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公開番号
2025101233
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023217923
出願日
2023-12-25
発明の名称
フレキシブルプリント基板およびそれを用いる電子回路装置、電子錠システム、無線通信システム
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H05K
1/02 20060101AFI20250630BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】低コストで放熱性を向上させるフレキシブルプリント基板およびそれを用いる電子回路装置、電子錠システム、無線通信システムを提供する。
【解決手段】フレキシブルプリント基板1は、フレキシブルプリント基板1が折返した状態で使用されるものである場合、一方の片11に搭載される1または複数の回路部品3、4の内、発熱部品である予め定める回路部品3に対して、他方の片12で対向する位置に、放熱部材61を備え、折返した状態では、厚み方向から見て、J字状またはU字状であり、J字状またはU字状の一方の片の内側には、予め定める回路部品3として、発熱部品が搭載され、J字状またはU字状の他方の片に、放熱部材61を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
1または複数の回路部品を搭載するフレキシブルプリント基板において、
前記フレキシブルプリント基板は、折返した状態で使用されるものであり、
前記折返した状態において、前記1または複数の回路部品の内の予め定める回路部品の対向位置に、放熱部材を備える、フレキシブルプリント基板。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記折返した状態では、厚み方向から見て、J字状またはU字状であり、
前記J字状またはU字状の一方の片の内側には、前記予め定める回路部品として、発熱部品が搭載され、前記J字状またはU字状の他方の片に、前記放熱部材を備える、請求項1記載のフレキシブルプリント基板。
【請求項3】
前記予め定める回路部品は、LSIである、請求項1記載のフレキシブルプリント基板。
【請求項4】
前記放熱部材は、アルミ板から成る放熱板である、請求項1記載のフレキシブルプリント基板。
【請求項5】
前記放熱部材は、ポリイミドフィルムから成る放熱シートである、請求項1記載のフレキシブルプリント基板。
【請求項6】
前記請求項1~5の何れか1項に記載のフレキシブルプリント基板を用いる、電子回路装置。
【請求項7】
無線通信装置である、請求項6記載の電子回路装置。
【請求項8】
NFCの無線通信装置であり、前記予め定める回路部品は、前記NFCにおける無線給電用の素子である、請求項7記載の電子回路装置。
【請求項9】
前記フレキシブルプリント基板は、帯状体がJ字状に折返えされて形成され、前記J字状の短片に前記予め定める回路部品が搭載され、長片の対向位置に前記放熱部材が搭載され、長片の前記放熱部材より遊端側に、前記NFCにおけるアンテナコイルが設けられる、請求項8記載の電子回路装置。
【請求項10】
前記請求項8記載の電子回路装置を錠装置に搭載し、前記NFCの無線端末を電子鍵に用いる、電子錠システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、フレキシブルプリント基板およびそれを用いる電子回路装置、電子錠システム、無線通信システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電子錠システムの一例が示されている。特許文献1は、NFC(近距離無線通信:Near Field Communication)の無線端末を電子鍵として用い、NFCの送信機を錠装置として用いた無線通信システムの一例である。そうすることで、特許文献1は、無線端末側に電源不要の電子錠システムを実現している。この無線端末を構成する電子回路装置にも、1または複数の回路部品を搭載して、回路モジュールなどを構成する基板を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-66905号公報
【0004】
[概要]
特許文献1では、送信機側は、ドア錠装置であるので、自動改札機のように大きくはできず、基板には、フレキシブルプリント基板が好適である。同様に、無線端末として、イヤフォンなどのウエアラブル端末を用いる無線通信システムにも、全体の小型化のために、送信機側にフレキシブルプリント基板を用いることが好適である。
【0005】
一方、特許文献1では、無線端末にはキースイッチが設けられ、施錠、解錠の操作を行うようになっている。したがって、特許文献1の無線端末は、同様にNFCの無線端末である交通系のICカードなどに比べて、多機能となっている。そのため、特許文献1の無線端末は、機能をより強化しようとすると、電源、つまりNFCの無線給電による容量を大きくする必要がある。ウエアラブル端末に関しても、たとえばイヤフォンの場合、給電容量が大きくなると、より大きな音を、より長時間再生できるようになる。
【0006】
しかしながら、無線給電の容量を大きくしようとすると、送信アンプなどの発熱部品を大パワー化する必要があり、大量の熱が発生する。フレキシブルプリント基板は、隙間に配置されるなど、用途などの関係で、元々、放熱に厳しい。そのため、従来では、放熱シートなどが用いられるものの、コストが高く、また、放熱しきれないケースも生じてしまう。
【0007】
本開示の目的は、低コストで放熱を良好にできるフレキシブルプリント基板およびそれを用いる電子回路装置、電子錠システム、無線通信システムを提供することにある。
【0008】
上述した課題を解決するために、本開示のフレキシブルプリント基板は、1または複数の回路部品を搭載するフレキシブルプリント基板において、フレキシブルプリント基板は、折返した状態で使用されるものであり、折返した状態において、1または複数の回路部品の内の予め定める回路部品の対向位置に、放熱部材を備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係るフレキシブルプリント基板を用いる回路モジュールの分解斜視図である。
図2は、図1で示す回路モジュールの側面図である。
図3は、実施形態の他の例に係るフレキシブルプリント基板を用いる回路モジュールの分解斜視図である。
図4は、図3で示す回路モジュールの側面図である。
図5は、実施形態の他の例に係るフレキシブルプリント基板を用いる回路モジュールの側面図である。
図6は、図1~図5で示す回路モジュールの一使用例である電子錠システムの斜視図である。
図7は、図1~図5で示す回路モジュールの他の使用例であるワイヤレスイヤフォンのための収納ケースの斜視図である。
【0010】
[詳細な説明]
次に、図面を参照して、本実施形態について説明する。以下に説明する図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な構造、寸法などは、以下の説明を参酌して適宜に判断されるべきものである。
(【0011】以降は省略されています)
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