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公開番号2025102347
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219713
出願日2023-12-26
発明の名称衝突形態予測装置および乗員保護システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 21/0134 20060101AFI20250701BHJP(車両一般)
要約【課題】自車両と他車両の衝突形態を予測できる技術を提供する。
【解決手段】衝突形態予測装置において、第1取得部36は、自車両の位置情報を取得する。第2取得部38は、他車両の位置情報を取得する。予測部40は、自車両と他車両の衝突の可能性がある場合、自車両の位置情報と他車両の位置情報とに基づいて、自車両と他車両の衝突形態を予測する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
自車両の位置情報を取得する第1取得部と、
他車両の位置情報を取得する第2取得部と、
自車両と他車両の衝突の可能性がある場合、自車両の位置情報と他車両の位置情報とに基づいて、自車両と他車両の衝突形態を予測する予測部と、
を備えることを特徴とする衝突形態予測装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記予測部は、
自車両の位置情報と他車両の位置情報とに基づいて特定される自車両の中心と他車両の中心との位置関係が、所定の基準を満たす場合、衝突形態が対称衝突であると予測し、
自車両の中心と他車両の中心との位置関係が前記基準を満たさない場合、衝突形態が非対称衝突であると予測する、
ことを特徴とする請求項1に記載の衝突形態予測装置。
【請求項3】
前記予測部は、自車両の中心を車両前後方向に通る所定幅の領域内に他車両の中心が位置する場合、自車両の中心と他車両の中心との位置関係が前記基準を満たすと判定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の衝突形態予測装置。
【請求項4】
自車両の位置情報を取得する第1取得部と、
他車両の位置情報を取得する第2取得部と、
自車両と他車両の衝突の可能性がある場合、自車両の位置情報と他車両の位置情報とに基づいて自車両と他車両の衝突形態を予測する予測部と、
自車両の前部の中央部に設置された加速度センサと、
前記加速度センサで検出された加速度と、予測された衝突形態に応じて設定されるしきい値との比較結果に基づいて、自車両のエアバッグの作動を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする乗員保護システム。
【請求項5】
前記加速度センサ以外に、衝突検知用の加速度センサが前記前部に設けられない、
ことを特徴とする請求項4に記載の乗員保護システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、衝突形態予測装置および乗員保護システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両の前部左右に取付けられ前後方向における左及び右減速度を検出する左右フロントセンサを備える衝突形態判定装置を開示する。この装置では、左右フロントセンサにより検出される左右の減速度を用いて、車両が衝突状態となったことを検出すると共に、正突等の対称衝突であるか、又は非対称衝突であるかを判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-009830号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、左右フロントセンサとして2つの加速度センサが設けられるが、コスト削減のために加速度センサを1つに減らすことが考えられる。しかし、1つの加速度センサでは衝突形態を判定できない。
【0005】
本発明の目的は、自車両と他車両の衝突形態を予測できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の衝突形態予測装置は、自車両の位置情報を取得する第1取得部と、他車両の位置情報を取得する第2取得部と、自車両と他車両の衝突の可能性がある場合、自車両の位置情報と他車両の位置情報とに基づいて、自車両と他車両の衝突形態を予測する予測部と、を備える。
【0007】
本発明の別の態様は、乗員保護システムである。この乗員保護システムは、自車両の位置情報を取得する第1取得部と、他車両の位置情報を取得する第2取得部と、自車両と他車両の衝突の可能性がある場合、自車両の位置情報と他車両の位置情報とに基づいて自車両と他車両の衝突形態を予測する予測部と、自車両の前部の中央部に設置された加速度センサと、前記加速度センサで検出された加速度と、予測された衝突形態に応じて設定されるしきい値との比較結果に基づいて、自車両のエアバッグの作動を制御する制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、自車両と他車両の衝突形態を予測できる技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1(a),(b)は、実施の形態の乗員保護システムの動作を説明するための図である。
実施の形態の乗員保護システムの機能構成を示すブロック図である。
図2の衝突形態予測部の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1(a),(b)は、実施の形態の乗員保護システムの動作を説明するための図である。図1(a),(b)は、走行中の第1の車両1aの正面方向から第2の車両1bが第1の車両1aに向けて走行しており、第1の車両1aと第2の車両1bが正面衝突する直前の状況を示す。以下、適宜、第1の車両1aと第2の車両1bを車両1と総称する。
(【0011】以降は省略されています)

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