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公開番号
2025141493
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024041449
出願日
2024-03-15
発明の名称
電子機器、電子機器の動作制御方法、プログラム及び情報処理システム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
G06F
3/04883 20220101AFI20250919BHJP(計算;計数)
要約
【課題】表示画面上に既に表示されている数式を活用する。
【解決手段】PC20のCPU21は、定数、変数、又は係数のうち少なくとも一つの数が設定される代入領域を含む数式をPC20の表示部25に表示させる。また、CPU21は、表示部25に対する手書き入力を受け付ける。また、CPU21は、代入領域に代入されるべき代入用数値(例えば、代入用数値G12、代入用数値G13;図6参照)と当該代入用数値と代入領域とを連結させる線(オブジェクト)(例えば、線G14、線G15;図6参照)の手書き入力を受け付けた場合に、当該代入用数値と線(オブジェクト)で連結された代入領域とを紐付ける。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
定数、変数、又は係数のうち少なくとも一つの数が設定される代入領域を含む数式を所定の表示部に表示させる表示制御手段と、
前記表示部に対する手書き入力を受け付ける入力受付手段と、
前記入力受付手段によって、前記代入領域に代入されるべき代入用数値と当該代入用数値と前記代入領域とを連結させるオブジェクトの手書き入力を受け付けた場合に、当該代入用数値と前記オブジェクトで連結された前記代入領域とを紐付ける制御手段と、
を備えることを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、
前記入力受付手段によって、前記代入領域が表示された表示領域から所定の距離以内に一端点が存在し、且つ、前記代入用数値の入力領域から所定の距離以内に他の一端点が存在するように前記オブジェクトの手書き入力を受け付けた場合に、当該代入用数値と前記オブジェクトで連結された前記代入領域とを紐付ける、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記制御手段は、
前記入力受付手段によって、前記代入領域が表示された表示領域から所定の距離以内に一端点を含み、且つ、前記代入用数値を囲む枠内に他の一端点を含むように前記オブジェクトの手書き入力を受け付けた場合に、当該代入用数値と前記オブジェクトで連結された前記代入領域とを紐付ける、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記表示制御手段は、
前記オブジェクトの端点が、前記代入領域が表示された表示領域から所定の距離以内の領域である第1領域又は前記代入用数値の入力領域から所定の距離以内の領域である第2領域にある場合に、当該オブジェクトの端点がある前記第1領域又は前記第2領域の枠を他の領域と識別可能な態様で表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記表示部に表示されている前記数式に対する選択を受け付ける選択受付手段を更に備え、
前記表示制御手段は、
前記選択受付手段によって前記数式に対する選択を受け付けた場合に、前記数式が記された数式付箋を表示させるための第1操作ボタンと、前記代入用数値が前記代入領域に代入された前記数式が記された数式付箋を表示させるための第2操作ボタンと、のうち少なくとも何れか一方を前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記表示制御手段は、
前記第1操作ボタンが操作された場合には、所定の表示画面に前記数式が記された数式付箋を表示させるとともに当該数式のグラフを表示させ、前記第2操作ボタンが操作された場合には、前記所定の表示画面に前記代入用数値が前記代入領域に代入された前記数式が記された数式付箋と当該数式のグラフとを表示させる、
ことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
定数、変数、又は係数のうち少なくとも一つの数が設定される代入領域を含む数式を所定の表示部に表示させる表示制御工程と、
前記表示部に対する手書き入力を受け付ける入力受付工程と、
前記入力受付工程によって、前記代入領域に代入されるべき代入用数値と当該代入用数値と前記代入領域とを連結させるオブジェクトの手書き入力を受け付けた場合に、当該代入用数値と前記オブジェクトで連結された前記代入領域とを紐付ける制御工程と、
を含むことを特徴とする電子機器の動作制御方法。
【請求項8】
電子機器のコンピュータを、
定数、変数、又は係数のうち少なくとも一つの数が設定される代入領域を含む数式を所定の表示部に表示させる表示制御手段、
前記表示部に対する手書き入力を受け付ける入力受付手段、
前記入力受付手段によって、前記代入領域に代入されるべき代入用数値と当該代入用数値と前記代入領域とを連結させるオブジェクトの手書き入力を受け付けた場合に、当該代入用数値と前記オブジェクトで連結された前記代入領域とを紐付ける制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
【請求項9】
電子機器と、当該電子機器と情報通信可能に接続されたサーバと、を備える情報処理システムであって、
前記電子機器は、
定数、変数、又は係数のうち少なくとも一つの数が設定される代入領域を含む数式を所定の表示部に表示させる表示制御手段と、
前記表示部に対する手書き入力を受け付ける入力受付手段と、
を備え、
前記サーバは、
前記電子機器が前記入力受付手段によって、前記代入領域に代入されるべき代入用数値と当該代入用数値と前記代入領域とを連結させるオブジェクトの手書き入力を受け付けた場合に、当該代入用数値と前記オブジェクトで連結された前記代入領域とを紐付ける制御手段を備える、
ことを特徴とする情報処理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、電子機器の動作制御方法、プログラム及び情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、数式を通常のキーボードから入力し、ディスプレイ画面上の任意の位置に描画する方法が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-171795号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に開示されている方法では、所望の数式をディスプレイ画面上の任意の位置に描画するに留まり、ディスプレイ画面上に描画された数式を活用することはできない。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、表示画面上に既に表示されている数式を活用することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る電子機器は、定数、変数、又は係数のうち少なくとも一つの数が設定される代入領域を含む数式を所定の表示部に表示させる表示制御手段と、前記表示部に対する手書き入力を受け付ける入力受付手段と、前記入力受付手段によって、前記代入領域に代入されるべき代入用数値と当該代入用数値と前記代入領域とを連結させるオブジェクトの手書き入力を受け付けた場合に、当該代入用数値と前記オブジェクトで連結された前記代入領域とを紐付ける制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、表示画面上に既に表示されている数式を活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
学習支援システムの概略構成図である。
サーバの機能構成を示すブロック図である。
PCの機能構成を示すブロック図である。
数式活用処理の制御手順を示すフローチャートである。
ノートブック画面の例を示す図である。
ノートブック画面の例を示す図である。
ノートブック画面の例を示す図である。
数学ツール画面の例を示す図である。
数学ツール画面の例を示す図である。
数学ツール画面の例を示す図である。
数学ツール画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施の形態の学習支援システム(情報処理システム)1は、小学校~高校などの教育機関で学習する生徒の学習支援を行うサーバクライアントシステムである。学習支援システム1は、サーバ10と、PC(Personal Computer)20と、を備える。サーバ10とPC20とは、通信ネットワークNを介して通信接続されている。学習支援システム1は、教育機関の生徒に、授業などのノートブック作成、オンライン辞書、数学ツールや、先生からの課題の実施及び提出などの授業支援を提供する学習支援機能を有する。学習支援機能は、アカウント情報(ID及びパスワード)があらかじめサーバ10に登録された生徒のユーザに対して提供されるものとする。
【0010】
サーバ10は、通信ネットワークNのクラウド上に設けられたWebサーバ装置であり、PC20に上述の学習支援機能を提供する。PC20は、生徒であるユーザが使用する電子機器であり、例えば、ノートPC(Personal Computer)とし、教育施設や、ユーザの自宅で使用される。ただし、PC20は、ノートPCに限定されるものではなく、デスクトップPC、タブレットPC、スマートフォンなど、他の電子機器としてもよい。また、図1のPC20は、複数のユーザが使用する複数台のPC20を代表した1台を表したものとする。通信ネットワークNは、サーバ10とPC20との通信を中継するネットワークであり、例えば、インターネットであるものとするが、LAN(Local Area Network)、専用線などを含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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