TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025137098
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024036101
出願日
2024-03-08
発明の名称
車両用ペダル連結構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
G05G
1/30 20080401AFI20250911BHJP(制御;調整)
要約
【課題】クレビスの車両幅方向の揺動を抑制し、車両用ペダルのタッチのフィーリングを向上する。
【解決手段】車両用ペダル1と、車両用ペダル1を左右両側の板部21a、21bで挟み込むように配置された略U字形状のクレビス2と、車両用ペダル1の前方で前後方向に延びて、後端がクレビス2に接続されたプッシュロッド3と、を備え、クレビス2の左右両側の板部21a、21bが車両用ペダル1に回動可能に支持され、運転者が車両用ペダル1へ加えた力がクレビス2を介してプッシュロッド3へ伝達される車両用ペダル連結構造10であって、クレビス2の左右両側の板部21a,21bと車両用ペダル1との間に、それぞれ板バネ63a,63bが設けられ、板バネ63a,63bの復元力が、それぞれ板部21a,21bを車両用ペダル1から遠ざける方向へ作用する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両幅方向に延びる回転軸を介して車体に回動可能に支持された車両用ペダルと、
前記車両用ペダルを左右両側の板部で挟み込むように配置された略U字形状のクレビスと、
前記車両用ペダルの前方で前後方向に延びて、後端が前記クレビスに接続されたプッシュロッドと、を備え、
前記クレビスの左右両側の前記板部が前記車両用ペダルに回動可能に支持され、
運転者が前記車両用ペダルへ加えた力が前記クレビスを介して前記プッシュロッドへ伝達される車両用ペダル連結構造であって、
前記クレビスの左右両側の前記板部と前記車両用ペダルとの間に、それぞれ板バネが設けられ、
左右両側の前記板バネの復元力が、それぞれ前記板部を前記車両用ペダルから遠ざける方向へ作用することにより、前記クレビスの車両幅方向の揺動を抑制することを特徴とする車両用ペダル連結構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用ペダルとプッシュロッドを連結する車両用ペダル連結構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両幅方向に延びる回転軸を介して車体に回動可能に支持された車両用ペダルと、車両用ペダルを左右両側の板部で挟み込むように配置された略U字形状のクレビスと、車両用ペダルの前方で前後方向に延びて後端がクレビスに接続されたプッシュロッドと、を備え、クレビスの左右両側の板部が車両用ペダルに回動可能に支持され、運転者が車両用ペダルへ加えた力がクレビスを介してプッシュロッドへ伝達される車両用ペダル連結構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-004058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている車両用ペダル連結構造では、クレビスの左右両側の板部と車両用ペダルに貫通孔が形成され、これらの貫通孔を通る回転軸としてクレビスピンが設けられている。そして、クレビスの左右両側の板部と車両用ペダルの間に隙間があり、これらの貫通孔の内径がクレビスピンの外径より大きいため、車両用ペダルに対してクレビスが左右に揺動可能となっている。そのため、運転者が車両用ペダルのペダルパッドを足で踏み込んだ際にクレビスが左右に揺れ動き、車両用ペダルの操作のフィーリングを損なっている。
【0005】
そこで、本発明は、クレビスの車両幅方向の揺動を抑制し、車両用ペダルのタッチのフィーリングを向上することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車両用ペダル連結構造は、車両幅方向に延びる回転軸を介して車体に回動可能に支持された車両用ペダルと、前記車両用ペダルを左右両側の板部で挟み込むように配置された略U字形状のクレビスと、前記車両用ペダルの前方で前後方向に延びて、後端が前記クレビスに接続されたプッシュロッドと、を備え、前記クレビスの左右両側の前記板部が前記車両用ペダルに回動可能に支持され、運転者が前記車両用ペダルへ加えた力が前記クレビスを介して前記プッシュロッドへ伝達される車両用ペダル連結構造であって、前記クレビスの左右両側の前記板部と前記車両用ペダルとの間に、それぞれ板バネが設けられ、左右両側の前記板バネの復元力が、それぞれ前記板部を前記車両用ペダルから遠ざける方向へ作用することにより、前記クレビスの車両幅方向の揺動を抑制することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、クレビスの車両幅方向の揺動を抑制し、車両用ペダルのタッチのフィーリングを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態の車両用ペダル連結構造の斜視図である。
図1におけるA-A線断面図である。
本実施形態の車両用ペダル連結構造に用いられるクレビス揺動抑制部品の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1~3を参照しながら、本開示の実施形態の車両用ペダル連結構造10について説明する。以下の図面に示す矢印FR、矢印UP、矢印RHは、車両の前方向(進行方向)、上方向、右方向をそれぞれ示している。また、各矢印FR、UP、RHの反対方向は、それぞれ車両後方向、下方向、左方向を示す。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車両幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
【0010】
図1は、本実施形態の車両用ペダル連結構造10の斜視図である。図1に示すように、車両用ペダル連結構造10は、車両用ペダルとしてブレーキペダル1を備える。ブレーキペダル1は、上下方向に延びるペダルアーム11と、ペダルアーム11の下端に設けられた不図示のペダルパッドで構成されている。ペダルアーム11の上端部は、車両幅方向に延びる回転軸12を介して車体に回動可能に支持されている。そのため、運転者がペダルパッドを足で前方へ向かって踏み込むと、回転軸12を中心とした回転運動によりブレーキペダル1が前方へ向かって押し出される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
車両
9日前
トヨタ自動車株式会社
車両
20日前
トヨタ自動車株式会社
車両
18日前
トヨタ自動車株式会社
装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
サーバ
3日前
トヨタ自動車株式会社
回転子
10日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
10日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
9日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
18日前
トヨタ自動車株式会社
給電装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
冷却装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
17日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
18日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
9日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
18日前
トヨタ自動車株式会社
冷却構造
2日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
9日前
トヨタ自動車株式会社
加熱装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
23日前
トヨタ自動車株式会社
水系電池
17日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
11日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
20日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
表示装置
11日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
9日前
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
18日前
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
19日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
20日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
3日前
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
18日前
続きを見る
他の特許を見る