TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025132480
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030086
出願日2024-02-29
発明の名称スキャナ、スキャナのためのコンピュータプログラム及び方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250903BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ログ情報を記憶するためのメモリ容量を少なくするための技術を開示する。
【解決手段】スキャナは、メモリと、原稿が載置されるべき載置台と、カバー部材と、読取センサと、を備えるスキャン実行部と、スキャン実行指示が取得される場合に、原稿のスキャンをスキャン実行部に実行させるスキャン制御部と、スキャンデータを保存させる保存制御部と、第1のタイミングから第2のタイミングまでの期間において、スキャナに対するアクションのログを示すログ情報をメモリに記憶するログ記憶部であって、第1のタイミングは、カバー部材が閉位置から開位置に移動されるタイミングを含み、第2のタイミングは、第1のタイミングから第1の所定時間が経過するタイミングを含み、第1のタイミングから第2のタイミングまでの期間以外の期間において、ログ情報はメモリに記憶されない、ログ記憶部と、ログ情報を出力する出力部と、を備えてもよい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
スキャナであって、
メモリと、
原稿が載置されるべき載置台と、前記載置台に対する開位置及び閉位置の間で移動可能なカバー部材と、前記載置台に載置される前記原稿を読み取る読取センサと、を備えるスキャン実行部と、
スキャン実行指示が取得される場合に、前記原稿のスキャンを前記スキャン実行部に実行させるスキャン制御部と、
前記原稿のスキャンによって得られるスキャンデータを所定の保存先に保存させる保存制御部と、
第1のタイミングから第2のタイミングまでの期間において、前記スキャナに対するアクションのログを示すログ情報を前記メモリに記憶するログ記憶部であって、
前記第1のタイミングは、前記カバー部材が前記閉位置から前記開位置に移動されるタイミングを含み、
前記第2のタイミングは、前記第1のタイミングから第1の所定時間が経過するタイミングを含み、
前記第1のタイミングから前記第2のタイミングまでの前記期間以外の期間において、前記ログ情報は前記メモリに記憶されない、前記ログ記憶部と、
前記メモリ内の前記ログ情報を出力する出力部と、を備える、スキャナ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ログ記憶部は、前記第1のタイミングから前記第1の所定時間が経過するまでの間に前記スキャン実行指示が取得される場合に、前記第2のタイミングに代わる新たな第2のタイミングを決定し、
前記新たな第2のタイミングは、前記スキャン実行指示が取得されてから第2の所定時間が経過するタイミングを含む、請求項1に記載のスキャナ。
【請求項3】
前記ログ記憶部は、前記第1のタイミングから前記第1の所定時間が経過するまでの間に前記カバー部材が前記閉位置から前記開位置に再び移動される場合に、前記第2のタイミングに代わる新たな第2のタイミングを決定し、
前記新たな第2のタイミングは、前記カバー部材が前記閉位置から前記開位置に再び移動されてから第3の所定時間が経過するタイミングを含む、請求項1に記載のスキャナ。
【請求項4】
前記アクションは、前記カバー部材が前記閉位置から前記開位置に移動されることを含む、請求項1に記載のスキャナ。
【請求項5】
前記アクションは、外部装置からの通信によって前記スキャン実行指示が取得されることを含み、
前記ログ情報は、前記スキャン実行指示の送信元である前記外部装置のIPアドレスを含む、請求項1に記載のスキャナ。
【請求項6】
前記カバー部材は、前記カバー部材に載置される前記原稿を前記読取センサに向けて搬送する搬送部を備え、
前記第1のタイミングは、さらに、前記原稿が前記カバー部材に載置されるタイミングを含み、
前記第2のタイミングは、さらに、前記カバー部材に載置される前記原稿のスキャンが完了するタイミングを含む、請求項1に記載のスキャナ。
【請求項7】
前記アクションは、前記原稿が前記カバー部材に載置されることを含む、請求項6に記載のスキャナ。
【請求項8】
前記アクションは、外部装置からの通信によって前記スキャン実行指示が取得されることを含み、
前記ログ情報は、前記スキャン実行指示の送信元である前記外部装置のIPアドレスを含む、請求項6に記載のスキャナ。
【請求項9】
前記出力部は、前記カバー部材に載置される前記原稿のスキャンが完了する場合に、前記ログ情報を出力する、請求項6に記載のスキャナ。
【請求項10】
前記出力部は、前記第1のタイミングの後に、前記カバー部材が前記閉位置から前記開位置に再び移動される場合に、前記ログ情報を出力する、請求項1に記載のスキャナ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書では、スキャナに対するアクションのログを示すログ情報を記憶する技術を開示する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像読取装置が開示されている。画像読取装置は、画像読取装置が動作した際の動作ログを記録し、当該動作ログをサーバへ送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-220073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本明細書では、ログ情報を記憶するためのメモリ容量を少なくするための技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、スキャナを開示する。スキャナは、メモリと、原稿が載置されるべき載置台と、前記載置台に対する開位置及び閉位置の間で移動可能なカバー部材と、前記載置台に載置される前記原稿を読み取る読取センサと、を備えるスキャン実行部と、スキャン実行指示が取得される場合に、前記原稿のスキャンを前記スキャン実行部に実行させるスキャン制御部と、前記原稿のスキャンによって得られるスキャンデータを所定の保存先に保存させる保存制御部と、第1のタイミングから第2のタイミングまでの期間において、前記スキャナに対するアクションのログを示すログ情報を前記メモリに記憶するログ記憶部であって、前記第1のタイミングは、前記カバー部材が前記閉位置から前記開位置に移動されるタイミングを含み、前記第2のタイミングは、前記第1のタイミングから第1の所定時間が経過するタイミングを含み、前記第1のタイミングから前記第2のタイミングまでの前記期間以外の期間において、前記ログ情報は前記メモリに記憶されない、前記ログ記憶部と、前記メモリ内の前記ログ情報を出力する出力部と、を備えてもよい。
【0006】
上記の構成によると、スキャナは、第1のタイミングから第2のタイミングまでの期間において、スキャナに対するアクションのログを示すログ情報をメモリに記憶する一方で、第1のタイミングから第2のタイミングまでの期間以外の期間において、ログ情報をメモリに記憶しない。このために、全てのログ情報をスキャナのメモリ内に記憶する構成と比べると、ログ情報を記憶するためのメモリ容量を少なくすることができる。
【0007】
上記のスキャナを実現するためのコンピュータプログラム、当該コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体、及び、上記のスキャナによって実行される方法も新規で有用である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
カバー部材が閉じられているスキャナの斜視図を示す。
カバー部材が開かれているスキャナの斜視図を示す。
スキャナの制御構成を示す。
ログ記憶処理のフローチャートを示す。
ケースAのシーケンス図を示す。
図5の続きのシーケンス図を示す。
ケースBのシーケンス図を示す。
ケースCのシーケンス図を示す。
図8の続きのシーケンス図を示す。
ケースDのシーケンス図を示す。
図10の続きのシーケンス図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施例)
(スキャナ10のハードウェア構成;図1,図2)
スキャナ10は、スキャン機能を実行可能な装置である。図1に示されるように、スキャナ10は、操作パネル2とスキャン実行部14とを備える。
【0010】
操作パネル2は、操作部4と表示部6とを備える。操作部4は、複数のボタンを備える。ユーザは、操作部4を操作することによって、様々な指示をスキャナ10に入力することができる。表示部6は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部6は、本実施例では、いわゆるタッチパネル(即ち操作部)として機能しないが、変形例では、タッチパネルとして機能してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

ブラザー工業株式会社
複合機
2日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
29日前
ブラザー工業株式会社
給紙装置
17日前
ブラザー工業株式会社
現像装置
13日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
1か月前
ブラザー工業株式会社
液体容器
29日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
読取装置
29日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
29日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
29日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
29日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
29日前
ブラザー工業株式会社
定着装置
1日前
ブラザー工業株式会社
再生方法
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
定着装置
1日前
ブラザー工業株式会社
工作機械
1日前
ブラザー工業株式会社
定着装置
1日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
21日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出装置
21日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
14日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
液体供給装置
29日前
ブラザー工業株式会社
通信システム
13日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
液体吐出装置
23日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
29日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
29日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出装置
29日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
続きを見る