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公開番号2025110013
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-28
出願番号2024003690
出願日2024-01-15
発明の名称切り株処理方法及び積層体
出願人有限会社小阪組
代理人個人
主分類A01G 23/06 20060101AFI20250718BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】切り株処理における施工不良を改善する。
【解決手段】切り株処理方法は、切り株1の突出面と、切り株1に隣接する地面2の少なくとも一部とを含む施工領域に、溶剤及びアスファルトを含む接着剤を塗布し、接着層31を形成する工程と、接着層31の上面と、遮光シート32の下面とを接着させ、接着層31及び遮光シート32を含む積層体3を形成する工程と、積層体3を乾燥する工程とを備える。遮光シート32の下面は溶剤に溶解可能な部分を少なくとも含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
切り株の突出面と、前記切り株に隣接する地面の少なくとも一部とを含む施工領域に、溶剤及びアスファルトを含む接着剤を塗布し、接着層を形成する工程と、
前記接着層の上面と、遮光シートの下面とを接着させ、前記接着層及び前記遮光シートを含む積層体を形成する工程であって、前記遮光シートの前記下面は前記溶剤に溶解可能な部分を少なくとも含む、工程と、
前記積層体を乾燥する工程と
を備える切り株処理方法。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記遮光シートは、アスファルトを含む、請求項1に記載の切り株処理方法。
【請求項3】
前記遮光シートは、少なくとも前記下面に、前記溶剤に溶解可能な合成樹脂の粉体が付着している、請求項1に記載の切り株処理方法。
【請求項4】
前記接着剤は、前記溶剤として芳香族炭化水素系の有機溶剤を含む、請求項1に記載の切り株処理方法。
【請求項5】
-10℃における前記遮光シートの引張量は、2.0mm以上である、請求項1に記載の切り株処理方法。
【請求項6】
前記施工領域に含まれる前記地面は、複数の舗装部材と、前記舗装部材の間に配置された緩衝部材とを含む、請求項1に記載の切り株処理方法。
【請求項7】
前記施工領域が前記緩衝部材を含む場合、
前記施工領域の、前記切り株の中心から第1方向における端部までの距離は、前記施工領域の、前記切り株の中心から第2方向における端部までの距離よりも大きく、
前記第1方向は、前記緩衝部材の延伸方向であり、
前記第2方向は、前記第1方向と異なる方向である
請求項6に記載の切り株処理方法。
【請求項8】
切り株の突出面と、前記切り株に隣接する地面の少なくとも一部とを含む施工領域に形成された、アスファルトを含む接着層と、
前記接着層の上に形成され、前記接着層の表面に溶着する遮光シートと
を含む積層体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、伐採樹木の切り株の生育を阻害する切り株処理方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
樹木を伐採した後に残った切り株を処理する方法が知られている。例えば特許文献1には、上部シートと下部シートとを積層した切り株処理シートが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5107299号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで特許文献1には、切り株処理シートを切り株周辺の地面に被せる際に、ピンを用いて固定することが記載されている。しかし切り株の生育阻害のためには、隆起する切り株と切り株処理シートとの間、又は地面と切り株処理シートとの間の密着性が不十分である。これにより施工不良が生じやすいという問題があった。
【0005】
本開示の目的は、上述した課題に鑑み、切り株処理における施工不良を改善し得る切り株処理方法及び積層体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様にかかる切り株処理方法は、切り株の突出面と、前記切り株に隣接する地面の少なくとも一部とを含む施工領域に、溶剤及びアスファルトを含む接着剤を塗布し、接着層を形成する工程と、前記接着層の前記上面と、遮光シートの下面とを接着させ、前記接着層及び前記遮光シートを含む積層体を形成する工程であって、前記遮光シートの前記下面は前記溶剤に溶解可能な部分を少なくとも含む、工程と、前記積層体を乾燥する工程とを備える。
【0007】
本開示の一態様にかかる積層体は、切り株の突出面と、前記切り株に隣接する地面の少なくとも一部とを含む施工領域に形成された、アスファルトを含む接着層と、前記接着層の上に形成され、前記接着層の表面に溶着する遮光シートとを含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示により、切り株処理における施工不良を改善し得る切り株処理方法及び積層体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態にかかる切り株処理を伐採樹木の切り株に施した状態を示す模式断面図である。
切り株処理の流れの一例を示すフローチャートである。
施工領域の一例を表す上面図である。
施工領域の一例を表す上面図である。
施工領域の一例を表す上面図である。
施工領域の一例を表す上面図である。
水分遮断層の一例を表す透視図である。
水分遮断層の一例を表す透視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態の課題>
ここで、実施形態の課題について改めて説明する。
樹木を伐採した後に残った切り株は、そのままにしておくと、光や水分により成長して太くなり、周辺の構造物を破壊するという問題があった。特に舗装面の隙間に生えた樹木の切り株は、生育すると舗装面を破壊するという問題が深刻であった。そこで、切り株の生育を阻害する必要があった。切り株の生育を阻害するためには、光を遮断すること、及び水分の侵入を防ぐことの少なくとも一方を実施することが求められる。
(【0011】以降は省略されています)

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