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公開番号2024119774
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2024024440
出願日2024-02-21
発明の名称RFID折りたたみ式アンテナ
出願人啓碁科技股ふん有限公司,ディージェービー グループ エルエルシー
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類H01Q 13/08 20060101AFI20240827BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 アンテナが用いられる環境に課せられる制約に適応できる効果的なRFIDアンテナを提供する。
【解決手段】 RFIDアンテナは、2つの可撓性の細長い導電性の伝送線と、前記伝送線に沿って分布した共平面のRFIDエネルギー放射摂動を有し、前記伝送線と摂動が前記伝送線の両端間で折りたたまれており、これにより1つの折り目の前記伝送線が重なり合うとともに、他の折り目の前記伝送線および前記折り目のいずれか側の前記伝送線の長さの間に配置された電気絶縁層と隣接する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
2つの可撓性の細長い導電性の伝送線と、前記伝送線に沿って分布した共平面のRFIDエネルギー放射摂動を有するRFIDアンテナであって、前記伝送線と摂動が前記伝送線の両端間で折りたたまれており、これにより1つの折り目の前記伝送線が重なり合うとともに、他の折り目の前記伝送線および前記折り目のいずれか側の前記伝送線の長さの間に配置された電気絶縁層と隣接する、アンテナ。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記伝送線は蛇行パターンになっている、請求項1に記載のアンテナ。
【請求項3】
前記摂動は、1つの折り目の摂動が他の折り目の摂動と重ならないように配置される、請求項1に記載のアンテナ。
【請求項4】
前記摂動は前記伝送線から延在するスタブである、請求項1に記載のアンテナ。
【請求項5】
一対の細長いほぼ平行な間隔をあけた給電線と、前記給電線に沿って間隔をあけた放射生成摂動を含むRFIDアンテナであって、前記給電線と摂動は共通の平面にあり、前記給電線は平坦な金属導体からなり、前記給電線は可撓性であって非導電性材料の可撓性層上でサポートされ、前記給電線は、単一平面から前記可撓性層に損傷を与えることなく、歪曲線で歪曲されることができ、これにより前記給電線の層が、前記歪曲線に隣接して互いの距離が1-1/2インチ以下の距離内にあることが可能である、RFIDアンテナ。
【請求項6】
前記給電線は蛇行パターンになっている、請求項5に記載のRFIDアンテナ。
【請求項7】
前記摂動は前記給電線から横方向に延在するスタブである、請求項5に記載のRFIDアンテナ。
【請求項8】
前記スタブはそれぞれ給電線に接続される、請求項7に記載のRFIDアンテナ。
【請求項9】
前記可撓性層はプラスチックフィルムである、請求項5に記載のRFIDアンテナ。
【請求項10】
前記プラスチックは、Mylar(登録商標)である、請求項7に記載のRFIDアンテナ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、RFIDアンテナに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、高性能RFIDアンテナを開示しており、蛇行した伝送線または給電線と、伝送線の長さに沿って間隔をあけて摂動を形成するダイポールまたはスタブを備えている。伝送線とダイポールは2枚の発泡ボードの間に収められ、平面的で比較的剛性の高いアセンブリを製作する。特許取得済みのアンテナはアイテムレベルのサービスを提供する機能を備えている。
【0003】
キャビネット、出入り口などのポータル、壁、またはその他の空間に組み込まれる、スペース、保護、美観上の理由からRFIDアンテナが必要とされる場合がある。これらの場合の多くは、硬くて比較的長いアンテナを容易に収容することができない。従って、アンテナが用いられる環境に課せられる制約に適応できる効果的なRFIDアンテナが必要とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第8,058,998号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
アンテナが用いられる環境に課せられる制約に適応できる効果的なRFIDアンテナを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述の特許に開示されているようなアンテナが、本質的にそれ自体が折りたたまれるか、または適切に行われれば、単一平面から歪曲され、パフォーマンスが失われることはなく、場合によっては向上された結果が得られることができることが明らかとなった。この汎用性を実現するために、アンテナの伝送線とダイポールは、可撓性フィルムに載置され、剛体に取り付けられたときに課される制約がないことが好ましい。最大のパフォーマンスのために、1つの折りたたみ式層のスタブまたはラジエータは、別の折りたたまれた層のスタブと重なったり、または交差したりしてはならない。
【0007】
折りたたみは、適切に行われれば、パフォーマンスを向上させることができ、パフォーマンスを低下させることがない。例えば、全てのタグが、所望の読み取りゾーン内で読み取られ、そのゾーンに制約されることを最も確実にするために、折りたたみが行われる。また、この折りたたみは、全てのタグを読み取るために必要なアンテナの数を減らし、よって、より効率的なソリューションを提供する可能性を有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明に従って構築された公称3フィートアンテナの概略平面図である。
図2は、本発明に従って構築された公称5フィートアンテナの概略平面図である。
図3は、本発明に従って構築された公称7フィートアンテナの概略平面図である。
図4は、図1~図3に示したアンテナの断面図である。
図5は、図3の7フィートアンテナのようなアンテナの好ましい折りたたみ方の例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明のRFIDアンテナ10a、10b、10cは、小さい間隔12をあけて、軸13に対して対称な蛇行した曲線パターンで配置された平行な給電線または伝送線11を有する。伝送線11は、アルミニウムまたは他の導電性金属の薄箔とすることができる。伝送線が軸13と交差する場所に配置されたダイポールまたはスタブ14は、それぞれの給電線11に電気的に接続され、給電線と同じ導電性材料とすることができる。給電線11と、ダイポールまたはラジエータ14とは、共平面である(同一平面上にある)ことが好ましい。図示のように、ダイポールはそれらのそれぞれの給電線の局所的な方向に対して垂直であり、好ましくは軸に対して+45度または-45度の角度である。各給電線11の一端は、同軸ケーブルの内部導体または外部導体のいずれかに独立して接続される。このアンテナは、各ダイポールラジエータ14から放射される比較的均一な信号強度の電界偏波とビーム方向の両方のダイバーシティを特徴としている。
【0010】
図4は、図1~図3のアンテナの典型的な断面図を示している。例えば、0.1mmの厚さの可撓性のMylar(登録商標)ベース16は、給電線11およびダイポール14を形成する0.1mmのアルミニウムの薄箔を担持する。アルミニウム箔は両面テープ17でMylar(登録商標)ベース16に固定される。Mylar(登録商標)フィルムまたはシート17は、アルミニウム箔と同様に、その平面内で弾性的に可撓性があり、粘着テープ17と同様に、共平面の供給線11とスタブ14を形成する。
(【0011】以降は省略されています)

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