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公開番号
2025102106
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219339
出願日
2023-12-26
発明の名称
表示装置
出願人
株式会社ジャパンディスプレイ
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
H10K
50/858 20230101AFI20250701BHJP()
要約
【課題】 視野角を制限することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】 一実施形態に係る表示装置は、基板と、基板の上方に配置される複数の発光素子と、複数の発光素子の各々を囲む下部と、下部の上に配置され、下部の側面から突出する縁部で囲まれる第1開口を有する上部と、第1開口の少なくとも一部と重なり、第1開口とは反対側に突出する凸状に形成された第1レンズと、を備え、縁部は、第1方向に互いに向かい合うとともに第1方向と交差する第2方向に平行な第1開口縁及び第2開口縁を含み、複数の発光素子は、第1開口に重なる第1発光素子を含み、第1開口は、第2方向に平行であって第1開口縁及び第2開口縁の各々から第1方向に沿った距離が等しい第1中心線と、を有し、第1レンズは、第2方向に平行な第1レンズ中心線を有し、第1レンズ中心線は、第1中心線と第1開口縁との間に位置する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板の上方に配置される複数の発光素子と、
前記複数の発光素子の各々を囲む下部と、
前記下部の上に配置され、前記下部の側面から突出する縁部で囲まれる第1開口を有する上部と、
前記第1開口の少なくとも一部と重なり、前記第1開口とは反対側に突出する凸状に形成された第1レンズと、を備え、
前記縁部は、第1方向に互いに向かい合うとともに前記第1方向と交差する第2方向に平行な第1開口縁及び第2開口縁を含み、
前記複数の発光素子は、前記第1開口に重なる第1発光素子を含み、
前記第1開口は、前記第2方向に平行であって前記第1開口縁及び前記第2開口縁の各々から前記第1方向に沿った距離が等しい第1中心線と、を有し、
前記第1レンズは、前記第2方向に平行な第1レンズ中心線を有し、
前記第1レンズ中心線は、前記第1中心線と前記第1開口縁との間に位置する、
表示装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記上部は、さらに、前記第1開口と前記第1方向に隣り合い、前記縁部で囲まれる第2開口を有し、
さらに、前記第2開口の少なくとも一部と重なり、前記第2開口とは反対側に突出する凸状に形成された第2レンズを備え、
前記縁部は、前記第1方向に互いに向かい合うとともに前記第2方向に平行な第3開口縁及び第4開口縁を含み、
前記複数の発光素子は、前記第2開口に重なる第2発光素子を含み、
前記第2開口は、前記第2方向に平行であって前記第3開口縁及び前記第4開口縁の各々から前記第1方向に沿った距離が等しい第2中心線を有し、
前記第2レンズは、前記第2方向に平行な第2レンズ中心線を有し、
前記第2レンズ中心線は、前記第2中心線と前記第3開口縁との間に位置する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記上部は、さらに、前記第2開口と前記第2方向に隣り合い、前記縁部で囲まれる第3開口を有し、
さらに、前記第3開口の少なくとも一部と重なり、前記第3開口とは反対側に突出する凸状に形成された第3レンズを備え、
前記縁部は、前記第1方向に互いに向かい合うとともに前記第2方向に平行な第5開口縁及び第6開口縁を含み、
前記複数の発光素子は、前記第3開口に重なる第3発光素子を含み、
前記第3開口は、前記第2方向に平行であって前記第5開口縁及び前記第6開口縁の各々から前記第1方向に沿った距離が等しい第3中心線を有し、
前記第3レンズは、前記第2方向に平行な第3レンズ中心線を有し、
前記第3レンズ中心線は、前記第3中心線と前記第5開口縁との間に位置する、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記上部は、さらに、前記第2開口と前記第2方向に隣り合い、前記縁部で囲まれる第3開口を有し、
前記縁部は、前記第1方向に互いに向かい合うとともに前記第2方向に平行な第5開口縁及び第6開口縁を含み、
前記複数の発光素子は、前記第3開口に重なる第3発光素子を含み、
前記第3開口は、前記第2方向に平行であって前記第5開口縁及び前記第6開口縁の各々から前記第1方向に沿った距離が等しい第3中心線を有し、
前記第2レンズは、前記第2開口及び前記第3開口と連続的に重なり、
前記第2レンズ中心線は、前記第3中心線と前記第5開口縁との間に位置する、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項5】
さらに、複数の第1画素を備え、
前記複数の第1画素の各々は、前記第1開口、前記第2開口、及び、前記第3開口を含み、前記第2方向において繰り返し配置され、
前記第1レンズ及び前記第2レンズは、前記複数の第1画素と連続的に重なっている、
請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記上部は、さらに、
前記第1開口と前記第2方向に隣り合う第4開口と、
前記第4開口と前記第1方向に隣り合う第5開口と、
前記第5開口と前記第2方向に隣り合う第6開口と、を有し、
前記第4開口、前記第5開口、及び、前記第6開口は、前記第1レンズ、前記第2レンズ、及び、前記第3レンズと重ならない、
請求項3に記載の表示装置。
【請求項7】
前記上部は、さらに、
前記第1開口と前記第2方向に隣り合う第4開口と、
前記第4開口と前記第1方向に隣り合う第5開口と、
前記第5開口と前記第2方向に隣り合う第6開口と、を有し、
前記第4開口、前記第5開口、及び、前記第6開口は、前記第1レンズ及び前記第2レンズと重ならない、
請求項4に記載の表示装置。
【請求項8】
前記上部は、さらに、
前記第3開口と前記第1方向に隣り合う第4開口と、
前記第4開口と前記第1方向に隣り合う第5開口と、
前記第5開口と前記第2方向に隣り合う第6開口と、を有し、
前記第4開口、前記第5開口、及び、前記第6開口は、前記第1レンズ及び前記第2レンズと重ならない、
請求項4に記載の表示装置。
【請求項9】
さらに、複数の第1画素と、複数の第2画素と、を備え、
前記複数の第1画素の各々は、前記第1開口、前記第2開口、及び、前記第3開口を含み、
前記複数の第2画素の各々は、前記第4開口、前記第5開口、及び、前記第6開口を含み、
前記第1画素及び前記第2画素は、前記第2方向において交互に配置されている、
請求項6又は7に記載の表示装置。
【請求項10】
前記第1レンズは、前記第2方向において前記第1開口を覆っている、
請求項1に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年の表示装置において、所定のコントラスト比が得られる視野角を可変する要求がある。例えば、自動車等の車両に搭載される表示装置では、助手席側から表示画像が視認できる一方で、運転席側からは運転中などの場合に表示画像が視認不可とするような視野角制御が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-135346号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、視野角を制限することが可能な表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態によれば、表示装置は、基板と、基板の上方に配置される複数の発光素子と、複数の発光素子の各々を囲む下部と、下部の上に配置され、下部の側面から突出する縁部で囲まれる第1開口を有する上部と、第1開口の少なくとも一部と重なり、第1開口とは反対側に突出する凸状に形成された第1レンズと、を備え、縁部は、第1方向に互いに向かい合うとともに第1方向と交差する第2方向に平行な第1開口縁及び第2開口縁を含み、複数の発光素子は、第1開口に重なる第1発光素子を含み、第1開口は、第2方向に平行であって第1開口縁及び第2開口縁の各々から第1方向に沿った距離が等しい第1中心線と、を有し、第1レンズは、第2方向に平行な第1レンズ中心線を有し、第1レンズ中心線は、第1中心線と第1開口縁との間に位置する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、一実施形態に係る表示装置DSPの構成例を示す図である。
図2は、副画素SP1、SP2、SP3のレイアウトの一例を示す概略的な平面図である。
図3は、隔壁6の開口A61、A62、A63及びレンズML1、ML2のレイアウトの一例を示す平面図である。
図4は、図3中のA-A’線に沿う表示装置DSPの構成例を示す断面図である。
図5は、本実施形態の効果を説明するための図である。
図6は、車載機器に搭載された本実施形態の表示装置DSPを示す図である。
図7は、図3中のA-A’線に沿う表示装置DSPの他の構成例を示す断面図である。
図8は、図3中のA-A’線に沿う表示装置DSPのさらに他の構成例を示す断面図である。
図9は、図3中のA-A’線に沿う表示装置DSPのさらに他の構成例を示す断面図である。
図10は、図3中のA-A’線に沿う表示装置DSPのさらに他の構成例を示す断面図である。
図11は、図3中のA-A’線に沿う表示装置DSPのさらに他の構成例を示す断面図である。
図12は、レンズML1、ML2のレイアウトの一例を示す概略的な平面図である。
図13は、レンズML1、ML2のレイアウトの他の例を示す概略的な平面図である。
図14は、車載機器に搭載された本実施形態の表示装置DSPを示す図である。
図15は、図13に示す表示装置DSPに適用し得る画素の一例を示す図である。
図16は、レンズML1、ML2のレイアウトのさらに他の例を示す概略的な平面図である。
図17は、図16に示す表示装置DSPに適用し得る画素の一例を示す図である。
図18は、レンズML1、ML2のレイアウトのさらに他の例を示す概略的な平面図である。
図19は、レンズML1、ML2のレイアウトのさらに他の例を示す概略的な平面図である。
図20は、レンズML1、ML2のレイアウトのさらに他の例を示す概略的な平面図である。
図21は、レンズML1、ML2のレイアウトのさらに他の例を示す概略的な平面図である。
図22は、隔壁6の開口A61、A62、A63及びレンズML1、ML2、ML3のレイアウトの一例を示す平面図である。
図23は、レンズML1、ML2、ML3のレイアウトの一例を示す概略的な平面図である。
図24は、レンズML1、ML2、ML3のレイアウトの他の例を示す概略的な平面図である。
図25は、レンズML1、ML2、ML3のレイアウトのさらに他の例を示す概略的な平面図である。
図26は、レンズML1、ML2、ML3のレイアウトのさらに他の例を示す概略的な平面図である。
図27は、レンズML1、ML2、ML3のレイアウトのさらに他の例を示す概略的な平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
いくつかの実施形態について図面を参照しながら説明する。
開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
【0008】
なお、図面には、必要に応じて理解を容易にするために、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を記載する。X軸に沿った方向を第1方向Xと称し、Y軸に沿った方向を第2方向Yと称し、Z軸に沿った方向を第3方向Zと称する。第3方向Zと平行に各種要素を見ることを平面視という。
【0009】
本実施形態に係る表示装置は、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)を備える有機エレクトロルミネッセンス表示装置であり、テレビ、パーソナルコンピュータ、車載機器、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話端末等に搭載され得る。
【0010】
図1は、一実施形態に係る表示装置DSPの構成例を示す図である。表示装置DSPは、絶縁性の基板10の上に、画像を表示する表示領域DAと、表示領域DAよりも外側の周辺領域SAと、を有する表示パネルPNLを備えている。基板10は、ガラスであってもよいし、可撓性を有する樹脂フィルムであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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