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公開番号2025113023
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024007630
出願日2024-01-22
発明の名称ワイパ装置
出願人株式会社ミツバ
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類B60S 1/34 20060101AFI20250725BHJP(車両一般)
要約【課題】払拭面からの高さをより低くし、風切り音の発生をより抑えられるようにする。
【解決手段】アームヘッド50は、引っ張りスプリング70が引っ掛けられるヘッド側引掛部57を備え、アームシャンク40は、払拭方向に互いに対向配置された一対の側壁部41と、一対の側壁部41の払拭面側とは反対側に設けられ、一対の側壁部41を繋ぐ天壁部42と、一対の側壁部41の間に設けられ、引っ張りスプリング70が引っ掛けられるシャンク側引掛部46と、天壁部42に設けられ、引っ張りスプリング70の一部を収容可能なスプリング収容凹部47と、を有し、アームシャンク40を起こしたときに、引っ張りスプリング70の一部がスプリング収容凹部47に収容され、かつアームシャンク40を起こして一対の側壁部41が対向する方向から見たときに、引っ張りスプリング70が側壁部41に隠される。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
揺動軸に固定されるアームヘッドと、
前記アームヘッドに基端側が回動自在に装着されるアームシャンクと、
前記アームシャンクの先端側に装着されるワイパブレードと、
前記アームヘッドと前記アームシャンクとの間に設けられ、前記ワイパブレードを払拭面に対して押し付けるスプリングと、
を有するワイパ装置であって、
前記アームヘッドは、
前記スプリングの基端側が引っ掛けられる第1引掛部を備え、
前記アームシャンクは、
前記ワイパブレードの払拭方向に互いに対向配置された一対の側壁部と、
前記一対の側壁部の前記払拭面側とは反対側に設けられ、前記一対の側壁部を繋ぐ天壁部と、
前記一対の側壁部の間に設けられ、前記スプリングの先端側が引っ掛けられる第2引掛部と、
前記天壁部に設けられ、前記スプリングの少なくとも一部を収容可能なスプリング収容凹部と、
を有し、
前記アームシャンクを前記アームヘッドに対して起こしたときに、前記スプリングの少なくとも一部が前記スプリング収容凹部に収容され、かつ前記アームシャンクを前記アームヘッドに対して起こして前記アームシャンクを前記一対の側壁部が対向する方向から見たときに、前記スプリングが前記一対の側壁部に隠される、
ワイパ装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
請求項1に記載のワイパ装置において、
前記一対の側壁部の前記払拭面側には、前記払拭面と対向可能な側壁端面がそれぞれ設けられ、
前記スプリングは、
コイル状に形成されたコイル部と、
前記コイル部の基端側に設けられ、前記第1引掛部に引っ掛けられるフック部と、
前記コイル部と前記フック部との間に設けられ、前記コイル部の延在方向に延びる直線部と、
を備え、
前記アームシャンクを前記アームヘッドに対して倒したときに、前記直線部の少なくとも一部が、前記側壁端面よりも前記アームシャンクの内側に配置される、
ワイパ装置。
【請求項3】
前記ワイパブレードの基端側が、前記一対の側壁部と前記天壁部とで囲まれた前記アームシャンクの内側に進入可能となっている、
請求項1または請求項2に記載のワイパ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、払拭面を払拭するワイパブレードを有し、揺動軸により揺動されるワイパ装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、駆動軸に固定されるアームヘッド本体と、アームヘッド本体に対して回動可能に連結されたリテーナと、アームヘッド本体とリテーナとの間に配置されたリターンスプリングと、を備えたワイパアームが記載されている。そして、リターンスプリングのばね力は、リテーナに保持されたワイパブレードを払拭面に押し付けるように作用している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-101059号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ワイパ装置は、車両の走行時に走行風を受ける。これにより、ワイパ装置は、特に、車両の高速走行時に風切り音を発生させる。近年の電気自動車等においては、動力源が電動モータであるために騒音が小さく、車内に伝わる風切り音が乗員に対して耳障りとなる。このような風切り音の発生を抑えるには、ワイパ装置の払拭面からの高さをできる限り低くし、走行風を受け難くすることが望ましい。
【0005】
特許文献1に記載された技術では、アームヘッド本体に対してリテーナを倒した状態において、リターンスプリングがリテーナから払拭面側に突出し、かつ払拭面側とは反対側においてリターンスプリングとリテーナとの間に比較的大きなデッドスペースが存在する。よって、特許文献1に記載された構造では、風切り音の発生を十分に抑えることが難しかった。
【0006】
本発明の目的は、払拭面からの高さをより低くして、風切り音の発生をより抑えることが可能なワイパ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
ワイパ装置の一態様では、揺動軸に固定されるアームヘッドと、前記アームヘッドに基端側が回動自在に装着されるアームシャンクと、前記アームシャンクの先端側に装着されるワイパブレードと、前記アームヘッドと前記アームシャンクとの間に設けられ、前記ワイパブレードを払拭面に対して押し付けるスプリングと、を有するワイパ装置であって、前記アームヘッドは、前記スプリングの基端側が引っ掛けられる第1引掛部を備え、前記アームシャンクは、前記ワイパブレードの払拭方向に互いに対向配置された一対の側壁部と、前記一対の側壁部の前記払拭面側とは反対側に設けられ、前記一対の側壁部を繋ぐ天壁部と、前記一対の側壁部の間に設けられ、前記スプリングの先端側が引っ掛けられる第2引掛部と、前記天壁部に設けられ、前記スプリングの少なくとも一部を収容可能なスプリング収容凹部と、を有し、前記アームシャンクを前記アームヘッドに対して起こしたときに、前記スプリングの少なくとも一部が前記スプリング収容凹部に収容され、かつ前記アームシャンクを前記アームヘッドに対して起こして前記アームシャンクを前記一対の側壁部が対向する方向から見たときに、前記スプリングが前記一対の側壁部に隠される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、スプリングが払拭面に向けて大きく突出することがなく、払拭面からの高さをより低くすることができ、ひいては風切り音の発生をより抑えることが可能なワイパ装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ワイパ装置を表側から見た図である。
ワイパ装置を側方から見た図である。
ワイパ装置を裏側から見た図である。
図1のA-A線に沿う断面図である。
アームシャンクおよびワイパブレードを示す斜視図である。
アームシャンクの内側を示す斜視図である。
アームヘッドを表側から見た斜視図である。
アームヘッドを裏側から見た斜視図である。
引っ張りスプリングを単体で示す斜視図である。
ワイパ装置のロックバック状態を示す断面図である。
図10のB-B線に沿う断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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