は、時期設定値としてデバイスに利用される、送信部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータとディスプレイと通信インターフェイスとを備え、前記通信インターフェイスを介してデバイスと通信可能な端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、
前記デバイスが自動更新機能を実行すべき時期を示す時期設定値を入力するための第1の入力フィールドを含む入力画面を前記ディスプレイに表示させる第1の表示制御部であって、前記入力画面は、前記コンピュータプログラムによって生成される画面であり、前記自動更新機能は、前記デバイスに記憶されているデバイスプログラムを前記時期設定値によって示される時期に自動的に更新する機能である、前記第1の表示制御部と、
前記通信インターフェイスを介して、前記第1の入力フィールドに入力された値を前記デバイスに送信する送信部であって、前記第1の入力フィールドに入力された値は、前記時期設定値として前記デバイスに利用される、前記送信部と、
として機能させる、コンピュータプログラム。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記入力画面は、さらに、前記デバイスに設定される特定の設定値として第1の値及び第2の値のいずれかを入力可能な第2の入力フィールドを含み、
前記第1の値は、前記自動更新機能が無効であることを示し、
前記第2の値は、前記自動更新機能が有効であることを示し、
前記第1の表示制御部は、
前記第2の入力フィールドに前記第2の値が入力される場合に、前記第1の入力フィールドへの入力を受け付け、
前記第2の入力フィールドに前記第1の値が入力される場合に、前記第1の入力フィールドへの入力を制限し、
前記送信部は、前記第1の入力フィールド及び前記第2の入力フィールドに入力された値を前記デバイスへ送信する、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項3】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記デバイスのユーザを認証するための認証画面を前記ディスプレイに表示させる第2の表示制御部として機能させ、
前記第1の表示制御部は、前記認証画面における前記ユーザの認証が成功する場合に、前記入力画面を前記ディスプレイに表示させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項4】
前記第1の表示制御部は、
前記デバイスから前記自動更新機能を実行可能であることを示す特定の情報を受信する場合に、前記第1の入力フィールドへの入力を受け付け、
前記デバイスから前記特定の情報を受信しない場合に、前記第1の入力フィールドへの入力を制限する、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項5】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記通信インターフェイスを介して、前記デバイスから、前記時期設定値として前記デバイスに現在設定されている現在値を受信する第1の受信部として機能させ、
前記第1の入力フィールドには、初期値として前記現在値が反映されている、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項6】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記入力画面に入力された前記時期設定値を前記デバイスに設定することが失敗する場合に、当該設定が失敗したことを示す第1の通知を出力する第1の出力部として機能させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項7】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記通信インターフェイスを介して、前記デバイスから前記デバイス内の前記デバイスプログラムのバージョンを繰り返し受信する第2の受信部と、
前記時期設定値が前記デバイスに送信された後に前記デバイスから受信した前記バージョンが、前記時期設定値が前記デバイスに送信される前に前記デバイスから受信した前記バージョンよりも新しい場合に、前記自動更新機能が実行されたことを示す第2の通知を出力する第2の出力部と、
として機能させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項8】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記デバイスプログラムの更新に関する通知オブジェクトを前記ディスプレイに表示させる第3の表示制御部として機能させ、
前記第1の表示制御部は、前記通知オブジェクトに対する操作を受け付けることに応じて、前記入力画面を前記ディスプレイに表示させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項9】
前記デバイスは、印刷機能を実行可能であり、
前記デバイスは、印刷データを送信する対象として前記コンピュータプログラムで指定されている、請求項1から8のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項10】
端末装置であって、
ディスプレイと、
通信インターフェイスと
前記通信インターフェイスを介して通信可能なデバイスが自動更新機能を実行すべき時期を示す時期設定値を入力するための第1の入力フィールドを含む入力画面を前記ディスプレイに表示させる第1の表示制御部であって、前記入力画面は、前記コンピュータプログラムによって生成される画面であり、前記自動更新機能は、前記デバイスに記憶されているデバイスプログラムを前記時期設定値によって示される時期に自動的に更新する機能である、前記第1の表示制御部と、
前記通信インターフェイスを介して、前記第1の入力フィールドに入力された値を前記デバイスに送信する送信部であって、前記第1の入力フィールドに入力された値は、前記時期設定値として前記デバイスに利用される、前記送信部と、
を備える、端末装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、端末装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、通信装置のファームウェアのアップデートを自動的に実行する自動アップデート機能が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-085781号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本明細書では、デバイスプログラムを自動的に更新する自動更新処理を実行すべき時期の設定を簡易にするための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、コンピュータとディスプレイと通信インターフェイスとを備え、前記通信インターフェイスを介してデバイスと通信可能な端末装置のためのコンピュータプログラムを開示する。前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、前記デバイスが自動更新機能を実行すべき時期を示す時期設定値を入力するための第1の入力フィールドを含む入力画面を前記ディスプレイに表示させる第1の表示制御部であって、前記入力画面は、前記コンピュータプログラムによって生成される画面であり、前記自動更新機能は、前記デバイスに記憶されているデバイスプログラムを前記時期設定値によって示される時期に自動的に更新する機能である、前記第1の表示制御部と、前記通信インターフェイスを介して、前記第1の入力フィールドに入力された値を前記デバイスに送信する送信部であって、前記第1の入力フィールドに入力された値は、前記時期設定値として前記デバイスに利用される、前記送信部と、として機能させる。
【0006】
上記の構成によれば、ユーザは、端末装置で時期設定値を入力することができる。ユーザは、デバイスより操作し易い端末装置を利用して、自動更新機能を実行すべき時期を簡易に設定することができる。
【0007】
上記の端末装置自体、上記の端末装置のための制御方法も新規で有用である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、通信システムのブロック図である。
図2は、ホーム画面処理のフローチャート図である。
図3は、更新処理のフローチャート図である。
図4は、自動更新設定処理のフローチャート図である。
図5は、各画面の模式図である。
図6は、各画面の模式図である。
図7は、各画面の模式図である。
図8は、各画面の模式図である。
図9は、各画面の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(通信システム2の構成:図1)
通信システム2は、端末装置10と、Multifunction Peripheral(MFP)100と、サーバ200と、を備える。端末装置10は、スマートフォン、タブレット端末、ラップトップPC、デスクトップPC等である。MFP100は、印刷機能とスキャン機能を含む多機能を有する多機能機である。端末装置10は、Local Area Network(LAN)4を介して、MFP100と通信可能である。LAN4は、有線LAN又は無線LANである。LAN4は、インターネット6に接続されている。インターネット6には、サーバ200が設置されている。
【0010】
MFP100は、印刷エンジン及びスキャナエンジンを備える。印刷エンジンは、用紙に画像を印刷するための機構であり、例えば、印刷ヘッドを有する。印刷エンジンの印刷方式は、インクジェット方式、電子写真方式、サーマル方式等である。MFP100は、端末装置10から印刷データを受信すると、印刷エンジンにより印刷処理を実行する。スキャナエンジンは、原稿から画像を読み取るための機構であり、イメージセンサ等を有する。MFP100は、端末装置10からスキャン要求を受信すると、スキャナエンジンによりスキャン処理を実行する。
(【0011】以降は省略されています)

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