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公開番号
2025142863
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2024042456
出願日
2024-03-18
発明の名称
情報処理装置、表示制御方法、及び、プログラム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
主分類
A61B
10/00 20060101AFI20250924BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】注目領域の状態の把握をより容易にできるようにする。
【解決手段】情報処理装置100は、処理部を備える。処理部は、第1照明光で照射され、且つ、偏光フィルタ31を経由して撮像素子により撮像された関心領域を含む第1画像と、第2照明光で照射され、且つ、偏光フィルタ31を経由しないで撮像素子により撮像された関心領域を含む第2画像を取得し、第1画像の関心領域の位置と第2画像の関心領域の位置とが略一致した状態で、第1画像及び第2画像を切り替えるように表示装置10に表示させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1照明光で照射され、且つ、偏光フィルタを経由して撮像素子により撮像された関心領域を含む第1画像と、第2照明光で照射され、且つ、前記偏光フィルタを経由しないで前記撮像素子により撮像された前記関心領域を含む第2画像を取得し、
前記第1画像の関心領域の位置と前記第2画像の関心領域の位置とが略一致した状態で、前記第1画像及び前記第2画像を切り替えるように表示部に表示させる、
処理部を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記処理部は、前記第1画像と前記第2画像の背景領域の輝度を近づけるように、前記第1画像と前記第2画像の少なくとも一方の輝度を補正する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記処理部は、前記第1画像と前記第2画像内における前記関心領域の位置を近づけるように、前記第1画像と前記第2画像の少なくとも一方を加工する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記処理部は、前記第1画像と前記第2画像の一方の前記関心領域と前記第1画像と前記第2画像の他方の背景領域が合成されるように、前記第1画像と前記第2画像の少なくとも一方を加工する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記処理部は、前記第1画像と前記第2画像の前記関心領域の違いを強調するように、前記第1画像と前記第2画像の少なくとも一方を加工する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記処理部は、前記第1画像と前記第2画像を交互に繰り返し再生する動画ファイルを生成し、
前記動画ファイルを再生することで、前記表示部に前記第1画像と前記第2画像を切り替えて繰り返し表示させる
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項7】
請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
前記偏光フィルタを含み、前記偏光フィルタを光路に挿脱して前記関心領域を連続して撮影して、前記第1画像と前記第2画像を生成する撮影部と、
前記表示部と、を備える
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】
コンピュータが、
第1照明光で照射され、且つ、偏光フィルタを経由して撮像素子により撮像された関心領域を含む第1画像と、第2照明光で照射され、且つ、前記偏光フィルタを経由しないで前記撮像素子により撮像された前記関心領域を含む第2画像を取得し、
前記第1画像の関心領域の位置と前記第2画像の関心領域の位置とが略一致した状態で、前記第1画像及び前記第2画像を切り替えるように表示部に表示させる、
ことを特徴とする表示制御方法。
【請求項9】
コンピュータに、
第1照明光で照射され、且つ、偏光フィルタを経由して撮像素子により撮像された関心領域を含む第1画像と、第2照明光で照射され、且つ、前記偏光フィルタを経由しないで前記撮像素子により撮像された前記関心領域を含む第2画像を取得し、
前記第1画像の関心領域の位置と前記第2画像の関心領域の位置とが略一致した状態で、前記第1画像及び前記第2画像を切り替えるように表示部に表示させる、
処理を実行させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書の開示は、情報処理装置、表示制御方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されるようにダーモスコープで偏光観察と非偏光観察を切り替えて被検体を観察する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-214552号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1は、人手によって観察法を都度切り替えて被検体の観察を行う技術であるため、注目領域の状態の把握に手間がかかるおそれがあった。本発明の一側面に係る目的は、注目領域の状態の把握をより容易にできるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る情報処理装置は、第1照明光で照射され、且つ、偏光フィルタを経由して撮像素子により撮像された関心領域を含む第1画像と、第2照明光で照射され、且つ、前記偏光フィルタを経由しないで前記撮像素子により撮像された前記関心領域を含む第2画像を取得し、前記第1画像の関心領域の位置と前記第2画像の関心領域の位置とが略一致した状態で、前記第1画像及び前記第2画像を切り替えるように表示部に表示させる、処理部を備える。
【発明の効果】
【0006】
上記の態様によれば、注目領域の状態の把握をより容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係るシステムの構成を例示した図である。
図1に示すシステムが行う処理のフローチャートの一例である。
図1に示す処理における画像処理の流れを説明する図である。
図1に示すシステムを構成する装置間のやり取りを説明する図である。
図2に示す画像取得処理のフローチャートの一例である。
図1に示すシステムが行う処理のフローチャートの別の例である。
図1に示すシステムが行う処理のフローチャートの更に別の例である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1のシステム1のユーザは、例えば、皮膚腫瘍の診断を行う医師である。システム1は、情報処理装置100と、情報処理装置100に接続された周辺機器(表示装置10、入力装置20、ダーモスコープ付き撮影装置30)を含んでいる。表示装置10は、情報処理装置100のユーザに情報を表示する表示部の一例である。表示装置10は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどである。入力装置20は、情報処理装置100に対するユーザの操作を受け付ける入力部の一例である。入力装置20は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなどである。なお、この例では、情報処理装置100が周辺機器(特に、ダーモスコープ付き撮影装置30)と直接接続された例を示したが、情報処理装置100は、インターネットなどのネットワークを経由してダーモスコープ付き撮影装置30と接続される情報処理装置であってもよく、例えば、サーバであってもよい。
【0009】
ダーモスコープは、悪性皮膚腫瘍を疑う患者の病変を拡大して非侵襲的に観察可能な拡大鏡である。悪性皮膚腫瘍を疑う患者の病変は、ユーザの関心領域の一例であり、典型的には、被検体である皮膚にできたほくろやいぼなどである。ダーモスコープ付き撮影装置30は、関心領域(ほくろ、いぼ)を含む被検体(皮膚)を撮影する撮影部の一例であり、被検体のダーモスコピー画像を生成する。ダーモスコープ付き撮影装置30は、皮膚表面からの反射光の影響を低減するために有効な偏光フィルタ31と撮像素子32を備えている。ダーモスコープ付き撮影装置30は、偏光フィルタ31を用いた撮影と偏光フィルタ31を用いない撮影を切り替えて行うことが可能であり、特に、ユーザの1回の操作に対して偏光フィルタ31を光路に挿脱して被検体Sを連続して撮影する連写機能を備えている。また、ダーモスコープ付き撮影装置30は、UV(UltraViolet)光を用いる撮影にも対応してもよい。UV光を用いた撮影は、UV光を吸収するメラニンの特性やUV光による蛍光反応を反映したダーモスコピー画像を得ることが可能であり、皮膚表面からの反射光の影響が低減された画像と同様に、皮膚腫瘍の識別に好適である。
【0010】
情報処理装置100は、CPU101と、GPU102と、記憶装置103を備える、汎用若しくは専用のコンピュータである。CPU101とGPU102は、各処理を実行するプロセッサ、つまり、処理部であり、記憶装置103に記憶されているプログラムを実行することで、後述する取得部110及び表示制御部120として動作する。情報処理装置100では、1つ以上のプロセッサが動作すればよく、1つのプロセッサが単独で後述する処理を行ってもよく、複数のプロセッサが共同で後述する処理を行ってもよい。記憶装置103は、CPU101やGPU102などのプロセッサが実行するプログラム、プログラムを実行する際に利用するデータ等を記憶する。記憶装置103、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などの主記憶装置として動作する半導体メモリ、SSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)などの補助記憶装置として動作するストレージを含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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