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公開番号
2025115532
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010038
出願日
2024-01-26
発明の名称
水洗大便器装置
出願人
TOTO株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E03D
1/26 20060101AFI20250731BHJP(上水;下水)
要約
【課題】水洗大便器本体に複数の部材を位置決めして固定することができる水洗大便器装置を提供する。
【解決手段】本発明は、洗浄水タンク(12c)に貯留された洗浄水により洗浄を行う水洗大便器装置(1)であって、ボウル部(2a)及びこのボウル部を洗浄するための洗浄水を流入させる流入口(2f)が形成された陶器製の水洗大便器本体(2)と、この水洗大便器本体の後部に設けられた第1取付部(2g)を介して固定されると共に、流入口と整合する給水開口(14b)が設けられた給水部固定部材(14)と、水洗大便器本体の後部に第2取付部(2h)を介して給水部固定部材の上方に固定される上側部材と、を有し、給水部固定部材と上側部材は、これらを貫通して延びる結合部材(20)によって互いに結合され、給水部固定部材又は上側部材に設けられた結合部材を通すための固定穴(14f)は長穴にされていることを特徴としている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
洗浄水タンクに貯留された洗浄水により洗浄を行う水洗大便器装置であって、
ボウル部及びこのボウル部を洗浄するための洗浄水を流入させる流入口が形成された陶器製の水洗大便器本体と、
この水洗大便器本体の後部に、上記水洗大便器本体に設けられた第1取付部を介して固定されると共に、上記水洗大便器本体の上記流入口と整合する給水開口が設けられた給水部固定部材と、
上記水洗大便器本体の後部に、上記水洗大便器本体に設けられた第2取付部を介して上記給水部固定部材の上方に固定される上側部材と、
を有し、
上記給水部固定部材と上記上側部材は、上記給水部固定部材及び上記上側部材を貫通して延びる結合部材によって互いに結合され、上記給水部固定部材又は上記上側部材に設けられた上記結合部材を通すための固定穴は長穴にされていることを特徴とする水洗大便器装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
上記給水部固定部材の上には洗浄水タンクが載置され、上記給水部固定部材の上記給水開口には、上記給水部固定部材と上記水洗大便器本体の間の水密性を確保するためのシール部材が配置されている請求項1記載の水洗大便器装置。
【請求項3】
上記上側部材の少なくとも一部は、上記水洗大便器本体に取り付けられた状態で、水洗大便器装置の外観の一部を構成する請求項1又は2に記載の水洗大便器装置。
【請求項4】
上記給水部固定部材又は上記上側部材に設けられた固定穴の、幅方向長さに対する前後方向長さの比は、上記水洗大便器本体の、幅方向長さに対する前後方向長さの比よりも大きい請求項1記載の水洗大便器装置。
【請求項5】
上記水洗大便器本体の上記流入口は、上記水洗大便器本体の前後方向において、上記給水部固定部材を固定するための上記第1取付部と、上記上側部材を固定するための上記第2取付部の間に設けられている請求項1記載の水洗大便器装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水洗大便器装置に関し、特に、洗浄水タンクに貯留された洗浄水により洗浄を行う水洗大便器装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2021-173035号公報(特許文献1)には、便器装置が記載されている。この便器装置においては、便器本体後部に機能部が配置されている。即ち、陶器製の便器本体の後部に、局部洗浄装置等を含む機能部が固定されている。ここで、陶器製の便器本体には、比較的大きな製造上の寸法公差があり、便器本体と機能部を接続する固定部には、便器本体の寸法公差を吸収するための構造が採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-173035号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の発明のように、局部洗浄装置等を含む機能部を便器本体に固定する構造の便器装置では、機能部が、便器装置の外観の一部を構成する場合には、陶器製の便器本体の外形と、機能部の外形が整合するように、正確に機能部を便器本体に位置決めし、固定することが望ましい。一方、機能部の他、便器本体を洗浄するための洗浄水タンクを備えている便器装置においては、洗浄水タンクに設けられた排水口と、便器本体の側に設けられた洗浄水を流入させるための流入口も正確に整合させる必要がある。このように、陶器製の便器本体に比較的精密な位置決めが必要となる2つの部材を取り付ける必要がある場合、便器本体の比較的大きな寸法公差を吸収して、両方の部材を正確に取り付けることが困難となる。
【0005】
従って、本発明は、陶器製の水洗大便器本体に、複数の部材を位置決めして固定することができる水洗大便器装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明は、洗浄水タンクに貯留された洗浄水により洗浄を行う水洗大便器装置であって、ボウル部及びこのボウル部を洗浄するための洗浄水を流入させる流入口が形成された陶器製の水洗大便器本体と、この水洗大便器本体の後部に、水洗大便器本体に設けられた第1取付部を介して固定されると共に、水洗大便器本体の流入口と整合する給水開口が設けられた給水部固定部材と、水洗大便器本体の後部に、水洗大便器本体に設けられた第2取付部を介して給水部固定部材の上方に固定される上側部材と、を有し、給水部固定部材と上側部材は、給水部固定部材及び上側部材を貫通して延びる結合部材によって互いに結合され、給水部固定部材又は上側部材に設けられた結合部材を通すための固定穴は長穴にされていることを特徴としている。
【0007】
このように構成された本発明によれば、水洗大便器本体の流入口と給水部固定部材の給水開口が整合するように、給水部固定部材が水洗大便器本体の第1取付部に固定され、給水部固定部材の上方に、上側部材が、水洗大便器本体の第2取付部に固定される。さらに、給水部固定部材と上側部材は、これらに設けられた固定穴を通して延びる結合部材によって互いに結合される。このように、水洗大便器本体の第1取付部に固定された給水部固定部材と、第2取付部に固定された上側部材を互いに結合することで、これらの部材を、より強固に水洗大便器本体に固定することができる。さらに、給水部固定部材又は上側部材に設けられた固定穴は長穴にされているので、水洗大便器本体の第1取付部と第2取付部の相対位置に誤差がある場合でも、それを吸収して、給水部固定部材と上側部材を互いに結合することができる。
【0008】
本発明において、好ましくは、給水部固定部材の上には洗浄水タンクが載置され、給水部固定部材の給水開口には、給水部固定部材と水洗大便器本体の間の水密性を確保するためのシール部材が配置されている。
【0009】
このように構成された本発明によれば、給水部固定部材の給水開口と水洗大便器本体の流入口が整合されているので、給水部固定部材と水洗大便器本体の間に配置されたシール部材を確実に機能させることができ、給水部固定部材と水洗大便器本体の間の水密性を確実に担保することができる。
【0010】
本発明において、好ましくは、上側部材の少なくとも一部は、水洗大便器本体に取り付けられた状態で、水洗大便器装置の外観の一部を構成する。
(【0011】以降は省略されています)
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