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公開番号2025118406
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013717
出願日2024-01-31
発明の名称日射量把握システム、端末装置、日射量把握プログラム及び日射量把握方法
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人キュリーズ
主分類G01C 21/34 20060101AFI20250805BHJP(測定;試験)
要約【課題】浴びるべき又は浴びてよい日射量について把握することのできる日射量把握システム、端末装置、日射量把握プログラム及び日射量把握方法を提供する。
【解決手段】日射量把握システムは、計測された日射量を取得する日射量取得部と、一日に浴びるべき又は浴びてよい日射量である推奨日射量を算出すると共に、日射量取得部により取得された日射量に基づいて、一日において既に浴びている合計日射量を算出する日射量算出部と、推奨日射量と合計日射量とを比較し、推奨日射量の値の方が大きい場合に、推奨日射量と合計日射量との差を、残りの推奨日射量である残推奨日射量として表示する日射量表示部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
日射量把握システムであって、
計測された日射量を取得する日射量取得部と、
前記日射量把握システムの利用者が一日に浴びるべき又は浴びてよい日射量である推奨日射量を算出し、前記日射量取得部により取得された日射量に基づいて、前記利用者が一日において既に浴びている合計日射量を算出する日射量算出部と、
前記推奨日射量と前記合計日射量とを比較し、前記推奨日射量の値の方が大きい場合に、前記推奨日射量と前記合計日射量との差を、残りの前記推奨日射量である残推奨日射量として表示する日射量表示部と、を備える日射量把握システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
地図情報に基づいて算出された出発地から目的地までの経路の情報を取得し、表示する経路表示部を更に備え、
前記日射量算出部は、少なくとも気象情報に基づいて、前記経路において浴びる日射量である経路推定日射量を算出し、
前記経路表示部は、前記経路と共に、前記経路推定日射量についての前記推奨日射量と関連する情報が示される経路情報表示を行う、請求項1に記載の日射量把握システム。
【請求項3】
前記日射量算出部は、前記経路の途中である現在地を取得し、前記現在地から前記目的地までの複数の経路のそれぞれにおいて浴びる日射量である複数の現在地経路推定日射量を算出し、
前記経路表示部は、前記経路情報表示において、前記現在地経路推定日射量と前記残推奨日射量との比較に基づく情報を示す請求項2に記載の日射量把握システム。
【請求項4】
前記日射量算出部は、更に前記一日の太陽位置情報及び建物形状情報に基づいて、前記経路推定日射量を算出する、請求項2に記載の日射量把握システム。
【請求項5】
前記日射量算出部は、複数の前記経路それぞれに対して前記経路推定日射量を算出し、
前記経路情報表示は、経路、歩く速さ、及び歩く時間についての提案のすくなくとも一つと共に表示される、請求項2に記載の日射量把握システム。
【請求項6】
前記経路の算出の際に参照される条件として、前記経路推定日射量の範囲、移動距離の範囲、移動時間の範囲、及び移動速度の目安のいずれかを設定する条件設定部を更に備え、
前記日射量算出部は、前記条件設定部により設定された条件を満たす複数の前記経路を取得し、複数の前記経路それぞれに対して前記経路推定日射量を算出する、請求項2に記載の日射量把握システム。
【請求項7】
前記条件設定部は、更に、睡眠改善、骨密度強化又はスキンケアのいずれか一つの項目について、より改善される条件を設定し、
前記睡眠改善、前記骨密度強化及び前記スキンケアに係る条件は、セロトニン分泌量、ビタミンD合成量及び紫外線暴露量の少なくとも一つがより改善されるような条件として設定される、請求項6に記載の日射量把握システム。
【請求項8】
前記日射量算出部は、睡眠改善、骨密度強化又はスキンケアのいずれか一つの項目について、より改善される前記推奨日射量を算出し、
前記睡眠改善、前記骨密度強化及び前記スキンケアに係る前記推奨日射量は、セロトニン分泌量、ビタミンD合成量及び紫外線暴露量の少なくとも一つを考慮して算出される、請求項1に記載の日射量把握システム。
【請求項9】
一日に浴びるべき又は浴びてよい日射量である推奨日射量の方が、前記一日において既に浴びている合計日射量よりも大きい場合に、前記推奨日射量と前記合計日射量との差を、残りの前記推奨日射量である残推奨日射量として表示する日射量表示部を、備える端末装置。
【請求項10】
地図情報に基づいて算出された出発地から目的地までの経路の情報、及び少なくとも気象情報に基づいて算出された前記経路において浴びる日射量である経路推定日射量について、前記推奨日射量と関連づけた情報が示される経路情報表示を行うと共に、前記経路を表示する経路表示部を更に備える、請求項9に記載の端末装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、日射量把握システム、端末装置、日射量把握プログラム及び日射量把握方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
太陽の光を浴びることが健康に多くの利点があることが知られている。
【0003】
特許文献1には、ユーザの睡眠の質を高めるように、当該ユーザが起床時刻から入床時刻(就床時刻)までの間に実行する生活イベント(食事、入浴、飲酒、喫煙、運動、仮眠等)の推奨時刻を決定し、決定した生活イベントの推奨時刻に基づいてユーザに対する推奨スケジュールを決定するシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-201642号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
人間の体は、地球の自転による24時間周期に合わせて、体温、血圧、及びホルモンの分泌等の基本的な働きを変化させている。この約24時間周期のリズムをサーカディアンリズム(概日リズム)という。ここで、人間が浴びた光量、特に、太陽光の光量は、サーカディアンリズムに大きな影響を与える。しかしながら、人がどれくらいの日差しを浴びた方がよいのか、普段の生活において把握することは難しかった。
【0006】
本発明は、浴びるべき又は浴びてよい日射量について把握することのできる日射量把握システム、端末装置、日射量把握プログラム及び日射量把握方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の日射量把握システムは、計測された日射量を取得する日射量取得部と、一日に浴びるべき又は浴びてよい日射量である推奨日射量を算出すると共に、前記日射量取得部により取得された日射量に基づいて、前記一日において既に浴びている合計日射量を算出する日射量算出部と、前記推奨日射量と前記合計日射量とを比較し、前記推奨日射量の値の方が大きい場合に、前記推奨日射量と前記合計日射量との差を、残りの前記推奨日射量である残推奨日射量として表示する日射量表示部と、を備える日射量把握システムである。
【0008】
本開示の端末装置は、一日に浴びるべき又は浴びてよい日射量である推奨日射量の方が、前記一日において既に浴びている合計日射量よりも大きい場合に、前記推奨日射量と前記合計日射量との差を、残りの前記推奨日射量である残推奨日射量として表示する日射量表示部を、備える端末装置である。
【0009】
本開示の日射量把握プログラムは、一日に浴びるべき又は浴びてよい日射量である推奨日射量の方が、前記一日において既に浴びている合計日射量よりも大きい場合に、前記推奨日射量と前記合計日射量との差を、残りの前記推奨日射量である残推奨日射量として表示する日射量表示工程を、コンピュータに実行させるための日射量把握プログラムである。
【0010】
本開示の日射量把握方法は、一日に浴びるべき又は浴びてよい日射量である推奨日射量を算出し、計測された日射量を取得し、取得された日射量に基づいて、前記一日において既に浴びている合計日射量を算出し、前記推奨日射量と前記合計日射量とを比較し、前記推奨日射量の値の方が大きい場合に、前記推奨日射量と前記合計日射量との差を、残りの前記推奨日射量である残推奨日射量として表示する日射量把握方法である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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