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公開番号
2025073694
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184685
出願日
2023-10-27
発明の名称
天然ゴムの分析方法
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
G01N
30/02 20060101AFI20250502BHJP(測定;試験)
要約
【課題】正確な分離が可能な天然ゴムの分析方法や、分岐度の異なる各成分の分岐確率、存在比率及び分子量などの解析が可能な天然ゴムの分析方法を提供する。
【解決手段】多角度光散乱検出器及び蒸発光散乱検出器を接続したサーマルフロータイプのフィールドフローフラクショネーション装置を用いて、天然ゴムを分析することを特徴とする天然ゴムの分析方法、及び、天然ゴムの分岐構造をランダム4分岐であると仮定してフィッティング解析を行って、分岐度の異なる各成分の分岐確率、存在比率及び分子量からなる群より選択される少なくとも1つを算出することを特徴とする天然ゴムの分析方法に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
多角度光散乱検出器及び蒸発光散乱検出器を接続したサーマルフロータイプのフィールドフローフラクショネーション装置を用いて、天然ゴムを分析することを特徴とする天然ゴムの分析方法。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
天然ゴムの分岐構造をランダム4分岐であると仮定してフィッティング解析を行って、分岐度の異なる各成分の分岐確率、存在比率及び分子量からなる群より選択される少なくとも1つを算出することを特徴とする天然ゴムの分析方法。
【請求項3】
以下の理論式を用いてフィッティング解析を行う請求項2に記載の天然ゴムの分析方法。
TIFF
2025073694000005.tif
130
156
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、天然ゴムの分析方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、天然ゴム試料をテトラヒドロフラン(THF)等の有機溶媒に溶解後、THFに不溶なゲル分などの夾雑物をフィルターでろ過し、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により分子量分布を測定するなどの方法により、従来から天然ゴムの分析が行われている(特許文献1~2など参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-122796号公報
特開2013-221069号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1~2は、一般的なCross Flowタイプ(クロスフロータイプ)のフィールドフローフラクショネーション(FFF)装置などを用いてゴムの分析を行う方法を開示している。しかし、Cross Flowタイプは、チャンネル内にメンブレンを敷く必要があり、天然ゴムの分析においてメンブレンに吸着して正しく分離できない懸念がある。GPC等では示差屈折計(RID)の検出器が一般的であるが、感度が低いという問題もある。
【0005】
また、GPC等では保持時間を標準ポリマーと比較することで相対分子量を求める方法のほかに、RID等の濃度検出器と多角度光散乱検出器(MALS)を併用することで、絶対分子量や回転半径を求めることもできる。
【0006】
その際の、データ解析手法としてConformation Plot(コンフォメーションプロット)などが提案され、測定で得られた分子量(log)を横軸、回転半径(log)を縦軸にプロットし、傾き、変曲点の分子量を評価し、プロット(Plot)の傾き(slope)が大きいと、リニアリティが高いと評価することが提案されている。しかし、Conformation Plotのみの評価では、分岐の異なる成分ごとの評価ができない、濃度の情報が失われる、などの問題がある。
【0007】
本発明は、前記課題を解決し、正確な分離が可能な天然ゴムの分析方法や、分岐度の異なる各成分の分岐確率、存在比率及び分子量などの解析が可能な天然ゴムの分析方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の本発明は、多角度光散乱検出器及び蒸発光散乱検出器を接続したサーマルフロータイプのフィールドフローフラクショネーション装置を用いて、天然ゴムを分析することを特徴とする天然ゴムの分析方法に関する。
【0009】
第2の本発明は、天然ゴムの分岐構造をランダム4分岐であると仮定してフィッティング解析を行って、分岐度の異なる各成分の分岐確率、存在比率及び分子量からなる群より選択される少なくとも1つを算出することを特徴とする天然ゴムの分析方法に関する。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、多角度光散乱検出器及び蒸発光散乱検出器を接続したThermal Flowタイプのフィールドフローフラクショネーション装置を用いて、天然ゴムを分析することを特徴とする天然ゴムの分析方法(第1の本発明)、天然ゴムの分岐構造をランダム4分岐であると仮定してフィッティング解析を行って、分岐度の異なる各成分の分岐確率、存在比率及び分子量からなる群より選択される少なくとも1つを算出することを特徴とする天然ゴムの分析方法(第2の本発明)であるため、正確な分離が可能な天然ゴムの分析方法や、分岐度の異なる各成分の分岐確率、存在比率及び分子量などの解析が可能な天然ゴムの分析方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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