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公開番号
2025093451
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023209104
出願日
2023-12-12
発明の名称
光走査装置及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
26/10 20060101AFI20250617BHJP(光学)
要約
【課題】良好な画像形成を行うことができる光走査装置の提供を目的とする。
【解決手段】光走査装置は、複数の発光点を有する光源と、前記複数の発光点からの複数の光束を偏向して主走査方向における被走査面の走査を行う偏向面を有する偏向器と、前記偏向器からの複数の光束を前記被走査面に導光する結像光学系と、前記光源を制御する制御部とを備え、前記結像光学系からの複数の光束は、副走査方向において前記被走査面上の互いに異なる位置に導光され、前記制御部は、1回の前記走査における前記光源の最大発光点数を前記走査ごとに周期性なく設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の発光点を有する光源と、
前記複数の発光点からの複数の光束を偏向して主走査方向における被走査面の走査を行う偏向面を有する偏向器と、
前記偏向器からの複数の光束を前記被走査面に導光する結像光学系と、
前記光源を制御する制御部とを備え、
前記結像光学系からの複数の光束は、副走査方向において前記被走査面上の互いに異なる位置に導光され、
前記制御部は、1回の前記走査における前記光源の最大発光点数を前記走査ごとに周期性なく設定することを特徴とする光走査装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
連続した第1の走査回数の走査において、連続する2回の走査における前記最大発光点数の和と差をそれぞれW及びS、前記第1の走査回数の走査における前記最大発光点数の最小値及び平均値をそれぞれH及びG、前記光源が有する前記複数の発光点の数をNとするとき、
3G-N≦W≦N+G
S≦2(N-G)
H≧2G-N
なる条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項3】
前記偏向器は複数の偏向面を有する回転多面鏡であり、
前記第1の走査回数は前記複数の偏向面の数であることを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
【請求項4】
前記回転多面鏡の1回転の前記複数の偏向面での複数の走査は互いに異なる2つの前記最大発光点数を含むことを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
【請求項5】
前記回転多面鏡の1回転ごとの前記複数の偏向面での前記最大発光点数の平均値は一定であることを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
【請求項6】
前記最大発光点数は乱数に基づき設定されることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項7】
前記主走査方向の1回の走査における前記複数の発光点の内で発光可能な前記発光点は、互いに隣接して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項8】
前記光源は4以上の前記発光点を含むことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項9】
前記偏向器はMEMSミラーで構成されることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項10】
連続する2回の走査における前記最大発光点数は互いに異なることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は光走査装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、画像形成装置に用いられる光走査装置のマルチビーム化が進んでいる。特許文献1は、素数個の発光点を有する光源装置を使用し、高精細化を志向する光走査装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-257688号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
光走査装置におけるマルチビーム化により、所謂「バンディング」と呼ばれる異常画像を発生しやすい課題がある。つまり、マルチビームの光走査装置を用いた画像形成装置においては、モアレなどの画像不良が視認されやすいという課題がある。
本発明は、良好な画像形成を行うことができる光走査装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の光走査装置は、複数の発光点を有する光源と、前記複数の発光点からの複数の光束を偏向して主走査方向における被走査面の走査を行う偏向面を有する偏向器と、前記偏向器からの複数の光束を前記被走査面に導光する結像光学系と、前記光源を制御する制御部とを備え、前記結像光学系からの複数の光束は、副走査方向において前記被走査面上の互いに異なる位置に導光され、前記制御部は、1回の前記走査における前記光源の最大発光点数を前記走査ごとに周期性なく設定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、良好な画像形成を行うことができる光走査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施例1の光走査装置の主走査断面図である。
実施例1の副走査断面図である。
実施例1の発光点配列を示す模式図である。
実施例1のビームと走査線の関係を示す模式図である。
実施例1のポリゴンミラーを示す模式図である。
実施例1の偏向面とビーム数の関係を示す図である。
実施例2のビームと走査線の関係を示す模式図である。
実施例2の偏向面とビーム数の関係を示す図である。
実施例3の発光点配列を示す模式図である。
実施例3のビームと走査線の関係を示す模式図である。
実施例3のビームと走査線の関係を示す模式図である。
実施例3の偏向面とビーム数の関係を示す図である。
モノクロ画像形成装置の模式図である。
カラー画像形成装置の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
従来、レーザービームプリンタ等の画像形成装置に用いられている光走査装置では、光源手段からの光束を入射光学系により偏向器に導光し、偏向器により偏向走査された光束を結像光学系により被走査面上にスポット状に集光させて該光束で光走査している。このような光走査装置においては、光源から出射した光束をコリメータレンズ等で略平行光束に変換し、倒れ補正を行うために略平行光束に変換された光束を、シリンドリカルレンズで偏向器の偏向面近傍に集光することで線像を形成している。偏向面で偏向された光束は、結像レンズで被走査面である感光ドラム面上を略等速で走査している。
【0009】
近年、画像形成装置においては、高速書き込み、及び高密度書き込みの要求に対応するため、画像書き込みに用いられる光走査装置のマルチビーム化が進んでいる。マルチビーム化により、所謂「バンディング」と呼ばれる異常画像が発生しやすくなる。つまり、高速、高精細な画像形成装置においては、マルチビームを用いているためモアレなどの画像不良が視認されやすくなる。特に、1200dpi以上の高解像度を達成するためには、発光点数の多いVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:垂直共振器型面発光レーザー)を用いた光走査装置が必要となる。マルチビーム光源を用いた従来の光走査装置においては、偏向面の偏向面周期の画像不良(モアレ)が発生し、高解像度化における課題となっていた。
【0010】
本発明においては、4以上の複数の発光点を有する光源装置において、ビーム数周期および偏向面周期に起因する画像不良を低減させ、良好な画像形成を行うことができる光走査装置を提供することを目的とする。
(【0011】以降は省略されています)
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