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公開番号
2025038853
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-19
出願番号
2024067466
出願日
2024-04-18
発明の名称
アンテナシステム、アンテナ装置、及びアンテナ構造
出願人
啓碁科技股ふん有限公司
代理人
個人
,
個人
主分類
H01Q
7/00 20060101AFI20250312BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】無線リーダー装置の周囲の頻度帯域の干渉を受けないアンテナシステム、アンテナ装置及びアンテナ構造を提供する。
【解決手段】アンテナシステムにおいて、アンテナ構造1は、リングセクション11、リングセクションに囲まれた帯域調整セクション12及び周波数調整セクション13を含む。リングセクションは、周囲部113と周囲部の両端にそれぞれ接続され、かつ、互いに間隔を空けている第1の端部111及び第2の端部112を有する。帯域調整セクションは、第1の端部とその近傍の周囲部とに接続され、第1の方向D1に沿って第1のレイアウト長さL1を有する。周波数調整セクションは、帯域調整セクションに接続され、かつ、第1の方向において第1のレイアウト長さよりも大きい第2のレイアウト長さL2を有する。アンテナ構造1は、通信素子を介して立体検知空間を構築し、その内部に配置された少なくとも1つの検知器からの信号を取得する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
アンテナ構造及び通信素子を有するアンテナ装置であって、
前記アンテナ構造は、
第1の端部、前記第1の端部との間にノッチが形成されて間隔をあけた第2の端部、及び前記第1の端部と前記第2の端部とに連結されてともに前記ノッチに連通するレイアウトエリアが形成される周囲部を含む、リングセクションと、
前記レイアウトエリアに配置され、前記第1の端部、および隣接する前記周囲部の一部に接続され、第1の方向に沿って第1のレイアウト長さを有する帯域調整セクションと、
前記レイアウトエリア内に配置され、前記帯域調整セクションに接続され、前記第1の方向に沿って前記第1のレイアウト長さよりも大きい第2のレイアウト長さを有する周波数調整セクションと、
を備え、
前記通信素子が、前記アンテナ構造の前記リングセクションの前記第1の端部および前記第2の端部に電気的に結合され、
前記アンテナ構造は、前記通信素子を介して立体検知空間を構築し、前記立体検知空間内の少なくとも1つの検知器からの信号を取得する、
ことを特徴とする、アンテナ装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記アンテナ構造は、前記レイアウトエリア内に位置する補助調整セクションを含み、前記補助調整セクションは前記周波数調整セクションに連結され、前記第1の方向に沿って前記第1のレイアウト長さより小さい第3のレイアウト長さを有する、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項3】
前記周波数調整セクションは、前記第1の方向に平行な長尺状構造であり、前記帯域調整セクション及び前記補助調整セクションは、前記周波数調整セクションの両側に連結されている、請求項2に記載のアンテナ装置。
【請求項4】
前記周波数調整セクションは、前記第1の方向に垂直な第2の方向に沿って、前記第2の端部に所定間隔をあけて近くに位置する前記周囲部の他の部分が配置され、前記補助調整セクションは、前記第2の方向において前記所定間隔より小さい幅を有し、前記補助調整セクションは、前記第2の方向に沿って前記周囲部の該他の部分から間隔をあけて配置され、前記補助調整セクションは前記第1の方向に沿って前記第2の端部と相互に向かい、且つ前記補助調整セクションと前記第2の端部との間には、前記ノッチに連通するギャップが形成される、請求項2に記載のアンテナ装置。
【請求項5】
前記リングセクションは、前記第1の方向に平行で前記ノッチを通過する基準軸線を定義し、前記帯域調整セクションの少なくとも90%の領域が前記基準軸線に対して一方側に位置する、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項6】
前記周波数調整セクションは、前記基準軸線に対して他方側に位置し、前記リングセクションは前記基準軸線に対して鏡像対称であり、前記周波数調整セクションは前記基準軸線に沿って配置され、且つ前記リングセクションは前記基準軸線に対して鏡像対称である、請求項5に記載のアンテナ装置。
【請求項7】
前記リングセクションは周長を有し、且つ前記第1のレイアウト長さは前記周長の12.5%を超えず、前記第2のレイアウト長さは前記周長の25%を超えない、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項8】
前記アンテナ構造は中心周波数に適用され、且つ前記リングセクションの前記周長は前記中心周波数に対応する波長の70%~100%であり、前記第1の端部と前記第2の端部との間の距離は前記周長の1%を超えない、請求項7に記載のアンテナ装置。
【請求項9】
前記帯域調整セクション及び前記周波数調整セクションは前記レイアウトエリアの20%~55%の面積を占める、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項10】
前記通信素子はさらに、無線周波識別(Radio Frequency Identification,RFID)リーダー、又はモバイル通信用グローバールシステム(Global System for Mobile Communications,GSM)レシーバーとして限定され、前記通信素子の動作は、前記第1の送信電力及び前記第1の送信電力より大きな前記第2の送信電力の間で調整され、これによって前記立体検知空間の範囲を変更する、請求項1に記載のアンテナ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナに関するものであり、特にアンテナシステム、アンテナ装置、及びアンテナ構造に関するものである。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
現行の無線リーダー装置は、特定の制限や設計を持っていないため、周囲の頻度帯域の干渉を受けやすく、運用中に問題が生じることがよくある。このため、本発明者は上記の欠点を改善することができると考え、科学的原理を活用して合理的かつ効果的に上記の欠点を改善する本発明を提案するために研究に尽力してきた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の実施形態は、現行の無線リーダー装置によって発生しうる問題を効果的に改善することができるアンテナシステム、アンテナ装置、及びアンテナ構造を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の実施形態は、アンテナ構造及び通信素子を有するアンテナ装置を公開する。アンテナ構造は、第1の端部、第1の端部との間にノッチが形成されて間隔をあけた第2の端部、及び第1の端部と第2の端部に連結されてともにノッチに連通するレイアウトエリアが形成される周囲部を含むリングセクションと、レイアウトエリアに配置され、第1の端部およびそれに隣接する周囲部の一部に接続され、第1の方向に沿って第1のレイアウト長さを有する帯域調整セクションと、レイアウトエリア内に配置され、帯域調整セクションに接続され、第1の方向に沿って第1のレイアウト長さよりも大きい第2のレイアウト長さを有する周波数調整セクションと、を備える。そして、通信素子が、アンテナ構造のリングセクションの第1の端部および第2の端部に電気的に結合されている。アンテナ構造は、通信素子を介して立体検知空間を構築し、立体検知空間内の少なくとも1つの検知器からの信号を取得することができる。
【0005】
本発明の実施形態において、アンテナ構造も公開される。アンテナ構造は、第1の端部、第1の端部との間にノッチが形成されて間隔をあけた第2の端部、及び第1の端部と第2の端部に連結されてともにノッチに連通するレイアウトエリアが形成される周囲部を含むリングセクションと、レイアウトエリアに配置され、第1の端部およびそれに隣接する周囲部の一部に接続され、第1の方向に沿って第1のレイアウト長さを有する帯域調整セクションと、レイアウトエリア内に配置され、帯域調整セクションに接続され、第1の方向に沿って第1のレイアウト長さよりも大きい第2のレイアウト長さを有する周波数調整セクションと、を備える。アンテナ構造は、通信素子を介して立体検知空間を構築し、立体検知空間内の少なくとも1つの検知器からの信号を取得することができる。
【0006】
本発明の実施形態において、アンテナ構造と通信素子とを有するアンテナ装置及び複数の検知器を備える、アンテナシステムも開示される。アンテナ構造は、第1の端部、第1の端部との間にノッチが形成されて間隔をあけた第2の端部、及び第1の端部と第2の端部に連結されてともにノッチに連通するレイアウトエリアが形成される周囲部を含むリングセクションと、レイアウトエリアに配置され、第1の端部およびそれに隣接する周囲部の一部に接続され、第1の方向に沿って第1のレイアウト長さを有する帯域調整セクションと、レイアウトエリア内に配置され、帯域調整セクションに接続され、第1の方向に沿って第1のレイアウト長さよりも大きい第2のレイアウト長さを有する周波数調整セクションと、を備える。そして、通信素子が、アンテナ構造のリングセクションの第1の端部および第2の端部に電気的に結合されている。アンテナ構造は、通信素子を介して立体検知空間を構築する。複数の検知器は、立体検知空間内の複数の腔室のそれぞれに独立して配置されることでアンテナ装置が複数の検知器による信号を取得することができる。
【0007】
前記、本発明の実施形態において開示されるアンテナシステム、アンテナ装置、及びアンテナ構造は、アンテナ構造と通信素子の組み合わせにより、予め設定された立体検知空間を生成し、該立体検知空間内の少なくとも1つの検知器からの信号を正確に取得し、かつ外部の干渉を効果的に回避する。
【0008】
発明の特徴及び技術内容がより一層分かるように、以下本発明に関する詳細な説明と添付図面を参照する。しかし、提供される添付図面は参考と説明のために提供するものに過ぎず、本発明の特許請求の範囲を制限するためのものではない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態1におけるアンテナシステムの立体的な概略図である。
図1のアンテナシステムがその立体検知空間を調整した後の立体的な概略図である。
図1のアンテナ構造の平面的な概略図である。
図3に関連するアンテナ構造のシミュレーションテスト図(1)である。
図3に関連するアンテナ構造のシミュレーションテスト図(2)である。
図3に関連するアンテナ構造のシミュレーションテスト図(3)である。
本発明の実施形態1におけるアンテナ構造が多角形の輪郭を有する平面的な概略図である。
図7に関連するアンテナ構造のシミュレーションテスト図である。
本発明の実施形態1におけるアンテナ構造が楕円形の輪郭を有する平面的な概略図である。
図9に関連するアンテナ構造のシミュレーションテスト図である。
本発明の実施形態1におけるアンテナ構造が三角形の輪郭を有する平面的な概略図である。
図11に関連するアンテナ構造のシミュレーションテスト図である。
本発明の実施形態2におけるアンテナ構造の平面的な概略図である。
図13に関連するアンテナ構造のシミュレーションテスト図である。
本発明の実施形態2におけるアンテナ構造の変化態様の平面的な概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
下記より、本願による「アンテナシステム、アンテナ装置、及びアンテナ構造」にかかる具体的な実施例で本発明が開示する実施形態を説明する。当業者は本明細書の公開内容により本発明のメリット及び効果を理解し得る。本発明は他の異なる実施形態により実行又は応用できる。本明細書における各細節も様々な観点又は応用に基づいて、本発明の精神を逸脱しない限りに、均等の変形と変更を行うことができる。また、本発明の図面は簡単で模式的に説明するためのものであり、実際的な寸法を示すものではない。以下の実施形態において、さらに本発明に係る技術事項を説明するが、公開された内容は本発明を限定するものではない。また、本明細書に用いられる「又は」という用語は、実際の状況に応じて、関連する項目中の何れか一つ又は複数の組合せを含み得る。
(【0011】以降は省略されています)
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