TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025115596
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010138
出願日2024-01-26
発明の名称電動乗用田植機
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01C 11/02 20060101AFI20250731BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】本発明は、バッテリーを搭載する電動乗用田植機において、重量の重いバッテリーを走行車体の安定した位置に配置し、バッテリーやモータの発熱を防いで長時間の苗移植作業を行える電動田植機とすることを課題とする。
【解決手段】操向前輪1,1で操向し車軸駆動モータ2M,2Mで駆動する後輪2,2で走行する走行車体3に操縦装置9と操縦席5を設け、その後部に苗移植装置4を装着し、走行車体3の左右側部に施肥機7,7を搭載した電動乗用田植機において、操縦席5と苗移植装置4の間で走行車体3にバッテリー6を配置搭載し、操縦席5の下部には冷却装置10を設け、該冷却装置10で取り込む外気を前記バッテリー6や車軸駆動モータ2M及び施肥機7,7に吹き付けて冷却することを特徴とする電動乗用田植機とする。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
操向前輪(1,1)で操向し車軸駆動モータ(2M,2M)で駆動する後輪(2,2)で走行する走行車体(3)に操縦装置(9)と操縦席(5)を設け、その後部に苗移植装置(4)を装着し、走行車体(3)の左右側部に施肥機(7,7)を搭載した電動乗用田植機において、操縦席(5)と苗移植装置(4)の間で走行車体(3)にバッテリー(6)を配置搭載し、操縦席(5)の下部には冷却装置(10)を設け、該冷却装置(10)で取り込む外気を前記バッテリー(6)、車軸駆動モータ(2M,2M)及び施肥機(7,7)に吹き付けて冷却することを特徴とする電動乗用田植機。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
冷却装置(10)の送風をバッテリー(6)と施肥機(7,7)に分配調整する送風切換弁(11)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電動乗用田植機。
【請求項3】
操縦席(5)を設ける走行車体(3)の座席部(3B)前に遮壁(10B)を設けその左右側部に冷却装置(10)への外気を入れる吸気壁(10A)を設け、冷却装置(10)の後部に送風切換弁(11)を設けたことを特徴とする請求項2に記載の電動乗用田植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場で苗を移植する苗移植機を装着した乗用田植機で、バッテリーの電力でモータを駆動して走行する電動乗用田植機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
圃場内を走行しながら苗を移植する乗用田植機で、バッテリーの電力でモータを駆動して走行する電動乗用田植機は、特開2020-89298号公報に記載され、苗の移植と同時に施肥を行う施肥乗用田植機が特許第6497379号公報に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-89298号公報
特許第6497379号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記の電動田植機は前輪を駆動するモータに電力を供給するバッテリーと後輪を駆動するモータに電力を供給するバッテリーをそれぞれ設けているが、使用中に発熱するバッテリーを冷却する手段が記載されていない。また、前記の施肥乗用田植機は、走行車体の左右に設ける肥料タンクから苗移植装置に肥料を供給するようにしたエンジン駆動の田植機である。
【0005】
電動田植機に使用するバッテリーは重量物で走行車体の安定した位置に搭載する必要があり、バッテリーは使用中に発熱劣化して再充電能力が低下したり加熱で発火したりする危険性がある。また、使用するモータの過熱によってコイルの焼損や部品の焼き付きが発生する可能性もある。
【0006】
本発明は、バッテリーを搭載する電動乗用田植機において、重量の重いバッテリーを走行車体の安定した位置に配置して、バッテリーやモータの過熱を防いで長時間の苗移植作業を行える電動乗用田植機とすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【0008】
請求項1の発明は、操向前輪1,1で操向し車軸駆動モータ2M,2Mで駆動する後輪2,2で走行する走行車体3に操縦装置9と操縦席5を設け、その後部に苗移植装置4を装着し、走行車体3の左右側部に施肥機7,7を搭載した電動乗用田植機において、操縦席5と苗移植装置4の間で走行車体3にバッテリー6を配置搭載し、操縦席5の下部には冷却装置10を設け、該冷却装置10で取り込む外気を前記バッテリー6や車軸駆動モータ2M及び施肥機7,7に吹き付けて冷却することを特徴とする電動田植機とする。
【0009】
請求項2の発明は、冷却装置10の送風をバッテリー6と施肥機7,7に分配調整する送風切換弁11を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電動田植機とする。
【0010】
請求項3の発明は、操縦席5を設ける走行車体3の座席部3B前側に遮壁10Bを設けその左右側部に冷却装置10への外気を入れる吸気壁10Aを設け、冷却装置10の後部に送風切換弁11を設けたことを特徴とする請求項2に記載の電動田植機とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

井関農機株式会社
移植機
1か月前
井関農機株式会社
田植機
6日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
精米設備
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
苗移植機
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
調製設備
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
6日前
井関農機株式会社
作業車両
6日前
井関農機株式会社
農作業機
12日前
井関農機株式会社
コンバイン
1か月前
井関農機株式会社
乗用草刈機
1か月前
井関農機株式会社
圃場作業機
1か月前
井関農機株式会社
コンバイン
7日前
井関農機株式会社
コンバイン
1か月前
井関農機株式会社
籾摺選別機
1か月前
井関農機株式会社
施肥作業機
1か月前
井関農機株式会社
コンバイン
1か月前
井関農機株式会社
コンバイン
1か月前
井関農機株式会社
乗用草刈機
1か月前
井関農機株式会社
乗用型田植機
1か月前
井関農機株式会社
水田除草装置
10日前
井関農機株式会社
歩行型管理機
1か月前
井関農機株式会社
充電システム
19日前
井関農機株式会社
乗用型田植機
11日前
続きを見る