TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025137999
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024036600
出願日
2024-03-11
発明の名称
ワイヤーハーネスのシールド構造
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01B
7/00 20060101AFI20250917BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】コストを抑え易く環境に応じた適切なシールド性能を発揮可能であって、アース接続の確実性の向上を図ることができるワイヤーハーネスのシールド構造を提供する。
【解決手段】ワイヤーハーネスWHのシールド構造1は、電線10と、第1のメッキ布テープ20と、電線10の端部に設けられた金属部C1を有するコネクタCと、を備えたものであって、第1のメッキ布テープ20は、粘着層が内側となって電線10に巻き付けられると共に、電線10の端部側において粘着層同士が貼り合わされ、この貼り合わせ部がコネクタCの金属部C1に接触状態とされている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電線と、
布材及び前記布材を構成する繊維を被覆した導電性金属からなるメッキ部を有したメッキ布、並びに、前記メッキ布の一面に形成された粘着層を備えたメッキ布テープと、
前記電線の端部に設けられた金属部を有するコネクタと、を備えたワイヤーハーネスのシールド構造であって、
前記メッキ布テープは、前記粘着層が内側となって前記電線に巻き付けられると共に、前記電線の端部側において前記粘着層同士が貼り合わされ、貼り合わせ部が前記コネクタの前記金属部に接触状態とされている
ことを特徴とするワイヤーハーネスのシールド構造。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
第2の布材及び前記第2の布材を構成する繊維を被覆した導電性金属からなる第2のメッキ部を有した第2のメッキ布をさらに備え、
前記第2のメッキ布は、前記電線に巻き付けられた前記メッキ布テープ上の全部又は一部に巻かれている
ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネスのシールド構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤーハーネスのシールド構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数の電線やその周囲の機器等をノイズから保護するシールド部を備えたワイヤーハーネスが提案されている。このようなワイヤーハーネスには、例えば、電線サイズやシールド要求性能別に大きさや密度が設定された金属編組が用いられている。また、金属編組の外周に絶縁体からなる外皮を設けたものも提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-206527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載のようなワイヤーハーネスは、様々な電線サイズのものがあると共に、多様なシールド要求性能が求められるものであり、金属編組は電線サイズやシールド要求性能それぞれに対応して専用品化したものとなっている。このため、ワイヤーハーネスは、専用品化された金属編組によってコスト高となり易いという問題がある。
【0005】
また、ワイヤーハーネス内の特定の箇所のみでシールド要求が高い場合、特定の箇所のみで金属編組の密度が高くなるように編み込む等することは困難である。よって、環境に応じた適切なシールド性能を発揮し難いという問題がある。
【0006】
加えて、金属編組等のシールド部材はアース接続を要するものである。よって、アース接続について確実性が高いことが好ましい。
【0007】
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、コストを抑え易く環境に応じた適切なシールド性能を発揮可能であって、アース接続の確実性の向上を図ることができるワイヤーハーネスのシールド構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るワイヤーハーネスのシールド構造は、電線と、布材及び前記布材を構成する繊維を被覆した導電性金属からなるメッキ部を有したメッキ布、並びに、前記メッキ布の一面に形成された粘着層を備えたメッキ布テープと、前記電線の端部に設けられた金属部を有するコネクタと、を備えたワイヤーハーネスのシールド構造であって、前記メッキ布テープは、前記粘着層が内側となって前記電線に巻き付けられると共に、前記電線の端部側において前記粘着層同士が貼り合わされ、貼り合わせ部が前記コネクタの前記金属部に接触状態とされている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、コストを抑え易く環境に応じた適切なシールド性能を発揮可能であって、アース接続の確実性の向上を図ることができるワイヤーハーネスのシールド構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係るワイヤーハーネスのシールド構造の概略構成を示す平面図である。
図1に示した第1及び第2のメッキ布テープを示す断面図である。
図1に示したA-A断面図である。
図1に示したB-B断面図である。
図1に示した一部の箇所付近を示す第1の斜視図である。
図1に示した一部の箇所付近を示す第2の斜視図である。
本実施形態に係るワイヤーハーネスのシールド構造におけるアース接続の様子を示す斜視図である。
図7の一部構成の作成様子を示す斜視図である。
貼り合わせ部の他の例を示す斜視図である。
本実施形態に係るワイヤーハーネスのシールド構造を示す外観斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
矢崎総業株式会社
端子
1か月前
矢崎総業株式会社
電線
2か月前
矢崎総業株式会社
端子
1か月前
矢崎総業株式会社
治具
2か月前
矢崎総業株式会社
箱状体
1か月前
矢崎総業株式会社
導電体
2か月前
矢崎総業株式会社
箱状体
1か月前
矢崎総業株式会社
照明灯
18日前
矢崎総業株式会社
導電体
2か月前
矢崎総業株式会社
バスバ
1か月前
矢崎総業株式会社
端子台
2か月前
矢崎総業株式会社
雌端子
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
23日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
23日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
配索構造
1か月前
矢崎総業株式会社
照明装置
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
23日前
矢崎総業株式会社
巻付装置
2か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
11日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
11日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
18日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
18日前
続きを見る
他の特許を見る