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公開番号
2025113517
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024007715
出願日
2024-01-23
発明の名称
光学系、撮像装置、および投影装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
17/08 20060101AFI20250728BHJP(光学)
要約
【課題】小型かつ大口径に対応可能な、高い光学性能を有する光学系を提供する。
【解決手段】拡大側から縮小側へ順に配置された、第1透過反射面(HM1)、1/4波長板(QWP)、および第2透過反射面(HM2)を有する光学系であって、拡大側からの光は、第1透過反射面と1/4波長板とを順に透過し、第2透過反射面で拡大側へ反射し、1/4波長板を透過し、第1透過反射面で縮小側へ反射し、1/4波長板と第2透過反射面とを順に透過して縮小側へ向かい、第1透過反射面および第2透過反射面はそれぞれ、拡大側に凸面を向けており、第1透過反射面および第2透過反射面とは異なるレンズ面で構成された、第1レンズ(101)、および第1レンズよりも縮小側に配置された第2レンズ(102)が配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
拡大側から縮小側へ順に配置された、第1透過反射面、1/4波長板、および第2透過反射面を有する光学系であって、
拡大側からの光は、前記第1透過反射面と前記1/4波長板とを順に透過し、前記第2透過反射面で物体側へ反射し、前記1/4波長板を透過し、前記第1透過反射面で縮小側へ反射し、前記1/4波長板と前記第2透過反射面とを順に透過して縮小側へ向かい、
前記第1透過反射面および前記第2透過反射面はそれぞれ、物体側に凸面を向けており、
前記第1透過反射面および前記第2透過反射面とは異なるレンズ面で構成された、第1レンズ、および該第1レンズよりも縮小側に配置された第2レンズが配置されていることを特徴とする光学系。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
開放絞り、並びに、拡大側から縮小側へ順に配置された、第1透過反射面、1/4波長板、および第2透過反射面を有する光学系であって、
拡大側からの光は、前記第1透過反射面と前記1/4波長板とを順に透過し、前記第2透過反射面で拡大側へ反射し、前記1/4波長板を透過し、前記第1透過反射面で縮小側へ反射し、前記1/4波長板と前記第2透過反射面とを順に透過して縮小側へ向かい、
前記第1透過反射面および前記第2透過反射面はそれぞれ、拡大側に凸面を向けており、
前記光学系のうち最も拡大側のレンズの拡大側面からパネル面までの距離をL、前記開放絞りから前記第1透過反射面までの光軸上での距離をLsとするとき、
0.00≦Ls/L≦1.00
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
【請求項3】
前記第1レンズおよび前記第2レンズの少なくとも一方は、正の屈折力を有することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項4】
前記第1レンズおよび前記第2レンズの少なくとも一方は、負の屈折力を有することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項5】
前記第1レンズおよび前記第2レンズの一方は、正の屈折力を有し、
前記第1レンズおよび前記第2レンズの他方は、負の屈折力を有することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項6】
前記第1レンズおよび前記第2レンズは、前記第1透過反射面よりも拡大側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項7】
前記第1レンズおよび前記第2レンズの一方は、負の屈折力を有し、前記第1透過反射面に隣接して拡大側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項8】
前記第1レンズおよび前記第2レンズの一方の拡大側に配置されたレンズは、正の屈折力を有し、
前記正の屈折力を有する前記レンズの焦点距離をfp、前記光学系の焦点距離をfとするとき、
0.50≦fp/f≦10.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項7に記載の光学系。
【請求項9】
前記光学系は、軸上光線をパネル面に導くように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項10】
前記開放絞りの径をD、前記開放絞りから前記パネル面までの光軸上での距離をLDとするとき、
0.03≦D/LD≦1.50
なる条件式を満足することを特徴とする請求項2に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学系、撮像装置、および投影装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、反射面を利用して、結像点よりも前の光線の入射光線角度を制御する光学系が知られている。特許文献1には、1枚~3枚程度のレンズを有し、レンズ内の面反射を利用した光学系の構成が開示されている。特許文献2には、2枚程度のレンズを有し、一方のレンズには透過反射面を有し、レンズ内で反射を利用して、薄型化を行っているヘッドマウント式ディスプレイ用の接眼レンズの構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-80411号公報
特許第6567047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された構成では、反射を利用することで薄型化および小型化が可能であるが、反射エリアは完全反射面であるため、反射面を光線が透過せず、撮像素子の全面に光線が届かない。具体的には、軸上光線が反射面でけられるため撮像素子に届かない。また、光学系はFnoの暗い細い光線に対応しているため、レンズ枚数が少なく、大口径の光学系に適用した場合、良好な光学性能の確保が困難である。
【0005】
特許文献2に開示された構成では、観察系に対応するために開口絞り(瞳位置:アイポイント)が第1レンズから被写体側に離れて配置されており、撮像系または投射系に利用しようとすると、レンズ径が大型化して小型化が困難である。また、この構成において大口径化を行うと、さらに軸外光線が太くなるため、レンズ外径が大型化してしまう。
【0006】
そこで本発明は、小型かつ大口径に対応可能な、高い光学性能を有する光学系を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての光学系は、拡大側から縮小側へ順に配置された、第1透過反射面、1/4波長板、および第2透過反射面を有する光学系であって、拡大側からの光は、前記第1透過反射面と前記1/4波長板とを順に透過し、前記第2透過反射面で拡大側へ反射し、前記1/4波長板を透過し、前記第1透過反射面で縮小側へ反射し、前記1/4波長板と前記第2透過反射面とを順に透過して縮小側へ向かい、前記第1透過反射面および前記第2透過反射面はそれぞれ、拡大側に凸面を向けており、前記第1透過反射面および前記第2透過反射面とは異なるレンズ面で構成された、第1レンズ、および該第1レンズよりも縮小側に配置された第2レンズが配置されている。
【0008】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、小型かつ大口径に対応可能な、高い光学性能を有する光学系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
各実施例における光学系の光路を表す模式図である。
各実施例における光学系の光路を表す模式図である。
各実施例における光学系の光路を表す模式図である。
実施例1における光学系の無限遠合焦時の断面図である。
実施例1における光学系の無限遠合焦時の収差図である。
実施例2における光学系の無限遠合焦時の断面図である。
実施例2における光学系の無限遠合焦時の収差図である。
実施例3における光学系の無限遠合焦時の断面図である。
実施例3における光学系の無限遠合焦時の収差図である。
実施例4における光学系の無限遠合焦時の断面図である。
実施例4における光学系の無限遠合焦時の収差図である。
実施例5における光学系の無限遠合焦時の断面図である。
実施例5における光学系の無限遠合焦時の収差図である。
実施例6における光学系の無限遠合焦時の断面図である。
実施例6における光学系の無限遠合焦時の収差図である。
実施例7における光学系の無限遠合焦時の断面図である。
実施例7における光学系の無限遠合焦時の収差図である。
実施例8における光学系の無限遠合焦時の断面図である。
実施例8における光学系の無限遠合焦時の収差図である。
実施例9における光学系の無限遠合焦時の断面図である。
実施例9における光学系の無限遠合焦時の収差図である。
実施例10における光学系の無限遠合焦時の断面図である。
実施例10における光学系の無限遠合焦時の収差図である。
実施例11における光学系の無限遠合焦時の断面図である。
実施例11における光学系の無限遠合焦時の収差図である。
実施例12における光学系の無限遠合焦時の断面図である。
実施例12における光学系の無限遠合焦時の収差図である。
実施例13における光学系の無限遠合焦時の断面図である。
実施例13における光学系の無限遠合焦時の収差図である。
各実施例における光学系を備えた撮像装置の概略図である。
各実施例における光学系を備えた投影装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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