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公開番号
2025116182
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025092425,2023572323
出願日
2025-06-03,2022-01-07
発明の名称
制御装置、制御方法、無線通信システム、及びプログラム
出願人
NTT株式会社
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04W
88/12 20090101AFI20250731BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】無線基地局における通信を適切に救済する。
【解決手段】特定エリアの通信を救済する救済キャリアとそのアンテナチルト角を決定する制御装置であって、複数のエリアをまとめて単一の集約エリアを生成するエリア集約部と、前記集約エリアに対する複数の救済キャリアを選定する救済キャリア選定部と、前記複数の救済キャリアにおける複数のアンテナチルト角を最適化するチルト角決定部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
特定エリアの通信を救済する救済キャリアとそのアンテナチルト角を決定する制御装置であって、
複数のエリアをまとめて単一の集約エリアを生成するエリア集約部と、
前記集約エリアに対する複数の救済キャリアを選定する救済キャリア選定部と、
前記複数の救済キャリアにおける複数のアンテナチルト角を最適化するチルト角決定部と、
を備える制御装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記救済キャリア選定部は、前記集約エリアの重心から近い順に選択した各基地局における最低周波数のキャリアを救済キャリアとして選定する
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記チルト角決定部は、救済キャリアのカバーエリアサイズをペナルティ項として含む目的関数を用いて、前記最適化を実行する
請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記チルト角決定部は、前記集約エリアについてのエリアカバー率、前記集約エリア中の重要エリアについての重要エリアカバー率、及び、前記救済キャリアのカバーエリアサイズを含む前記目的関数を用いて、前記最適化を実行する
請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載の前記制御装置と、前記制御装置により決定された救済キャリアとアンテナチルト角を用いて通信を行う無線基地局と
を備える無線通信システム。
【請求項6】
特定エリアの通信を救済する救済キャリアとそのアンテナチルト角を決定する制御装置が実行する制御方法であって、
複数のエリアをまとめて単一の集約エリアを生成するエリア集約ステップと、
前記集約エリアに対する複数の救済キャリアを選定する救済キャリア選定ステップと、
前記複数の救済キャリアにおける複数のアンテナチルト角を最適化するチルト角決定ステップと、
を備える制御方法。
【請求項7】
コンピュータを、請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載の制御装置における各部として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体通信ネットワークにおける無線基地局の故障により通信不可となったエリアを救済する技術に関連するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
無線基地局が自然災害等に起因して故障すると、その基地局がカバーしていたエリアで通信障害が発生する。無線通信には高い可用性が求められるため、数分程度の短い時間での復旧が求められる。
【0003】
これに対して、障害が発生したエリア(障害エリア)の周辺にある基地局のアンテナにおける、特定の周波数帯のビーム(キャリア)の俯角(チルト角)を変更し、障害エリアをカバーする(救済する)ことで、障害から復旧させる技術が検討されている(例えば、非特許文献1)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
岩本真尚, 鈴木晃人, 原田薫明, "障害エリアの早期復旧のためのアンテナチルト角制御手法," 信学会ソサイエティ大会, B-7-6, 2020年9月.
J. Kennedy and R. Eberhart, "Particle swarm optimization," Proceedings of ICNN'95 - International Conference on Neural Networks, 1995, pp. 1942-1948 vol.4, doi: 10.1109/ICNN.1995.488968.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、障害エリアの救済のための従来技術では、無線基地局の故障により生じる障害エリアをカバーしきれない場合、障害エリアに対する早急な救済ができない場合、十分にカバーできたとしても、通信品質が低くなってしまう場合などが発生する可能性があった。すなわち、従来技術では、無線基地局の故障により生じる障害エリアを適切に救済できない場合があるという課題があった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、無線基地局の故障により生じる障害エリアを適切に救済することを可能とする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
開示の技術によれば、特定エリアの通信を救済する救済キャリアとそのアンテナチルト角を決定する制御装置であって、
隣接する複数のエリアをまとめて単一の集約エリアを生成するエリア集約部と、
前記集約エリアに対する複数の救済キャリアを選定する救済キャリア選定部と、
前記複数の救済キャリアにおける複数のアンテナチルト角を同時に最適化するチルト角決定部と、
を備える制御装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
開示の技術によれば、無線基地局の故障により生じる障害エリアを適切に救済することを可能とする技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態におけるシステムの構成図である。
無線基地局制御装置の構成図である。
無線基地局制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
d
max
、d
min
を示す図である。
2つの扇型を示す図である。
装置のハードウェア構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
(【0011】以降は省略されています)
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