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公開番号
2025117868
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012831
出願日
2024-01-31
発明の名称
プログラムの生成方法、プログラム、記録媒体、制御装置およびプログラム生成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G05B
23/02 20060101AFI20250805BHJP(制御;調整)
要約
【課題】 従来よりも作業者の負担を軽減可能なプログラムの生成方法を提供する。
【解決手段】 容器と、前記容器と接続される配管を有する制御対象装置に流体を流すプログラムを生成する方法である。処理部が、まず、第1の動作工程が始まる前の容器に貯留された流体の量に関する情報と、第1の動作工程に関する情報を取得する。次いで、第1の動作工程の後の第2の動作工程において、容器が流体が流れる流路の始点になるか否かを決定する。次いで、容器が流路の始点になる場合、容器を始点とした流体が流れる第2の動作工程における流路を生成する。そして、制御対象装置の第2の動作工程における動作プログラムを生成する。
【選択図】 図10
特許請求の範囲
【請求項1】
容器と、前記容器と接続される配管を有する制御対象装置に流体を流すプログラムを生成する方法であって、
処理部が、
第1の動作工程が始まる前の前記容器に貯留された前記流体の量に関する情報と、前記第1の動作工程に関する情報を取得し、
前記第1の動作工程の後の第2の動作工程において、前記容器が前記流体が流れる流路の始点になるか否かを決定し、
前記容器が前記流路の始点になる場合、前記容器を始点とした前記流体が流れる前記第2の動作工程における流路を生成し、
前記制御対象装置の前記第2の動作工程における動作プログラムを生成することを特徴とするプログラムの生成方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記処理部が、前記容器が前記流路の始点になる場合、前記容器を始点とした前記流体が流れる前記第2の動作工程における流路を生成する前に、前記第2の動作工程が始まる前に貯留された前記流体の量に関する情報を表示部に表示させる請求項1に記載のプログラムの生成方法。
【請求項3】
前記処理部が、前記表示部に表示させる前記容器のシンボルを、前記容器が始点にならない場合のシンボルと異なる態様で表示部に表示させる請求項2に記載のプログラムの生成方法。
【請求項4】
前記処理部が、前記容器を始点とした前記流体が流れる前記第2の動作工程における流路を生成する前に、前記第2の動作工程が始まる前に貯留された前記流体の量とともに前記流体の種類に関する情報を表示部に表示させる請求項2に記載のプログラムの生成方法。
【請求項5】
前記処理部が、前記容器を始点とした前記流体が流れる前記第2の動作工程における流路を生成する前に、前記第2の動作工程が始まる前に貯留された前記流体の量とともに前記流体の温度に関する情報を表示部に表示させる請求項2に記載のプログラムの生成方法。
【請求項6】
前記処理部が、前記容器を始点とした前記流体が流れる前記第2の動作工程における流路を生成する前に、前記第2の動作工程が始まる前に貯留された前記流体の量とともに前記流体が気体または液体のいずれかであるかに関する情報を表示部に表示させる請求項2に記載のプログラムの生成方法。
【請求項7】
前記処理部が、前記容器を始点とした前記流体が流れる前記第2の動作工程における流路を生成する前に、前記第2の動作工程が始まる前に貯留された前記流体の量とともに前記流体の攪拌状態に関する情報を表示部に表示させる請求項2に記載のプログラムの生成方法。
【請求項8】
前記処理部が、前記動作プログラムを生成する前に、前記容器を始点とした前記流体が流れる流路を表示部に表示させる請求項1に記載のプログラムの生成方法。
【請求項9】
請求項1乃至8のいずれか1項に記載のプログラムの生成方法によって生成されたプログラム。
【請求項10】
請求項9に記載のプログラムを記録したコンピュータにより読み取り可能な記録媒体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、プログラムの生成方法、プログラム、記録媒体、制御装置およびプログラム生成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、水処理システムや化学プラントをはじめとする流体を取り扱う分野では、ポンプ、バルブ、容器(タンク)、配管、反応槽などからなる流路構造を備えた装置(制御対象装置)が知られている。こうした装置を設計する際には、一般的に配管計装図あるいはP&ID(Piping and Instrumentation Diagram)と呼ばれる図面を作成する。一般的に配管計装図では、配管は線で、その他の各種機器は図形で表現され、線と図形を接続させたり重ねたりして流路構造が表現される。配管計装図で用いられる線や図形は、シンボルと呼ばれる。また、こうした装置では、流体材料を用いて種々の化学的処理や物理的処理が実行されるが、その処理内容に応じて流体材料の流路を適時に開閉あるいは変更する必要がある。装置の動作を自動化するためには、ポンプやバルブなどの動作をコンピュータにより制御可能な装置構成にして、コンピュータが実行する制御プログラムを生成して、予め準備する必要がある。
【0003】
ところで、こうした装置の制御プログラムの作成や実装を全て人手で行うと、長い時間を要したり、ミスが発生し易くなるという問題がある。
【0004】
そこで、特許文献1には、入出力信号リストとシーケンスフローを定義した設定データをもとに、自動で制御プログラムを実装する手法が公開されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-198237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、近年では、こうした装置の多機能化や処理内容の複雑化が進んでいるが、ある動作工程において、複数のタンクが流路の始点となりうる場合は、作業者がその前の動作工程を解析し、流路の始点を決定する必要があった。したがって、複数のタンクが流路の始点となりうるような条件において自動で制御プログラムを実装するには、作業者の負担が大きかった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための第一の態様は、容器と、前記容器と接続される配管を有する制御対象装置に流体を流すプログラムを生成する方法であって、処理部が、第1の動作工程が始まる前の前記容器に貯留された前記流体の量に関する情報と、前記第1の動作工程に関する情報を取得し、前記第1の動作工程の後の第2の動作工程において、前記容器が前記流体が流れる流路の始点になるか否かを決定し、前記容器が前記流路の始点になる場合、前記容器を始点とした前記流体が流れる前記第2の動作工程における流路を生成し、前記制御対象装置の前記第2の動作工程における動作プログラムを生成することを特徴とするプログラムの生成方法である。
【0008】
上記課題を解決するための第二の態様は、容器と、前記容器と接続される配管を有する制御対象装置に流体を流すプログラムを生成するプログラム生成装置であって、第1の動作工程が始まる前の前記容器に貯留された前記流体の量に関する情報と、前記第1の動作工程に関する情報を取得し、前記第1の動作工程の後の第2の動作工程において、前記容器が前記流体が流れる流路の始点になるか否かを決定する貯留判別部と、前記容器が前記流路の始点になる場合、前記容器を始点とした前記流体が流れる前記第2の動作工程における流路を生成する流路形成部と、前記制御対象装置の前記第2の動作工程における動作プログラムを生成する制御プログラム生成部と、を備えることを特徴とするプログラム生成装置である。
【0009】
上記課題を解決するための第三の態様は、容器と、前記容器と接続される配管を有する制御対象装置に流体を流すプログラムを生成する方法であって、処理部が、第1の動作工程が始まる前の前記容器に貯留された前記流体の量に関する情報と、前記第1の動作工程に関する情報を取得し、前記第1の動作工程の後の第2の動作工程において、前記容器が前記流体が流れる流路の始点になるか否かを決定し、前記容器が前記流路の始点になる場合、前記容器を始点とした前記流体が流れる前記第2の動作工程における流路を生成し、前記流路を表示部に表示させることを特徴とするプログラムの生成方法である。
【発明の効果】
【0010】
上記解決手段によれば、従来よりも作業者の負担を軽減可能なプログラムの生成方法およびプログラム生成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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