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公開番号
2025088475
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203191
出願日
2023-11-30
発明の名称
半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H03K
17/687 20060101AFI20250604BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】回路動作を適切に抑制する半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置100の回路200は、第1電圧を出力する第1回路、それとは異なる第2電圧を出力する第2回路、前記回路が共有するパッドに接続され、第1回路に含まれる第1P型トランジスタ40、第1電圧と第2電圧を比較し、比較結果信号を出力する比較回路70、比較結果信号のレベルに応じて、トランジスタ40のベースに印加する電位を第1電圧又は第2電圧に切り替える切替回路60並びにソース及びゲートが第1P型トランジスタのゲートと切替回路とに接続され、ドレインが第2P型トランジスタ13のドレインとトランジスタ40のゲートに接続され、ゲートがトランジスタ13のゲートと制御回路11に接続され、ソースが接地されるN型トランジスタ14を含み、制御回路から出力される信号の電位を反転してトランジスタ40のゲートに印加するCMOSインバータ回路12を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1出力電圧を出力する第1回路と、
前記第1出力電圧とは異なり液晶ディスプレイを駆動する第2出力電圧を出力する第2回路と、
前記第1出力電圧及び前記第2出力電圧の少なくとも一方を前記液晶ディスプレイの駆動回路に供給し、前記第1回路及び前記第2回路が共用する端子であるパッドと、
前記第1回路に含まれ、前記パッドに接続される第1P型トランジスタと、
前記第1出力電圧と前記第2出力電圧を比較し、比較結果に対応するハイレベル又はロウレベルの電位の信号である比較結果信号を出力する比較回路と、
前記比較結果信号のレベルに応じて、前記第1P型トランジスタのベースに印加する電位を、前記第1出力電圧又は前記第2出力電圧に切り替える切替回路と、
ソース及びゲートが前記第1P型トランジスタのゲートと前記切替回路とに接続され、前記ゲートが制御回路に接続され、ドレインが前記第1P型トランジスタのゲートに接続される第2P型トランジスタと、ドレインが前記第2P型トランジスタのドレインと前記第1P型トランジスタのゲートに接続され、ゲートが前記第2P型トランジスタのゲートと前記制御回路に接続され、ソースが接地されるN型トランジスタとを含み、前記制御回路から出力される特定電位の信号の電位を反転して前記第1P型トランジスタのゲートに印加するCMOS型インバータ回路と、
を備える、半導体装置。
続きを表示(約 57 文字)
【請求項2】
前記第1回路は、前記CMOS型インバータ回路を備える、請求項1に記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、端子に入力される信号の電圧が電源端子に入力される電源電圧以上になった場合、電源端子に電流が流れることを抑制するアナログスイッチ回路が開示されている。特許文献1のアナログスイッチ回路は、端子に入力されるVA電圧が電源端子Dに入力される電源電圧以上となった場合でもオフ状態を維持し続ける。これにより、電源端子Dに入力されるVDD電圧よりも端子Aに入力されるVA電圧が高い場合でも、電源端子に電流が流れることを抑制している。
【0003】
一方、電源電圧VDDなどを出力する汎用ポートである入出力ポートと、LCDドライバに供給する電圧VLを出力するLCDポートとを共有する端子であるPADを備えた半導体装置の場合、入出力ポートは、PADに接続される第1P型MOSFET(PMOS1)と、出力がPMOS1のゲートに接続されるCMOSスイッチとを有する場合がある。
【0004】
CMOSスイッチは、互いに異なるチャネル型を有し並列接続される第2P型MOSFET(PMOS2)及びN型MOSFET(NMOS)を含むアナログスイッチ回路と解釈してよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6890016号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような半導体装置では、電源電圧VDDと電圧VLの電圧を選択する電圧選択回路で選択された電圧を、上記のPMOS1を介して、PADに印加する場合、以下のような問題を生じ得る。
【0007】
具体的には、PMOS1がオンからオフになるとき、CMOSスイッチの入力電圧(N1)は、特定の電圧VSSから電源電圧VDDに変化する。このとき、PMOS2のゲート電圧は、電源電圧VDDと等しいため、PMOS2はオフ状態になる。
【0008】
このため、CMOSスイッチの出力電圧(N2)、つまりPMOS1のゲート電圧は、PMOS1がオン状態からオフ状態に変化するまでに、一定時間を要し得る。つまり、従来技術は、CMOSスイッチを利用してPMOS1のゲート電圧を制御するため、PMOS1のスイッチング動作が遅延し得る。すなわち、PMOS1がオン状態からオフ状態に遷移するまでに一定の遅延が生じ得る。従って、電圧選択回路で選択された電圧がPADに反映されるまでに遅延が生じ得る。
【0009】
このように、従来技術では、入出力ポートとLCDポートとを共有するPADである端子を備えた半導体装置が有する回路(PMOS1など)の動作を制御する上で改善の余地がある。
【0010】
本開示は、上記の事情を踏まえ、回路の動作を適切に抑制し得る半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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