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公開番号2025111024
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005158
出願日2024-01-17
発明の名称ワイヤハーネス
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01B 7/00 20060101AFI20250723BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】配索材を適正に配索させることができるワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤハーネス1は、導電性を有する複数の配索材10と、複数の配索材10が分岐する分岐部WBと一体で設けられ、当該分岐部WBを外側から覆うモールド成形部材20とを備える。また、ワイヤハーネス1は、モールド成形部材20によって分岐部WBの位置を固定することで、配索材10の位置を適正な状態に保つことができることを特徴とする。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
導電性を有する複数の配索材と、
前記複数の配索材が分岐する分岐部と一体で設けられ、当該分岐部を外側から覆うモールド成形部材とを備えることを特徴とする、
ワイヤハーネス。
続きを表示（約 520 文字）【請求項２】
前記モールド成形部材は、外面側から前記配索材が位置する側に向かって形成されるスリットを有する、
請求項１に記載のワイヤハーネス。
【請求項３】
前記複数の配索材は、幹線と、当該幹線から分岐部を介して分岐する枝線とを含み、
前記モールド成形部材は、前記分岐部に位置する前記幹線及び前記枝線と一体で設けられ、
前記スリットは、前記枝線を外側から覆う枝線モールド部に形成される、
請求項２に記載のワイヤハーネス。
【請求項４】
前記スリットは、前記枝線モールド部の根元部分に形成される、
請求項３に記載のワイヤハーネス。
【請求項５】
前記スリットは、前記枝線モールド部の延在方向に沿って間隔をあけて複数形成される、
請求項３に記載のワイヤハーネス。
【請求項６】
前記スリットは、前記モールド成形部材の内側に位置する前記配索材を挟んだ両側に形成され、
前記配索材を挟んだ両側の前記スリットは、前記枝線モールド部の前記延在方向に沿って互い違いに設けられる、
請求項５に記載のワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１には、幹線から枝線が分岐している分岐部にテープが巻き付けられているワイヤハーネスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００５－１８３２１１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、上述の特許文献１に記載のワイヤハーネスは、分岐部にテープを斜めに交差させて巻き付けることで、分岐部に位置する幹線及び枝線を適切な状態で配索することができるが、より簡易な方法で適正に配索材を配索することができる構成が望まれている。
【０００５】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、配索材を適正に配索させることができるワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する複数の配索材と、前記複数の配索材が分岐する分岐部と一体で設けられ、当該分岐部を外側から覆うモールド成形部材とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明に係るワイヤハーネスは、配索材を適正に配索させることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、第１実施形態に係るワイヤハーネスの概略構成を表す図である。
図２は、第１実施形態に係るワイヤハーネスに適用されるモールド成形部材の概略構成を表す断面図である。
図３は、第２実施形態に係るワイヤハーネスの概略構成を表す図である。
図４は、第３実施形態に係るワイヤハーネスの概略構成を表す図である。
図５は、第３実施形態の変形例に係るワイヤハーネスの概略構成を表す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
［第１実施形態］
図１に示すワイヤハーネス１は、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材１０を束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材１０を各装置に接続するようにしたものである。
（【００１１】以降は省略されています）

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