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公開番号2025138059
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024036807
出願日2024-03-11
発明の名称ドアハーネス
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類B60R 16/02 20060101AFI20250917BHJP(車両一般)
要約【課題】組付作業の作業性を向上することができるドアハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】ドアハーネス1は、可撓性を有し、車両100のボデー110を構成するルーフパネル111とバックドア120のドアパネル121とに渡って配索される平型配索材10と、平型配索材10に実装され、車両100のECU2を構成する電子部品20と、平型配索材10が内部に挿通され、電子部品20の周囲を覆うグロメット30と、を備える。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
可撓性を有し、車両のボデーとドアパネルとに渡って配索される平型配索材と、
前記平型配索材に実装され、前記車両のECUを構成する電子部品と、
前記平型配索材が内部に挿通され、前記電子部品の周囲を覆うグロメットと、
を備えた、ドアハーネス。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記グロメットは、前記ドアパネルの表面に沿って配索される非屈曲部を有し、当該非屈曲部の内部に前記電子部品が配置される、
請求項1に記載のドアハーネス。
【請求項3】
前記グロメットは、前記非屈曲部の一端部に設けられ、前記ドアパネルと当該ドアパネルの前記表面を覆う内装材との間の隙間に挿入される第1挿入部を有する、
請求項2に記載のドアハーネス。
【請求項4】
前記グロメットは、前記非屈曲部の他端部に設けられ、当該非屈曲部に対して屈曲した状態で前記ボデーの貫通孔に挿入される第2挿入部を有する、
請求項2または3に記載のドアハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドアハーネスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来のドアハーネスに関する技術として、例えば、特許文献1には、可撓性を有し車両のボデーとドアパネルとに渡って配索される平型配索材と、平型配索材が内部に挿通されるグロメットと、を備えたドアハーネスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-325341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載のドアハーネスでは、例えば、平型配索材を介して車両に搭載される各装置とECUとが電気的に接続される場合があるが、この場合、ECUは搭載される車両に応じて設置位置に違いがあるため、組付作業の作業性が悪化してしまう虞があった。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、組付作業の作業性を向上することができるドアハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るドアハーネスは、可撓性を有し、車両のボデーとドアパネルとに渡って配索される平型配索材と、前記平型配索材に実装され、前記車両のECUを構成する電子部品と、前記平型配索材が内部に挿通され、前記電子部品の周囲を覆うグロメットと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るドアハーネスでは、平型配索材には、車両のECUを構成する電子部品が実装され、かつ当該電子部品は、グロメットによって周囲が覆われる。この構成により、ドアハーネスは、例えば、平型配索材とECUとを統合することができる上、グロメットがECUを構成する電子部品を保護するケーシングとして機能し、ひいては平型配索材上に簡易的にECUを形成することができる。この結果、ドアハーネスは、組付作業の作業性を向上することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るドアハーネスが適用される車両の例示的な斜視図であって、バックドアが閉位置にある状態の図である。
図2は、実施形態に係るドアハーネスが適用される車両の例示的な斜視図であって、バックドアが開位置にある状態の図である。
図3は、実施形態に係るドアハーネスの例示的な断面図である。
図4は、実施形態に係るドアハーネスの例示的な斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係るドアハーネス1が適用される車両100の斜視図であって、バックドア120が閉位置P1にある状態の図であり、図2は、バックドア120が開位置P2にある状態の図である。図1、2に示される本実施形態のドアハーネス1は、自動車等の車両100に適用され、当該車両100に搭載される各装置間を接続し電源供給や信号通信に用いられるものである。本実施形態のドアハーネス1は、例えば、車両100のバックドア120に設けられ、ボデー110のルーフパネル111とドアパネル121とに渡って配索される。バックドア120は、車両100の後方に設けられる荷室のドアであり、車両100のボデー110に対して、閉位置P1(図1参照)と、開位置P2(図2参照)と、の間で開閉可能に構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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