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公開番号2025135043
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024032601
出願日2024-03-05
発明の名称時計、表示制御方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G04C 3/00 20060101AFI20250910BHJP(時計)
要約【課題】ソーラーパネルの発電効率の低下を抑制しつつ時刻を表示できるようにする。
【解決手段】時計は、針を有する第1表示部と、第2表示部と、時刻を表示中の針により外光が遮蔽され得る位置に設けられたソーラーパネルと、第1表示部及び第2表示部の動作モードを制御する制御部と、を備え、制御部は、第1表示部の針により時刻を表示させる第1モードと、針によって遮蔽される外光が第1モードより少なくなるような所定の退避位置に針を退避させつつ第2表示部により時刻を表示させる第2モードと、の間で動作モードを切り替える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
針を有する第1表示部と、
第2表示部と、
時刻を表示中の前記針により外光が遮蔽され得る位置に設けられたソーラーパネルと、
前記第1表示部及び前記第2表示部の動作モードを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記第1表示部の前記針により時刻を表示させる第1モードと、前記針によって遮蔽される外光が前記第1モードより少なくなるような所定の退避位置に前記針を退避させつつ前記第2表示部により時刻を表示させる第2モードと、の間で前記動作モードを切り替える、
時計。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記針は、時針及び分針を含み、
前記制御部は、前記第2モードにおいて、前記時針と前記分針とが重なるように同一の前記退避位置に前記時針及び前記分針を退避させる、
請求項1に記載の時計。
【請求項3】
前記制御部は、前記時針及び前記分針を重なった状態で一周させて前記ソーラーパネルによる起電力の経時変化を取得し、前記起電力が所定条件を満たす大きさとなる前記時針及び前記分針の位置を前記退避位置に定める、
請求項2に記載の時計。
【請求項4】
前記制御部は、前記第2モードにおいて、当該第2モードで動作していることを表す所定の標識を前記針により指示させる、
請求項1に記載の時計。
【請求項5】
第3表示部をさらに備え、
前記ソーラーパネルは、当該ソーラーパネルに垂直な方向から見て前記第3表示部と重ならない範囲に設けられており、
前記制御部は、前記第2モードにおいて、前記針の一部が前記第3表示部に重なる前記退避位置に前記針を退避させる、
請求項1に記載の時計。
【請求項6】
前記制御部は、前記第2モードにおいて、
前記第2モードで動作していることを表す所定の標識を前記第3表示部により表示させ、
前記標識を前記針により指示させる、
請求項5に記載の時計。
【請求項7】
前記ソーラーパネルは、当該ソーラーパネルに垂直な方向から見て前記第2表示部と重ならない範囲の少なくとも一部に設けられており、
前記退避位置は、前記針が前記第2表示部と重ならない位置であって、前記ソーラーパネルのうち前記針により前記外光が遮蔽される部分の面積が最小となる位置である、
請求項1に記載の時計。
【請求項8】
前記制御部は、前記第2モードにおいて、前記針の一部が前記第2表示部の一部と重なる前記退避位置に前記針を退避させ、前記第2表示部のうち前記針が重ならない領域において時刻を表示させる、
請求項1に記載の時計。
【請求項9】
前記第2表示部は、前記時針よりも面積が小さい副時針と、前記分針よりも面積が小さい副分針と、を備え、
前記ソーラーパネルは、当該ソーラーパネルに垂直な方向から見て前記第2表示部と重なる範囲に少なくとも設けられており、
前記制御部は、前記第2モードにおいて、前記時針及び分針が前記第2表示部と重ならない前記退避位置に前記時針及び前記分針を退避させる、
請求項2に記載の時計。
【請求項10】
前記針は、秒針をさらに含み、
前記制御部は、前記第2モードにおいて、前記第2表示部により時分を表示させ、前記第1表示部の前記秒針により秒を表示させる、
請求項2に記載の時計。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、時計、表示制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ソーラーパネルの発電作用により二次電池を充電可能な時計がある。このような時計においては、時針や分針等の針の影がソーラーパネルにかかると発電効率が低下する。このため、二次電池の残量が低下した場合等において、ソーラーパネルの発電効率が低下しにくい位置に針を退避させることで効率よく二次電池を充電する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-57366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術には、針を退避させている期間において時刻を表示することができないという課題がある。
【0005】
本発明は、ソーラーパネルの発電効率の低下を抑制しつつ時刻を表示できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る時計は、
針を有する第1表示部と、
第2表示部と、
時刻を表示中の前記針により外光が遮蔽され得る位置に設けられたソーラーパネルと、
前記第1表示部及び前記第2表示部の動作モードを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記第1表示部の前記針により時刻を表示させる第1モードと、前記針によって遮蔽される外光が前記第1モードより少なくなるような所定の退避位置に前記針を退避させつつ前記第2表示部により時刻を表示させる第2モードと、の間で前記動作モードを切り替える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ソーラーパネルの発電効率の低下を抑制しつつ時刻を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
電子時計の機能構成を示すブロック図である。
電子時計の第1表示部、第2表示部及び第3表示部等を示す平面図である。
図2のA-A断面における電子時計の模式断面図である。
第2モードで動作している電子時計を示す図である。
動作モード制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
変形例1における退避位置の決定方法を説明する図である。
針を一周させたときのソーラーパネルの起電力の経時変化の例を示す図である。
第2モードで動作している変形例2に係る電子時計を示す図である。
第2の実施形態に係る電子時計の正面図である。
第2モードで動作している第2の実施形態の電子時計の正面図である。
第2の実施形態に係る他の電子時計の正面図である。
第2モードで動作している第2の実施形態の他の電子時計の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
(第1の実施形態)
<電子時計の構成>
図1は、電子時計1(時計)の機能構成を示すブロック図である。電子時計1は、図示略のバンドによりユーザの腕に装着されて用いられる腕時計(装着型機器)である。電子時計1は、第1表示部10と、第2表示部20と、第3表示部30と、CPU41(Central Processing Unit)(制御部、制御手段)と、RAM42(Random Access Memory)と、記憶部43と、計時部50と、操作部61と、モーションセンサ62と、ソーラーパネル71と、二次電池72と、充電制御部73と、を備える。電子時計1の各部は、バス等の通信経路を介して接続されており、二次電池72から供給される電力により動作する。
(【0011】以降は省略されています)

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