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公開番号
2025132461
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030057
出願日
2024-02-29
発明の名称
端末装置のためのコンピュータプログラム、端末装置、及び、端末装置を制御するための方法
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250903BHJP(計算;計数)
要約
【課題】適切な通知をユーザに提供するための技術を提供する。
【解決手段】端末装置は、端末装置と通信可能なM1のデバイスのそれぞれについて、当該デバイスに関連する識別情報と、当該デバイスの稼働情報と、を関連付けてメモリに記憶する。端末装置は、サーバから、M1個の識別情報が指定された特定の通知情報を受信し、メモリにおいてM1個の識別情報のそれぞれに関連付けられている稼働情報を利用して、M1個の識別情報の中から、最も高い重要度を有する特定の識別情報を決定し、特定の通知情報を利用して、M1個の識別情報のうち、特定の識別情報に対応する特定の通知を選択的に表示する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピュータと表示部とメモリとを備える端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
前記端末装置と通信可能なM1(前記M1は2以上の整数)のデバイスのそれぞれについて、当該デバイスに関連する識別情報と、当該デバイスの稼働情報と、を関連付けて前記メモリに記憶させる第1の記憶制御部と、
サーバから、M1個の識別情報が指定された特定の通知情報を受信する通知情報受信部と、
前記サーバから前記特定の通知情報が受信される場合に、前記メモリにおいて前記M1個の識別情報のそれぞれに関連付けられている前記稼働情報を利用して、前記M1個の識別情報の中から、最も高い重要度を有する特定の識別情報を決定する決定部と、
前記特定の通知情報を利用して、前記M1個の識別情報のうち、前記特定の識別情報に対応する特定の通知を選択的に前記表示部に表示させる第1の表示制御部と、
として機能させる、コンピュータプログラム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記特定の通知は、前記特定の識別情報を含み、前記特定の識別情報以外の識別情報を含まない、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項3】
前記稼働情報は、デバイスのステータスを示す情報を含み、
前記決定部は、前記M1個の識別情報の中から、エラー状態を示す稼働情報に関連付けられている識別情報を前記特定の識別情報として決定する、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項4】
前記識別情報は、デバイスのモデル識別情報を含み、
前記決定部は、前記エラー状態を示す稼働情報がM2個(前記M2は2以上前記M1以下の整数)の識別情報に関連付けられている場合に、前記M2個の識別情報に関連付けられているM2個のモデル識別情報を利用して、前記特定の識別情報を決定する、請求項3に記載のコンピュータプログラム。
【請求項5】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記M1のデバイスのそれぞれについて、当該デバイスに関連する識別情報と、当該識別情報が記憶されたタイミングを示すタイミング情報と、を関連付けて前記メモリに記憶させる第2の記憶制御部として機能させ、
前記決定部は、前記エラー状態を示す稼働情報がM2個(前記M2は2以上前記M1以下の整数)の識別情報に関連付けられている場合に、前記M2個の識別情報のそれぞれに関連付けられている前記タイミング情報を利用して、前記特定の識別情報を決定する、請求項3に記載のコンピュータプログラム。
【請求項6】
前記稼働情報は、デバイスの消耗品の使用量を示す情報を含み、
前記決定部は、前記M1個の識別情報の中から、最多の使用量を示す稼働情報に関連付けられている識別情報を前記特定の識別情報として決定する、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項7】
前記稼働情報は、デバイスの特定機能の使用回数を示す情報を含み、
前記決定部は、前記M1個の識別情報の中から、最大の使用回数を示す稼働情報に関連付けられている識別情報を前記特定の識別情報として決定する、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項8】
前記稼働情報は、第1種の稼働情報と、前記第1種の稼働情報とは異なる第2種の稼働情報と、を含み、
前記決定部は、
前記特定の通知情報が第1種の通知情報である場合に、前記メモリ内の前記第1種の稼働情報を利用して、前記M1個の識別情報の中から前記特定の識別情報を決定し、
前記特定の通知情報が前記第1種の通知情報とは異なる第2種の通知情報である場合に、前記メモリ内の前記第2種の稼働情報を利用して、前記M1個の識別情報の中から前記特定の識別情報を決定する、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項9】
前記特定の通知は、ポップアップの表示態様を有する、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項10】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記サーバから前記特定の通知情報が受信された後に、ユーザから所定操作が受け付けられる場合に、前記M1個の識別情報に対応するM1個の通知を示す通知一覧画面を前記表示部に表示させる第2の表示制御部として機能させる、請求項9に記載のコンピュータプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、特定の通知を表示する端末装置に関する技術を開示する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、MFPと、端末装置と、通知サーバと、サービス提供サーバと、サービス管理サーバと、を備える通信システムが開示されている。端末装置は、通知サーバから通知情報を受信する。端末装置は、フィルタ条件及びタイミング条件が成立する場合に、通知情報に対応するプル通知画面を表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-96878号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、通知情報において、複数個の識別情報が指定されることについて何ら考慮されていない。本明細書では、適切な通知をユーザに提供するための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、コンピュータと表示部とメモリとを備える端末装置のためのコンピュータプログラムを開示する。前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、前記端末装置と通信可能なM1(前記M1は2以上の整数)のデバイスのそれぞれについて、当該デバイスに関連する識別情報と、当該デバイスの稼働情報と、を関連付けて前記メモリに記憶させる第1の記憶制御部と、サーバから、M1個の識別情報が指定された特定の通知情報を受信する通知情報受信部と、前記サーバから前記特定の通知情報が受信される場合に、前記メモリにおいて前記M1個の識別情報のそれぞれに関連付けられている前記稼働情報を利用して、前記M1個の識別情報の中から、最も高い重要度を有する特定の識別情報を決定する決定部と、前記特定の通知情報を利用して、前記M1個の識別情報のうち、前記特定の識別情報に対応する特定の通知を選択的に前記表示部に表示させる第1の表示制御部と、として機能させてもよい。
【0006】
上記の構成によると、端末装置は、サーバからM1個の識別情報を指定する特定の通知情報を受信する場合に、M1個の識別情報のそれぞれに関連付けられている稼働情報を利用して最も高い重要度を有する特定の識別情報を決定し、特定の識別情報に対応する特定の通知を表示する。従って、適切な通知をユーザに提供することができる。
【0007】
上記のコンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体、上記のコンピュータプログラムによって実現される端末装置、及び、端末装置を制御するための方法も、新規で有用である。また、端末装置と複数個のデバイスとを含む通信システムも、新規で有用である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
通信システムの構成を示す。
各テーブルの一例を示す図である。
登録プロセスのシーケンス図である。
図3の続きである。
端末装置によって実行される第1の表示処理のフローチャートである。
端末装置によって実行される決定処理のフローチャートである。
ケースAで表示される通知画面の一例である。
ケースBで表示される通知画面の一例である。
端末装置によって実行される第2の表示処理のフローチャートである。
ケースCで表示される通知一覧画面の一例である。
第3実施例に係る決定処理のフローチャートである。
第4実施例に係る決定処理のフローチャートである。
第10変形例に係る第2の表示処理のフローチャートである。
第10変形例に係る通知一覧画面の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、複数のMFP10A、10Bと、PC100と、通知サーバ200と、第1のサービス提供サーバ300と、第2のサービス提供サーバ400と、を備える。以下では、サービス提供サーバのことを「SPサーバ」と記載する。MFP10A、10B、及び、PC100は、Local Area Network(LAN)4に接続されている。MFP10A、10B、及び、PC100は、LAN4を介して通信可能である。MFP10A、10B、PC100、通知サーバ200、第1のSPサーバ300、及び、第2のSPサーバ400は、インターネット6に接続されている。MFP10A、10B、PC100、通知サーバ200、第1のSPサーバ300、及び、第2のSPサーバ400は、インターネット6を介して通信可能である。なお、第1のSPサーバ300、及び、第2のSPサーバ400は、別個のサーバであってもよいし、単一のサーバとして構成されていてもよい。
【0010】
(MFP10A、10Bの構成)
MFP10A、10Bは、用紙に画像を印刷する印刷機能及び原稿から画像を読み取るスキャン機能を実行可能な周辺装置(即ちPC100等の周辺装置)である。MFP10Aは、デバイス名「DV1」とモデル名「MN1」とを有する。MFP10Bは、デバイス名「DV2」とモデル名「MN2」とを有する。デバイス名は、MFPの管理者によって各MFP10A、10Bに付与される名称である。モデル名は、MFPのモデルを示す名称である。各MFP10A、10Bは、同じベンダによって製造される。MFP10A、10Bは、印刷機能を実行可能な印刷機構と、スキャン機能を実行可能な読取機構と、を備える。印刷機構は、インクジェット方式、電子写真方式、又は、サーマル方式の印刷エンジンを含む。インクジェット方式の印刷エンジンは、インク液滴を吐出する印刷ヘッドを備える。電子写真方式の印刷エンジンは、感光体及び光を射出して感光体を露光する露光装置等を備える。サーマル方式の印刷エンジンは、ヒータにより熱を発する印刷ヘッドを備える。読取機構は、イメージセンサを含むスキャナエンジンを備える。読取機構は、原稿から画像を読み取る。一例であるが、イメージセンサは、Charge-Coupled Device(CCD)イメージセンサ、Contact Image Sensor(CIS)である。
(【0011】以降は省略されています)
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