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公開番号2025110615
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004549
出願日2024-01-16
発明の名称防衛システム
出願人三菱ロジスネクスト株式会社
代理人弁理士法人みのり特許事務所
主分類G08B 25/04 20060101AFI20250722BHJP(信号)
要約【課題】作業領域に侵入した不審飛行体を捕獲することが可能な防衛システムを提供する。
【解決手段】作業領域を有する施設10と、施設10に設けられ、開放状態の時に作業領域と施設10の外部領域とを連通させ、閉鎖状態の時に作業領域と外部領域とを遮断する開口部20と、作業領域において空中停止可能な無人飛行体100と、無人飛行体100を管理する管理装置300と、を含む防衛システム1であって、管理装置300は、施設において不審飛行体Xを検出した場合、開口部20の開放状態と閉鎖状態とを切り替える切替制御を行い、開口部20を閉鎖状態にすることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
作業領域を有する施設と、
前記施設に設けられ、開放状態の時に前記作業領域と前記施設の外部領域とを連通させ、閉鎖状態の時に前記作業領域と前記外部領域とを遮断する少なくとも1つの開口部と、
前記作業領域において空中停止可能な少なくとも1台の無人飛行体と、
前記少なくとも1台の無人飛行体を管理する管理装置と、
を含む防衛システムであって、
前記管理装置は、
前記施設において前記少なくとも1台の無人飛行体とは異なる不審飛行体を検出した場合、前記少なくとも1つの開口部の前記開放状態と前記閉鎖状態とを切り替える切替制御を行い、前記少なくとも1つの開口部を前記閉鎖状態にする
ことを特徴とする防衛システム。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記少なくとも1つの開口部は、複数の開口部であり、
前記切替制御時の前記管理装置は、
前記複数の開口部を同じタイミングまたは異なるタイミングで前記閉鎖状態にする
ことを特徴とする請求項1に記載の防衛システム。
【請求項3】
前記少なくとも1つの開口部は、複数の開口部であり、
前記切替制御時の前記管理装置は、
前記複数の開口部のそれぞれの開口部と前記不審飛行体との距離を算出し、前記距離が所定の閾値以下の前記開口部を前記閉鎖状態にする
ことを特徴とする請求項1に記載の防衛システム。
【請求項4】
前記切替制御時の前記管理装置は、
前記不審飛行体の位置情報を所定の周期で取得し、前記少なくとも1台の無人飛行体に含まれる第1無人飛行体を前記位置情報の位置に向けて移動させ、
前記第1無人飛行体は、
前記不審飛行体の飛行を妨げる第1防衛動作を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の防衛システム。
【請求項5】
前記第1無人飛行体は、
前記不審飛行体を捕獲するための捕獲網を備え、前記第1防衛動作として、前記捕獲網を前記不審飛行体に接触させる
ことを特徴とする請求項4に記載の防衛システム。
【請求項6】
前記作業領域において前記管理装置の管理下で荷役作業を行う少なくとも1台の荷役車両を含み、
前記切替制御時の前記管理装置は、
前記少なくとも1台の荷役車両に含まれる第1荷役車両を前記位置情報の位置に向けて移動させ、
前記第1荷役車両は、
前記荷役作業を行うための荷役装置を備え、車体または前記荷役装置を前記不審飛行体に接触させることで、前記不審飛行体の飛行を妨げる第2防衛動作を行う
ことを特徴とする請求項4に記載の防衛システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無人飛行体を用いた防衛システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、工場または倉庫等の作業領域において、ドローンと称する無人飛行体が用いられている。例えば、特許文献1には、オペレータが操作する有人搬送車と、空中停止可能な一台の無人飛行体と、無人飛行体を制御する管理装置と、を備える誘導システムが記載されている。
【0003】
特許文献1に記載の誘導システムにおいて、無人飛行体は、路面に対して誘導画像を投影するプロジェクタを備えている。誘導画像は、例えば、特定した方向を指し示す矢印が表示されており、有人搬送車の前方の路面に投影される。これにより、有人搬送車を操作中のオペレータは、誘導画像を確認することで、荷役位置に誘導される。
【0004】
また近年では、有人搬送車の替わりに無人搬送車を用いて無人化することで、労働負荷を低減することができる無人搬送システムの普及が進んでいる。しかしながら、工場または倉庫等の作業領域において無人化したシステムを採用する場合、当該作業領域に無断で侵入した人物(以下、侵入者という。)によって、作業領域の棚等に保管されている荷物が盗まれたり壊されたりするおそれがある。
【0005】
さらに、用意周到な侵入者の場合、無人飛行体を悪用して工場または倉庫等の作業領域に侵入させ、無人飛行体のカメラで作業領域を盗撮するおそれがある。この点、作業領域に侵入した不審な無人飛行体(以下、不審飛行体という。)を検出することができれば、不審飛行体を捕獲することができ、作業領域の盗撮を中断させることができる。また、捕獲した不審飛行体からその所有者を特定できる可能性もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-52629号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その課題は、作業領域に侵入した不審飛行体を捕獲することが可能な防衛システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る防衛システムは、
作業領域を有する施設と、
前記施設に設けられ、開放状態の時に前記作業領域と前記施設の外部領域とを連通させ、閉鎖状態の時に前記作業領域と前記外部領域とを遮断する少なくとも1つの開口部と、
前記作業領域において空中停止可能な少なくとも1台の無人飛行体と、
前記少なくとも1台の無人飛行体を管理する管理装置と、
を含む防衛システムであって、
前記管理装置は、
前記施設において前記少なくとも1台の無人飛行体とは異なる不審飛行体を検出した場合、前記少なくとも1つの開口部の前記開放状態と前記閉鎖状態とを切り替える切替制御を行い、前記少なくとも1つの開口部を前記閉鎖状態にすることを特徴とする。
【0009】
前記防衛システムにおいて、
前記少なくとも1つの開口部は、複数の開口部であり、
前記切替制御時の前記管理装置は、
前記複数の開口部を同じタイミングまたは異なるタイミングで前記閉鎖状態にするよう構成できる。
【0010】
前記防衛システムにおいて、
前記少なくとも1つの開口部は、複数の開口部であり、
前記切替制御時の前記管理装置は、
前記複数の開口部のそれぞれの開口部と前記不審飛行体との距離を算出し、前記距離が所定の閾値以下の前記開口部を前記閉鎖状態にするよう構成できる。
(【0011】以降は省略されています)

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